【天才】滝沢カレンさんの映画レビューが “独特” すぎて面白い / 『フォレスト・ガンプ』 → 「舞台はアメリカンサイズのベンチです」



その独特なワードセンスから「言葉の魔術師」の異名を持つモデルでタレントの滝沢カレンさん。先日、発売された料理本も “カレンワールド全開” と話題になっている。

そんなカレンさんが、自身のインスタグラムに映画批評(レビュー)を載せていることをご存じだろうか? これがもう、ものすごく面白い。しかも読むと、その映画が猛烈に見たくなる不思議な魔力を秘めているのだ。いくつか、一部抜粋してご紹介しよう。

『フォレスト・ガンプ / 一期一会』

フォレスト・ガンプは人より知能指数が劣るが、誰にも負けない俊足と清らかな心をもったアメリカ人の青年。風に身をゆだねた羽のように生きる、その数奇な人生が描かれる。

フォレストがベンチに座ってバスを待つ冒頭シーンが印象的だが、ここで “魔術師” によるレビュー(一部、原文ママ)をどうぞ。

カレンさん「舞台はアメリカンサイズのベンチです。最初は人を選ばず誰かし構わず隣に座る人とお話をする愉快なバスに乗らない男の話かと思いきや、、、 その楽しげな話し方からは想像もできないのですが、ありがたい字幕のおかげで、壮絶で切なくも男らしく感動的な話が私を包みました。

つまりこの男ガンプさんは、ただの話好きではなく、話上手だったのです!!! 吸い込まれる私たちの身になりながら物語は始まります……吸い込まれたらもう抜け出せなくなるシステムで人の人生を見やすく見させていただきました。

(中略)フォレスト・ガンプと書いて一期一会。親御さんのセンスが響いたいい名前としか言いよう無い、男の子の物語でした」


『ショーシャンクの空に』

妻とその愛人を殺害した罪で終身刑の判決を下された男。服役先のショーシャンク刑務所で育む友情と人間模様が描かれるヒューマンドラマだ。

あまりにも名作なので、DVDレンタル店のPOPや配信サイト側からレコメンド(おすすめ)されることも多い作品だが……

カレンさん「ずっと気になってはいたはいましたが、ショーシャンクというカタカナに引っかかっていま一歩が踏み出せず見ていませんでしたが、どういうわけか、映画を検索しても出てきて出てきて見ることにした作品です。

大の大人だけで繰り広げられる恋愛や、人間物語では胸での感動は激しいのですが、顔の涙を流すことはなかなかなかったのですが、久しぶりの喉を通る涙でした。(中略)手を塞ぎたくなる瞬間もありますが、お化けは出てきませんが、多少の虫は出てきますので、お気をつけください。」


『インターステラー』

食糧危機に瀕する近未来──人類は居住可能な惑星を求め宇宙へと旅立つ。伏線が緻密(ちみつ)に張られた壮大SFドラマであると同時に親娘愛も描かれた感動の名作だ。こだわりまくった監督(クリストファー・ノーラン)がこの映画のためだけに「巨大なトウモロコシ畑」を一から作ったことでも知られている。

カレンさん「この映画は、あっけを取られるトウモロコシ畑を眺めながら始まります。そして一見、部屋の本棚かと思う景色を自記憶しとくと、理由は後から出てくるよの展開です。よく授業中に「ここテストに出るからなー」と先生からの最大ヒントをくれる時と同じ要領で見てください。

(中略)本棚に眠る秘密とは? 人はなぜ地球以外に興味を持つのか……地球のときを知らせる時計は宇宙ではどうなるのか、そして急に出てくるアン・ハサウェイさんの美しさに唖然としてると話に追いつかないです。」


『ターミネーター2』

もはや説明不要な傑作(ですよね?)。カレンさん自身も大ファンであることをかねて公言している。レビューを読むと、独特ながらもその熱い “ターミネーター愛” が伝わってきます。どうぞ。

カレンさん「舞台は乾燥した夜。静電気の巨大版だと思われながら急に丸いボールの中から現れるのはT-800。(アーノルドさん演)突如裸で出てきたため、ハンバーガー屋さんのような場所でとある何かをしますが、みなさん想像してください。

(中略)最後、なぜT-800は激熱に間違いないお風呂のような場所に入っていくのか……そして親指を持ち上げたシーンは、泣かない人がいるなら話し合いたいくらい、人の涙を感じます。。。。終わらないでくれ、またこの場所で。」


『ライオン』

インドのスラム街で迷子になった5歳の男の子が養子に出され、オーストリアで成長。25歳になるとGoogleEarthを駆使し生まれ故郷を見つけ出す──という実話を映画化した作品だ。

カレンさん「このお話は、風景はインド中心からのタスマニア風景に変わります。男の子の切なくも、どうしようもできなかった行動が理由となり、とんでもない出会いや人物が次々と男の子の周りには出てきます。そうです、それはそれは壮大な迷子になるのです。

(中略)男の子からちょっと成長早すぎないか? というほどの大人になります。可愛げあった男の子はまるで魔法にかかったかのような、イカツイ立派な男になる場面は心の休憩必要です」


・もはや「滝沢文学」
いかがだろうか? 最高でしょう。独自の視点、個性的な言葉選び、そして時折 挟んでくる正直すぎる感想に唸った(または吹いた)方も多いのではなかろうか。

筆者のような凡人には理解が追い付かない文章も少なからずあるが、それでも不思議とグイグイと読ませられる。これはもう、1つの文学──さしずめ「滝沢文学」とでも言えよう。

・的確すぎてゾクっとする文章も
“感覚的な文章” という印象を受けた人もいるかもしれないが、作品の真理を見事についた言葉が飛び出したりすることもあり、驚かされる。

たとえば『インターステラー』のレビューは、次の一文で締めくくっている。

「P.S.2時間半を越す、映画としては長い方だと誰かが言ったって私はこの映画に長さは存在しないと思いました。」

読んでいてゾクッとさせられます。『インターステラー』をごらんになった方ならおわかりかと思うが、作品の本質……それも核部分のド真ん中をピンポイントで突き刺した一文なのだ。鳥肌モンです。痺れます。

・連休中の映画鑑賞のお供に
コレはほんの一例で、滝沢先生のインスタグラムには名作に鋭く切り込んだ多くのレビューがたっぷりと載っているゾ! 本記事で紹介したレビューはどれも全文を紹介しきれなかったので、興味が湧いた方は是非とも読んでみてほしい。

もちろん、映画本編を見終わった後の方が読みごたえがあることは言うまでもない。連休中は「映画」と「滝沢文学」、あわせて楽しんでみてはいかがだろうか。

参照元:Instagram @takizawakarenofficial
Report:ショーン
Photo:RocketNews24.

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