彼氏と“コロナ危機感の差”で大ゲンカ、私が気にしすぎなの?

女子SPA!

2020/5/20 08:47

 新型コロナウィルスの影響で“おうち生活”が続いていると外食の味が恋しくなり、テイクアウトを利用している方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなテイクアウトにまつわるエピソードをご紹介しましょう。

◆同棲中の彼氏がお店からテイクアウトしてくれた

金谷菜々子さん(仮名・26歳・契約社員)は、Sさん(30歳・メーカー勤務)と同棲生活を始めて1年になります。

「新型コロナウィルスの影響でお互いリモートワークになり、私は寝室にある自分の机で、Sはリビングで仕事をする生活にもだいぶ慣れてきました」

ですが毎日自宅で3度の食事をするようになってから、レパートリーもなくなってきてしまい、料理をすることに疲れてきた菜々子さん。

「するとSが行きつけの近所のカフェに行って、ロコモコ丼をテイクアウトしてきてくれたんですよ。久しぶりにお店の味が食べられるとテンション上がりましたね」

菜々子さんがゴム手袋を装着し、使い捨ての容器からお皿にロコモコを移し替えようとすると…。

◆衛生観念のちがいでキレる彼氏

「Sに『そのままでいいだろ? そんなことしてたら冷めるから』と注意されたので『容器から感染してしまうかもしれないから、念のため』とお皿に移し続けていたらキレられてしまって」

「仲の良い店長が作ってくれたもの信用できないのか!」と怒る彼に、「そういう問題じゃないでしょ? だって誰が感染しているか分からないんだし!」と言い合いになってしまったそう。

しかもお皿に移す時に、ロコモコの目玉焼きの黄身が崩れてしまい…。

「Sが『せっかく店長がキレイに作ってくれたのに、だいなしにしやがって!』と、イライラしながら黄身が割れてない方のロコモコを手に持ち、ベランダに出て一人で食べ始めたんですよ」

そして、リビングで食事する菜々子さんをニラんできました。

「きっとこれは『はやく寝室へ行け!』という意味だなと思い、私も食べかけのお皿を持って寝室に引っ込みました」

◆ケンカ後、別々に食事するようになった

そして、夕食の時にまたSさんに「お前の作る料理にはもう飽きた」と言われ大喧嘩になってしまったそう。

「それからおたがいほとんど口をきいてませんね。せまい家に一日中一緒に居るのに、スゴいストレスですよ」

それからは、お互い好き勝手に食事をとるようになり「Sにはムカついてますが、そこはめちゃくちゃ楽になりましたね」と笑う菜々子さんなのでした。

続いては外出自粛でお疲れ気味な親子のテイクアウトにまつわるエピソードを紹介します。

◆外で遊びたがる娘を説得して家の中に

加藤祐美さん(仮名・33歳・主婦)は、Kさん(34歳・会社員)と4年前に結婚し、3歳になる娘(M菜ちゃん)さんがいます。

「新型コロナウィルスの影響で、Kは基本リモートワークになりましたが、今でも週に1度は出勤しています。私はM菜と買い出し以外は部屋にこもっていますね」

外で遊びたがるM菜ちゃんに、今の状況を噛み砕いて説明すると…彼女なりに理解してくれたようで「外に行きたい」と言わなくなったのだとか。

「もちろん、外で遊んでいる子供達を窓からうらやましそうに見たりしているので、本当は外に行きたいけど我慢しているんだと思います」

◆娘がストレスを溜めていないか心配

しかも朝、祐美さんがゴミを出しに外に行こうとすると、M菜ちゃんが「危ないから行かないで」と言ってきて…。

「きっと小さな頭で一生懸命に考えて、耐えながらストレスを感じているんだろうなと思うと可哀想で。わがまま言わない分、溜め込んでいるんじゃないとKに相談したんです」

真剣に話を聞いてくれた夫のKさん。M菜ちゃんのことはもちろん、祐美さんのストレスについても心配してくれました。

「私が『またリラックスして飲みに行きたいな、あれは贅沢な時間だった』とボヤいたんですよ。コロナ騒動の前は、たまに夫にM菜を任せて女友達と飲みに行っていたので」

すると「明日は夕食、俺にまかせて」と夫に言われた祐美さん。

◆夫が居酒屋でおつまみセットを買ってきてくれた

「きっと何か買ってきてくれるんだと思いました。Kは全く料理ができないので」

思っていた通り、夕方に何やら買い込んできてキッチンにこもるKさん。

「夕食の時間になり夫に呼ばれると、ビールと一緒に私のお気に入りの居酒屋のおつまみセットをキレイにお皿に盛って出してくれたんですよ。思わず『キャ~!』と声を上げてしまいました」

もちろんM菜ちゃんにも、小さなおにぎり2つとミニハンバーグ、マッシュポテトのお子様プレートが用意されていました。

「久しぶりのお酒と懐かしい料理に大喜びしていたら、M菜も凄く楽しそうに食べていて…もしかしたら、私がコロナに怯えて笑顔が少なくなったせいで、結果的にM菜を怖がらせていたのかもしれないと反省してしまいました」

これからは、こういった気分転換を定期的にしながら、なるべく生活を楽しもうと、M菜ちゃんが寝た後に夫と話し合った祐美さん。

「M菜が欲しがっていたシルバニアファミリーのセットをポチッたりしながら、久しぶりの居酒屋気分は最高でしたね。Kの気持ちが嬉しかったです」

ですが、Kさんはお皿洗いが苦手なため、片付けは祐美さんが担当したそうです。

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。

当記事は女子SPA!の提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ