脚だけ縞模様 シマウマとロバの子「ゾンキー」が発見される(ケニア)

ロバ(donkey)と同じ茶色の身体とシマウマ(Zebra)の縞模様の脚を持つ「ゾンキー(Zonkey)」が、東アフリカのケニアにあるチユル・ヒルズ国立公園(Chyulu Hills National Park)で発見された。ゾンキーが見られるのは、非常に稀であるという。

メスのシマウマとオスのロバの間に生まれた「ゾンキー」は、ケニアで野生動物の保護やリハビリ・救護活動を行っている「シェルドリック・野生動物基金(Sheldrick Wildlife Trust、以下SWT)」のスタッフによって発見された。SWTは今月8日に声明を発表し、ハイブリッドのゾンキーの誕生について「野生動物と仕事をしていると、どんなことでも起こり得る」と述べ、非常に稀な生命の誕生を歓迎していることを報告した。

SWTによると、群れと離れたメスのシマウマが最初に目撃されたのは昨年5月で、チユル・ヒルズ国立公園と隣接するツァボ・イースト国立公園(Tsavo East National Park)で、メスの牛の群れと一緒にいたようだ。そしてその後、ゾウやサイ、シマウマの孤児の救済を主に行っているSWTが、このシマウマをより安全なチユル・ヒルズ国立公園へと移送した。

親子が目撃されたのは今年初めのことで、SWTのスタッフは当初、子供の身体が茶色なのは泥にまみれているためだと思ったそうだ。しかしその後、スタッフの注意深い観察により子供はゾンキーであることが判明。シマウマの妊娠期間は12か月であることから、ロバと交尾したのはツァボ・イースト国立公園にいた時だと見られている。なお野生のゾンキーは、シマウマとロバが生息するアフリカの一部の地域において稀に見られるが、成熟しても子孫を残すことはできないそうだ。

ちなみに人間によって繁殖される異種交配の雑種には、馬とシマウマの「ゾース」、オスのロバとメスの馬の「ラバ」、オスの馬とメスのロバの「ケッティ」、オスのライオンとメスのトラの「ライガー」、オスのトラとメスのライオンの「タイゴン」などが存在する。

画像は『WGHP FOX8 2020年4月12日付「‘It’s a zonkey’! Zebra gives birth to rare baby after mating with donkey」(Chyulu Hills National Park)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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