【検証】フェイスシールド + プロジェクターで「空中投影」に挑戦してみた / 見える! 浮いて見えるぞッ!!



オンラインでミーティングや飲み会ができるとはいえ、やはり友人知人に会えないのは寂しいものだ。せめて、その姿を身近に感じたい。在宅勤務が始まってすぐに、私(佐藤)はそう考えた。映画『スターウォーズ』に出てきたホログラムみたいなものがあれば、存在を感じられるのではないか?

最近、モバイルプロジェクターをレンタルした私は、とてもいいアイディアが浮かんだ! それは、顔を覆う「フェイスシールド」に映像を投影するというものだ。実際にチャレンジしてみたところ、想像よりもずっと上手く行ったぞ!!

・「ペッパーズゴースト」に挑戦
私が借りたのは、「ASUS ZenBeam E1」という手のひらサイズのプロジェクターだ。やや光量が弱く、日中は見るのに物足りない感じがするのだが、近距離に映像を映すのには十分な明るさである。これを使って、フェイスシールドに動画を映してみたいと思う。いわゆる「空中投影」というヤツだ。

できるだけ手間とお金をかけたくなかったので、100均で紙製のブックスタンドと黒の画用紙、それに念のために買っておいたフェイスシールドを準備。

今回試すのは、「ペッパーズゴースト」と呼ばれる錯視トリックのひとつ。板ガラスや透明のアクリル板に映像を投影し、浮き出て見えるようにするものだ。投影の角度は45度と言われているので、それに近い角度のブックスタンドを用意した。元の商品は白色。白だと光を反射してしまう可能性があるため、画用紙を貼り付けて黒色にした。

これにフェイスシールドを載せて、半分の準備が完了。問題はココからだ。

・角度と距離が難しい!
シールドに上手く投影できなければ、映像をキレイに見ることはできない。角度と距離、それから焦点の微妙な調整が必要になる。これが難しい。できれば、スターウォーズ・エピソード4でR2-D2がレイア姫の画を見せたような、人物映像を浮き上がらせてみたい。

ということで、事前に自分の等身映像を準備。後ろに余計なものを入れたくないので、白い壁の前で撮影した。

プロジェクターをセットし、何度も何度もシールドに近づいたり離れたりして投影してみたのだが、これがなかなかいい具合に行かない。焦点が合ったり合わなかったり、映像が整ったり歪んだりで、試行錯誤の連続である。う~ん……。なぜちょうど良くならないのか?

挑戦開始から30分。あることに気が付いた。背景が白いのは良くない。シールドの向こう側に映った像の方が、鮮明になってしまっているじゃないか

それにも増して辛かったのが、プロジェクターの位置を決めることだ。三脚に据えたものの、角度が定まらない。仕方なく手に持った状態で投影しつつ、その様子をスマホで撮影。もっといい方法あるんじゃないの?

たぶん、もっとシンプルな方法があるんじゃないの? 正解があるなら、誰か教えて! ワシャ、この姿勢が辛い……

・創意工夫で何とか成功!
挑戦には失敗がつきもの。なぜ上手くいかないのか? それを考えられるから、人は成長していくものだ。私も進む! 前へ前へと進んでいく!! 後ろなんか見ない! 明るい日と書くから「明日」なんだ! ということで、さっきの反省を踏まえ、まずは映像の背景色を抜いて黒バックにした。

そして、正面から投影する方法を見直し、シールドの裏から投影する方法に切り替えてみた。すると……。これが上手く行ったのである! やった! プロジェクターの反射光も目に入らないから見やすいぞ!

裏から投影すると、焦点距離の関係で小さい映像になってしまうのがちょっと残念。今回は人物像を投影することに挑んだが、当サイトのように発色の強い画だと、よりはっきりと見ることができるようだ。

いずれ新型コロナウイルスの影響が落ち着いた後に、フェイスシールドを持て余していたら、空中投影に挑んでみるのもいいかもしれない。そんな日が、1日でも早く来てくれることを願うばかりだ

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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