キラメイレッド・小宮璃央が『打倒コロナ』のヒーローとして期待される理由

※画像は、『魔進戦隊キラメイジャー』公式サイトのスクリーンショット

 

子どもたちのヒーローが帰ってきた。新型コロナウイルスに感染し、入院していた俳優の小宮璃央が9日、自身のツイッターで退院を報告。ツイッター上では「私、小宮璃央は本日4月9日に退院致しました。今後は2週間の自宅待機を致します」と発表し、さらに「ファンの皆様、この度は大変なご心配をおかけしました。また、関係者の皆さんにはご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と謝罪の文面もみられた。

 

ファンからは励ますの声が続々と

テレビ朝日系の特撮『魔進戦隊キラメイジャー』でキラメイレッド/熱田充瑠役で主演を務める小宮のもとには数多くのファンから心配の声が寄せられていたようだ。小宮自身がツイッター上で「キラメイジャーを応援して楽しみにしてくれている皆さんをはじめ、数々の温かいメッセージに凄く励まされました。特にいつもキラメイジャーを応援してくれる子供達! お手紙やSNSでのメッセージ、本当に勇気づけられたし本当にパワーもらえました! ありがとう!」と謝意を伝えたことからも、その反響の大きさがうかがえる。

 

注目すべきは小宮が初期症状として「においや味覚異常」「特に苦いはずのコーヒーが水のように感じた」「発熱なしも倦怠感」などが現れた点について詳細に明かしたことだ。

 

コロナの怖さの啓発に……

現在の日本では新型コロナウイルスに罹患しているとの疑いがありながら、保健所に頼み込んでもPCR検査を拒否されるなどといった例が全国各地で多数報告されている。政府が感染者数の激増によって医療崩壊になることを懸念しているからか、あるいはパニックを呼び起こして経済活動のさらなる打撃を招いてしまうシナリオを過剰警戒しているからなのか、その真相は分からない。ただいずれにしても、比較的軽い症状の人がPCR検査を受けられる体制が日本に整っていないことだけは残念ながら確かだ。

 

そうした中で、味覚異常と倦怠感という初期症状でPCR検査を受けることができた小宮には「なぜスンナリと検査してもらえたのか」と疑問の声も少なくない。実際に味覚や嗅覚異常を訴えて保健所に駆け込んでも「ダメです」と突っぱねられ、PCR検査を受けられないケースは枚挙にいとまがないのだ。

 

この点について厚労省にも出入りする医療関係者は「あまり大きな声では言いにくいですが」と前置きした上で、こう続ける。

 

「要は世間的に名の知られている人がPCR検査を受けられる確率が高くなっているのは否めないと思います。検査を受けさせるかどうかの判断については、あくまでも担当地域の保健所に委ねられていますから。ただ、受けたいという人をすべてOKとしてしまったら保健所もそうですし、病院だってすぐにパンクしてしまいます。判断しなければいけないのは、そういう理由もあります。でも小宮さんは小さな子どもたちに人気があり、若い主婦層にも名前が知られている。彼は不幸にも罹患してしまいましたが、こうやって幅広い年齢層へコロナの怖さに関する啓発につながるわけですから、結果として検査したことは正しかったと言えるのではないでしょうか」

 

芸能評論家兼スポーツライターの後藤茂喜氏も「ヒーロー役を演じる小宮が啓発を行うことは、出口が見えにくい日本にとって救いです」と太鼓判を押す。

 

文字通り、小宮がコロナショックから日本を救う”ヒーロー”となるかもしれない。 

WRITER

  • 四海方正
  •        

  • 芸能、スポーツをメインに取材活動を続けているライター

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ