新連載『ジャニオタですが何か?』 使い道に困った珍ジャニーズグッズ選手権

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催見送りまたは中止となってしまった数々のジャニーズコンサート。
なんとなんと!公演グッズのオンライン購入が可能になりましたね!

 

私自身、Sexy Zoneのコンサートに参加予定だったので嬉しいです。もちろん買います。財布のヒモ?ナンデスカソレ。

ちなみに他のグループのグッズも楽しく拝見してみましたが、近年のグッズは一時期よりも制作サイドが冷静さを取り戻しているような気がします。

グッズの個性においてはダントツでキスマイ先輩がこの時代のチャンピオンだと思っていたんですが、いつの間にやらすごく可愛くなっていたんですね……!

もう、この歳になると、5年くらいの時間って秒単位で過ぎていくので……。情報がアップデートできていませんでした、すみません。欲しいですグッズ(どさくさ)

 

1,買った記憶のないタワシ(キーホルダー)


2010年前後、ジャニーズグッズ界に君臨したマリモのようなタワシ(注:キーホルダー)

 

ある年はキーホルダーが軒並みマリモのようなタワシになり、ある年は非公式感あふれるイラストになるなど「せっかくの公式グッズなのに、お顔の使用禁止なの?」と、言い知れぬ不安を禁じ得なかった時代もありました。

もはやそのトンチキぶりすら愛せますし、買わないという選択肢はないんですけど。

グッズ売り場って記憶というか……「理性」をなくすんですよね。

「これはまぁ、買わないかな」ってものをなぜか買ってしまう。もはや買った記憶もほぼない。気付けばお金は減っていて、代わりにちゃんと、家にグッズがある。ホラー?ホラーなのかな?

 

2,ペンじゃないペンライト


(もはやペンじゃない)ペンライトは購入必至

 

なんだかんだ、ペンライト(以下ペンラ)は毎回買っています。家に何本あるんだろう。数えたことも、数えようとしたこともない。グッズにかけたお金や買った数を一度でも振り返ったらもう、立ち直れない気がします。

まあ、いいんです。お金を抱いては死ねないし。ジャニオタは前しか向いちゃダメだって、たしかケンティが言ってたし(言ってない)。

ペンラはもう、グッズというより必需品ですね。参加賞みたいなものです。コンサート開催おめでとう、ありがとうの合図です。モールス信号送ってます。

自担がいつか歳を重ね、ふと青春の日々を振り返ったとき、その瞳に映るペンラの海のひとつであれたら……オタクとしてこんなにも幸せなことはないです。

あと、ご存じのとおりKAT-TUNのペンラはいざというとき武器にもなるので、買っておいて損はないです。

 


攻撃も防御も可能な優れもの。さすがKAT-TUNさんです。

 

3,普段使いできないTシャツ

ちなみにTシャツやタオル、パーカーの類は、そもそも「買う」前提で生きています。

ツアーロゴならまだしもツアータイトルドーン!なタオル(帰りの電車内で、知らない人に読み上げられちゃうやつ)も、自担の顔ドーン!なTシャツも、自宅最寄り駅が近づくにつれ視線を集めまくるパーカーも、買います。

 

 

こちら?ええ、買います。理由ですか?そこにグッズがあるからです。

売る人がいるから、買う人がいます。私は、買うのが仕事です。絶対に普段使い出来なかろうと、輝く思い出とともにしまっておくから良いのです。

もちろん、ひとつひとつに思い出があります。コンサートに参加できることが奇跡だと、毎回思っています。落選したこともあれば、事情があって行けなかったこともある。グッズだけ買いに行くってことも、毎回出来るわけではないので。

今後はオンライン化も進みそうな気配ですし、グッズの買い方もまた変わるのかな。これまで、地域によってはグッズ購入が難しかった方もいると思うので、オンライン化は単純に嬉しいです。

とはいえ、長年”グッズ購入の高揚感込み”でコンサートだと、訓練されたオタクなので、オンライン化が進んでも当日また並びそうな気がします。

「オンラインで買った」っていう記憶を喪失して、意気揚々と列に並びそうな気がしますね。

 

まとめ お金よりも大切なものがここにはある

コンサート前にグッズを買うっていう、高揚感がそもそも危ない。自制のタガが容易く外れます。
購買欲をそそるための心理学的な戦術ですかね。

ときには長蛇の列に並ぶこともあります。暑い日、寒い日、雨の日……雪の日もあったな(遠い目)

並んで並んで、ようやくたどり着くオアシス。BGMはもちろん自軍の曲だし、なんか……自担がこっちを見て微笑んでいるし(うちわとか……写真とか……)、オタクは交感神経フルスロットル状態に陥ります。バイタル要注意です。

売り場では、後門に列整備のお兄さん、前門に売り子のお姉さん。

「場内での待ち合わせはお控えくださーい」
「奥のレーン空いてまーす」
「あと一歩つめてくださーい」

お兄さんは、拡声器を使ってどんどんどんどん、オタクを売り場へと流し込みます。「押すなよ、絶対に押すなよ」っていう、お兄さんとオタクの、心の攻防戦。

「〇〇くん売り切れましたー!」
「キーホルダー、完売でーす!」
「Tシャツ白、ラストです!!」

ここでもう、オタクの理性は飛びます。売り場にドボンです。お姉さんが悪いんです(人のせい)

お金よりも大事なものがあるなんて、オタクって幸せだなぁ(天を仰ぎながら)

こんな私でも、列に並んで、あと3人、あと2人……くらいまでは「今日はパンフレットだけにしとこう」って思うんですけど。

いざ自分の番になると口が勝手に「……あーっと……ペンケースください!!」とか言っちゃう。そういうときだけ、噛まずに言えちゃう。あと、思いもよらないグッズほど買っちゃう。きっと深層心理。

最近はクレカ決済が可能になりましたけど、グッズ売り場では信じられないほどお金の扱いが粗雑になるのも、衝動買いの原因だと思います。

先ほども言ったように、お兄さんの怒涛の整備が続きますから、用が済んだオタクは早めにその場を立ち去らねばならない。

グッズをカバンにしまうヒマもなければ、おつりを財布にしまう時間もないわけです。

そうすると、何といえばいいか……もはや「お札がお札じゃない」というか「千円を千円と認識できない」オタク的ハイに陥ります。あれは、グッズ売り場でなければ味わうことのない感覚です。

「手に持ってる紙、ちょうどあの手ぬぐいと交換できるんじゃないかしら」なんて、貴族みたいな買い方をしてしまう。

グッズ売り場にしれっとグ◯チの財布とか並んでても、深く考えずに買う気がする。たぶん。

 

そんなジャニオタですが何か?

 

WRITER

  • シンアキコ
  •        

  • 80年代生まれのフリーライター 。まるっと事務所推し。ジャニーズという文化を愛しています。著書に『なぜ90年代J-POPはあんなにアツかったのか?』(出版:株式会社NOTE-X)

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