犯人を追う警察犬の所属部署は「鑑識課」だった

ラジオライフ.com

2020/5/21 16:05


警察の「鑑識課」の仕事は思っている以上に多岐にわたります。ドラマや映画でおなじみの指紋照合やモンタージュ写真などは、もちろん鑑識課の仕事。おなじみの検視官や警察犬もなんと鑑識課に所属しています。鑑識課の専門係は10以上も存在。知られざる鑑識課のお仕事を見ていきましょう。

犯人を追う警察犬の所属部署は「鑑識課」だった

鑑識課には検視官という役職もある


警察の鑑識課は刑事部に属していますが、他の課とは独立した部署となっています。鑑識課員は、立場的には捜査第1課や捜査第2課の刑事などと同等なのです。

鑑識には、被害者の死因を見極める「検視官」という役職もあります。本来、死亡を判定するのは医師の仕事ですが、医師が死亡診断書を書けるのは、死亡から24時間以内に医師にかかっていた場合に限られるのです。

例えば自宅で亡くなった場合、前日に医者に行ってなければ「変死」扱いとなり、検視が必要になります。そういった場合、検視官が死亡の種類を判定して事件性の有無を確認し、監察医が死因を認定するのです。

警察犬の管理は鑑識課の警察犬係


鑑識課には他にも、モンタージュ写真を作る「特殊写真係」や指紋の照合をする「指紋照合係」などがあり、専門の機器や薬剤を使って作業を行います。また、鑑識課には「警察犬」も所属しています。「警察犬係」の主な任務は警察犬の管理と運用です。

警察犬の主な活動は、現場に残された遺留品の臭いから、その足取りを追ったり、行方不明になった人の臭いを辿り探し当てる「足跡追及活動」、遺留品の臭いと容疑者が一致するかどうかを調べる「臭気選別活動」、一定の地域内から人や物を探す「捜索活動」です。

警察犬の犬種はシェパードが最も多く、他にはドーベルマン、エアデール・テリア、コリー、ボクサー、ラブラドール・レトリバーが日本警察犬協会によって指定されています。2015年には殺処分寸前で保護されたトイプードルの「アンズ」が茨城県警で採用され、話題となりました。

当記事はラジオライフ.comの提供記事です。

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