刀剣乱舞好きな女子の実態調査。つぎ込んだ愛(お金)は新車一台分!審神者の「お金で殴ればいいじゃない」思想が究極すぎた話

社会に一大旋風を巻き起こし続けているアプリゲーム『刀剣乱舞』。

見目麗しい刀の“付喪神”(つくもがみ)たちが刀を持って戦う姿に魅了され、に女性を中心に人気が高まり続けています。

 ゲームの枠を超え、舞台やアニメ、映画などのメディア進出や、多様なグッズ展開まで追い続けるファンは一体どれだけのお金や時間を費やしているのでしょうか?

そこで今回は、審神者女子の方に、禁断の質問をしてみることに……!

 

刀剣乱舞にハマったオトナ女子の仰天生活が明らかに……!?

 

ゲームはしたいタイプだったのにおかしいな……?

ドハマりしちゃったきっかけは何?

『刀剣乱舞』との出会いは、アプリ配信前に会社の同僚から「こんなのあるからしてみない? 」と誘われたからです。ゲームは普段あまりしないタイプなので、乗り気じゃないままとりあえず事前登録をしてみたんですが……

いまでは生活のほぼ全てを捧げるまでになっちゃいました。

 最初は普通にやっていたんですが、途中で「へし切長谷部」と「山姥切長義」という一癖ある刀剣男士たちに出会いまして……。

そこからは早かったですね。私はツンデレとか拗らせ系が好きなので。

 

推しの1人「へし切長谷部」のガレージキット。ワンダーフェスティバルでいろいろ買い漁った結果、7万円ほど飛んでしまったのだとか…。

ハマっている自覚はなかったんですが、気づけば本体(=実際の刀剣)を見るためだけに九州まで赴き、宿を取り、そこで限定のグッズを買い漁り……。ここまできて「あっこれヤバイやつ」ってようやく自分で気づきました(笑)。

さらにミュージカル、舞台、映画まで全部制覇しました。とくに舞台は推しの「へし切長谷部」が出ていて……。見た瞬間「推しが……推しが……推しが生きてるッッッ!!! 」と心の中で叫んでいました。あまりにも役柄がピッタリで、演じている俳優さん自身にもハマりましたね。

 

やり続けないと置いて行かれる精神

 

普段『刀剣乱舞』にどれだけ時間を使ってるんですか?

アプリはログインボーナスをもらうために、毎日ちょこちょこやっていますね。特定の刀剣男士が入手できる期間限定のイベントだと、かなりやり込みます。会社でも休憩時間とか、合間を見つけてはずっとやっています。

アプリ以外だと、『刀剣乱舞』関連の情報収集をしている時間もけっこう長いですね。ゲームのイベント情報とか、舞台とかグッズの情報とか……。

やり続けないと置いて行かれるから!情報源はTwitterを活用しています。 

そこまで時間を費やして大丈夫かって?いえいえ、時間は費やすんじゃなくて、「捻出する」んです!好きなもののために仕事をしていますからね。頑張って時間を作っています。 

 

もっとみんな課金してますよ

 

課金は月にいくらしてるんですか?

アプリは課金しないといけない要素って少ないんですよ。せいぜい、イベントを早く進めるためのアイテムくらいですね。1500円くらいで、イベント1回で合計1万円くらいですね。一般的に見ると高く思えますが、審神者(=アプリのプレイヤー)の中では吹けば飛ぶような金額ですよ。みんなもっと課金しています。

舞台が開幕される月だと、チケット代や交通費もかかりますし、グッズまで買うとそれだけで月に34万くらい使ってますね。とくにグッズって何かしら出続けるから、数も金額も終わりがないんです……。

 

刀剣乱舞』のコラボレーションジュエリー。こちらの指輪は燭台切光忠をモチーフにしたもので、ガーネットとオニキスがあしらわれた本格的な宝飾品だ。

 

レートが高い私の推し

闇の“お取引”ルール

 『刀剣乱舞』のグッズって、買うまで中身が見えない“ブラインド仕様”になっているトレーディンググッズが多いんです。だから、そのグッズの中に推しがいたら、当たるまで全種類買います。そして余分に買っちゃったものはTwitterとかで「お譲りします」と募集ツイートを流します。

みんな交換や譲渡などの取り引きをするんですよ。

 

みんなのくじのグッズ。A賞、B賞が欲しくて、すべての賞が一通りそろうセットを39,000円くらいで購入。

私の推しは人気キャラで、交換や譲渡の中でもいわゆる“レート”が高いやつでして……。なかなか手に入りません。それでも高額売買する転売屋から買うのは“裏切り者”として石を投げられますので、絶対買いません!

お取り引きは定価が基本で、心づけとして+αを求めちゃうと、前述の通りとたんに非難されます。「この人注意!」って注意喚起がすぐにTwitterで流れるんです。

ただ、人気のグッズはいわゆる”抱き合わせ“が多く、お目当ての商品以外にも一緒に買い取って欲しいグッズとセットで売られています。

特に「くじ引きグッズ」に多いですね。さっきも“レート”って言いましたけど、くじ引きのようななかなか上位の賞が当たらないようなものほど、えげつない量の“抱き合わせ”が多いんですよ……。

私の買い取りは1万円ちょっとなので、まだまだ安く済んでるほうです。余分に引き取ったグッズは別の方へ交換譲渡に出したり、自分が“抱き合わせ”商法で買ってもらったりしてます。

 

『刀剣乱舞』のもちもちマスコット。水色の頭のキャラが、山姥切長義。一箱買うとおまけで付いてくるので、一箱購入されたとのこと。その周囲に置かれた長義以外のキャラは、長義と“抱き合わせ”で手に入れたキャラです。

 

お取り引きは基本、一期一会。みんな目的のために声掛けしているので、そこから交流が生まれることはありません。私もそうですが、ふだん使っているTwitterアカウントとは別に、取り引き専用のアカウントを持っている人は多いと思います。

 

お金で殴るしかなかった

ぶっちゃけ今までに使った最高額は?

以前、「大江戸温泉物語」が『刀剣乱舞』とコラボをしたとき、購入した商品のレシートが腕の長さくらいになったことがあります。

大江戸温泉は、入場料だけでも2,000円ぐらいかかるんですが、刀剣乱舞グッズが獲得できる輪投げとかスーパーボールすくいなど、1回数百円の出店ゲームをしたり、レストランでコラボメニューを食べたりしていたら、総額5~6万ぐらいになりました。

でも、私の欲しかったグッズは短時間で高得点を出す必要があったので、結局取れずにあきらめたんですよね……。

挙句の果てに、先ほどお話した「お譲りします」に手を出してしまいました……。これが界隈で言うところの「お金で殴る」というやつです。

それでも、私みたいに散在しても自力でグッズを獲得しようとしたり、SNS上で取引をするのはまだマシな方なんですよ。ハマり過ぎてる人は、他のお客さんもいるのに、大江戸温泉内で取り引きしたいグッズを机に並べて商売していますからね……!

 

 

アプリを飛び越え“本体”に会いに行った結果

うーん……あ、よくよく考えると、「大江戸温泉物語」と同レベルかそれ以上にお金を使ったのが、最初にお話しした九州への遠征旅行ですね。推しの「へし切長谷部」を見るために、月に56回は行きました。

そこでも限定のグッズが販売されていて。人気のグッズはすぐに売り切れちゃうので、在庫が補充されるタイミングをTwitterでチェックし続けました。平日の場合、会社を退社してから夜間移動してゲットしに行きました。

車と同じで、5年も楽しめたら元は取れている

 

ぶっちゃけ刀剣乱舞に総額いくらつぎ込んだんですか?

えっ……正気に戻っちゃいけない金額が算出されそうな気がする。500万円はいってないと信じたい。

舞台関係にとくにお金がかかるんですよね。チケットが11万円、DVDも約1万円、グッズもろもろで新作公演1回につき5万円は固いかな?その他のグッズでも月に3万とか使っているから……。え?もしかしたら年間100万はいってるかも?え、そんなに使ってるの、私!?マジ!!?

それで審神者歴5年以上だから……うん、まあトータル新車一台分くらいかな!(笑)。でも、車と同じで、5年も楽しめたら元は取れているでしょう?

 

一振りの推しから、歴史まで見識が広がった

 

実際の刀剣を見に行きたくなるように、『刀剣乱舞』をプレイしていると、自然と背景にある歴史や文化品にまで興味がおよぶんですよ。

例えば私の推しの「へし切長谷部」だと、戦国時代に織田信長から直々に黒田官兵衛へと下賜されています。だから、同じように黒田家に伝来されたほかの刀や槍も、「黒田組」と称して全部まとめてグッズを買うなど、推すようになるんですよね。その背景や所持していた人物や家のこと、歴史の移り変わりなんかも調べて……と、すそ野がだんだん広がっていく感じです。

ここまでくると、まだ実装されていないほかの刀剣まで推したりし始めるんですよね。いまは推し武将である毛利元就が所持していた刀剣が、ゲームに実装されるのを心待ちにしています。

 

最後に『刀剣乱舞』へ思いのたけを叫んでください!

どうか末永く存続してください!

推しがいなくなったら、もう私の生きがいが無くなってしまいます。そのために働いているので、『刀剣乱舞』が無くなったら何のために仕事しているのか分からなくなります。ずっと続いていって欲しいです!

 

審神者はスゴい

今回の調査で、『刀剣乱舞』に魅了され、生活のすべてが刀剣色に染まったオタク女子にとって、「刀剣乱舞」はただのゲームの垣根を超えた生きる指標になっていることがわかりました。

歴史や文化、地域にまで興味が広がり、丸ごと好きになれるポテンシャルを秘めている『刀剣乱舞』。そのおかげで、これまでなかなかスポットを浴びることがなかったものも、次々と広く知られるようになりました。

過疎化する地方、廃れていった貴重な古美術や博物館を救ってくれるのは、彼女たちのような熱意ある審神者なのかもしれませんね。

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