【鬼滅の刃】鬼滅ロスしている人が今すぐ読むべき漫画3作品



2020年5月18日発売の週刊少年ジャンプ24号にて、大人気漫画『鬼滅の刃』が4年3カ月に及ぶ連載に終止符を打った。近年、これほどの人気を博す漫画タイトルがあっさりと最終回を迎えた記憶は無く、ある意味で快挙、またある意味で伝説的な幕切れと言えるだろう。

この終わり方が正解だったかどうかは歴史が評価を下すことになるが、現段階で「鬼滅ロス」に陥っている人も多いに違いない。そこで今回は、日本全国の鬼滅ロスにお悩みの方たちにとっておきの「鬼滅ロス解消漫画」を3作品ご紹介しよう。ズバリ、必見である!

・鬼滅の刃と共通する魅力
鬼滅の刃にどっぷりハマったワケではないものの、私(P.K.サンジュン)もコミック19巻までは一通り目を通している(最新刊20巻は未読)。展開の早さや個性豊かなキャラクターなど、私なりに鬼滅の刃の魅力を理解しているつもりだ。

とはいえ、鬼滅の刃も大なり小なり他作品にインスパイアを受けていることは明らかで、特に過去作も含めた「少年ジャンプ作品」の影響は色濃い。中でも特に共通点が多い漫画、つまり「鬼滅ロスしている人たちが違和感なく読める作品」が以下の3タイトルであろう。

・魁!! 男塾(全34巻): 宮下あきら

1985年から6年以上に渡り週刊少年ジャンプに連載された、宮下あきら先生の代表作。ジャンプ黄金期の一角を担った伝説的なタイトルで、現在40~50代の男性ならば誰もが知る超有名作だ。

全国から名うての不良たちが集まる “男塾” を舞台に数々の死闘が描かれる「魁!! 男塾」には、鬼滅の刃と同等の……いや、それ以上に個性豊かなキャラクターが登場する。細かい類似点を挙げたらキリがないが、中でも鬼殺隊当主の「産屋敷 耀哉(うぶやしき かがや)」は男塾塾長「江田島平八」に相当するキャラクターであろう。

江田島平八のような圧倒的武力こそないものの、誰をも魅了するカリスマ性を持つ耀哉は、まさに令和の江田島平八。それぞれ曲者揃いの鬼殺隊と男塾を率いる超人的なカリスマ性は、一見の価値アリだ。

なお、鬼滅の刃のキャラは1度死ぬと生き返らないが、男塾では後々生き返る(実は死んでなかった)「復活システム」が採用されている。また、「民明書房」は鬼滅の刃には無い要素だが、逆に「鬼滅の刃でさえ盛り込めなかった神システム」と捉える向きが支配的だ。

・瑪羅門の家族(全4巻): 宮下あきら

1992年から約1年間「週刊少年ジャンプ」に連載された、男塾の後継作。瑪羅門は「バラモン」と読む。男塾があまりにも有名なためそこまでの知名度はないが、瑪羅門の家族もまた「鬼滅の刃」と共通点の多い漫画作品である。

では「瑪羅門の家族」と「鬼滅の刃」はどこが似ているのか? 真っ先に挙げられるのが、鬼滅の刃の「呼吸」に相当する「チャクラ(聖なる力)」の存在だろう。言うなれば、鬼滅の呼吸は “令和のチャクラ” と称しても差し支えあるまい。

さらに「鬼殺隊」の存在そのものも、「瑪羅門の家族」の影響が見て取れる。鬼殺隊は政府の非公認組織であるが、バラモン一族もまた法では裁けない悪を裁く組織であり、当然政府からは公認されていない。呼吸とチャクラ、鬼殺隊と瑪羅門一族……これ以上語る方が野暮というものだろう。

ちなみに、「だったらジョジョの呼吸の方がモロ被りじゃね?」という意見については、大人げなくガン無視を決め込ませていただく次第だ。

・BAKUDAN: 宮下あきら

1994年から約半年間「週刊少年ジャンプ」に連載された、瑪羅門の家族の後継作。瑪羅門の家族よりもさらに知る人が少ない幻の作品であるが、もしかしたら「鬼滅の刃」ともっとも共通点が多いのは「BAKUDAN」かもしれない。

というのも、鬼滅の刃の最大の魅力はテンポの良さ、つまり「展開の早さ」だと私は考える。その点、BAKUDANはわずか2巻で完結しているから、鬼滅の刃を遥かに凌ぐスピード感であろう。

中でも、世界一のボクサーを目指す主人公「瀑僚介(ばく りょうすけ)」のプロデビューから日本王者、世界戦までは最終話の1話のみで描かれており、これは鬼滅の「無限城での決戦」どころではない展開の早さである。今から25年以上前に、ここまでのスピード感を持つ漫画作品があったという事実だけで胸がアツくならざるを得ない。

余談ではあるが「それって単なる打ち切りじゃね?」という冷静な意見については、見て見ぬフリを、聞いて聞かぬフリを貫かせていただく所存だ。

というわけで、奇しくも全て宮下あきら先生の作品であったが、鬼滅ロスをブチ破る圧倒的なスケール感で描かれていることだけは間違いない。少なくとも鬼滅の刃の作者「吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)」先生は “令和の宮下あきら” と考えるのが自然ではあるまいか。

参考リンク:鬼滅の刃公式ポータルサイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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