なるべく少量の“トイレットペーパー”で拭く方法、コツは折り方

女子SPA!

2020/3/28 15:46

 新型コロナウイルスの流行で、SNS上で誤った情報が拡散されトイレットペーパーの買いだめが発生し、一部店舗では現在も品薄状態が続いています。

いまだ都内のスーパーでは開店前にマスクやトイレットペーパーを求め列をなす人々や、夕方には「完売」の張り紙を目にすることも…。

そこで今回、著書に『レスキューナースが教えるプチプラ防災』がある、国際災害レスキューナースの辻直美氏に「少量のトイレットペーパーで拭く方法」を聞いてみました。

◆こすらないで「押さえ拭き」しよう

「トイレットペーパーの使いすぎは自覚しづらいもの。自分がどれくらいの量を使っているか、意識するのが最初に一歩です」と辻氏。

では、なるべく少量のトイレットペーパーで拭くには、どれくらいの長さを使えばいいのでしょうか。

「大でも小でも“ミシン目2つ分”あれば十分です。まず三つ折りにし、さらに縦半分に折ります。拭くときは、前から後ろに向かって、軽くトントンと押さえるイメージです。さらに半分に折り、すみずみまで押さえ拭きすれば完了です」(辻直美氏、以下同)

1. ミシン目2つ分を取り、三つ折りにします

2. さらに縦半分に折ります

3.完成です。軽くトントンと押さえ拭きしましょう

とくに災害時など被災のストレスで免疫が下がっている場合、ゴシゴシこするように拭くと、尿道炎など思わぬトラブルを引き起こす原因にもなるとか。

「押さえ拭きならトイレットペーパーの消費量も減らせて一石二鳥です。普段から押さえ拭きするクセをつけておくといいでしょう」

筆者も家の2枚重ねのトイレットペーパーで試してみましたが、軽くトントンとあてただけで十分に拭き取れました。ただ1枚重ねのものだと、少し心もとない感じもしたので、その場合はミシン目4つ分で拭くとよさそうです。

◆トイレットペーパーの代わりに使うなら?

また、トイレットペーパーが手に入らないときに、代わりになる物についても教えてもらいました。

1. 不要になったハンカチや手ぬぐいなどの布を使う

「おすすめはメリヤスなどの柔らかい肌触りの良い布です。10センチ四方に切り、まとめて置いておくといいでしょう」

2. 新聞や週刊誌、お懐紙などを、揉み込んで柔らかくして使用する

3. キッチンペーパーもあり

これらのアイテムはトイレットペーパーと違って流せないので、可燃ゴミとして捨てるようにしましょう。その際にアロマオイルやユーカリを、ゴミ箱に1、2滴落としておくことで消臭効果もあるそうです。

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なかなか解消されないトイレットペーパー不足ですが、3月23日に行われた日本製紙連会の矢嶋進会長の会見によると「1週間程度で品薄感は解消される」とのこと。

とはいえ、「少ないトイレットペーパーで拭く方法」を覚えておけば、節約にもなり、災害時など“本当に”トイレットペーパーが不足したときにも役立つはずです。

【辻直美氏(つじ・なおみ)】

国際災害レスキューナース。一般社団法人育母塾代表理事。看護師として活躍中に阪神・淡路大震災を経験。実家が全壊したのを機に災害医療に目覚める。看護師歴28年、災害レスキューナースとしては25年活躍している。被災地での過酷な経験をもとに、本当に使えた防災術を多くの人の知ってほしいと、大学での防災に関する講義・公演や、小中学校での授業を精力的に行っている。

<文/女子SPA!編集部>

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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