妊娠26週で新型コロナ感染の英女性「命を懸けて赤ちゃんと自分のために闘っている」<動画あり>

世界のあちこちでロックダウン(都市封鎖)が行われ人々の外出が規制されているが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の勢いが衰える気配はない。イギリスでも23日夜から3週間のロックダウンが始まり、不要不急の移動を全て禁じられている。そんななか妊娠26週で新型コロナウイルスに感染した英ケント州在住の3児の母が、入院中の病院から涙ながらに動画を配信し、自主隔離の大切さを訴えた。『KentOnline』などが伝えている。

英ケント州ハーン・ベイ在住でビューティサロン「Hot-Tees」に勤務するカレン・マネリング(Karen Mannering、39)さんが、同州マーゲイトにある病院に入院したのは今月20日のことだった。2週間ほど前から体調不良を訴えていたカレンさんだが、妊娠していることもあり、まさか自分が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しているとは思いもしなかったようだ。

しかし入院から5日後の25日、カレンさんはCOVID-19に感染していることが判明し、酸素チューブを付けた状態で涙ながらにこう訴えた。

「COVID-19に感染したことが今日わかったの。両方の肺が肺炎よ。私は赤ちゃんと自分のために闘っているの。」

「私には会うことが叶わない3人の子供と夫が家にいるわ。どこで感染したのかはわからないけど、とても具合が悪いの。」

「今、外出するなんて馬鹿げているわ。」

「天気がいいから海に出かけて、つまらないビールを飲むために友達に会うとするでしょう。それで帰宅したら、もしかしたら誰かが死ぬかもしれない。家族の誰かがね。」

「外に行くのは止めて。ボリス(ジョンソン首相)の言うことを聞いてよ。外に行かないで。割に合わないんだから。」

COVID-19感染者は無症状の場合でも、人に感染させることは可能だと言われる。カレンさんのような妊婦や持病のある人は、感染すると重症化しやすいため特に注意が必要である。現在のカレンさんの容態は決して良いとはいえず、Facebookには「赤ちゃんにどのような影響が出るのかもわからない。自分だけは大丈夫と考えるのは止めて、自主隔離を行って! 私は命を懸けて闘っているのよ」と綴っている。

なお27日でロックダウン4日目を迎えたイギリスでは、警察官が街をパトロールして市民の監視にあたっており、違反者には罰金が最低30ポンド(約4000円)科せられる。一方で感染拡大が急速に進むイタリアでは24日、外出禁止令を守らない場合の罰金が400ユーロ(約4万8千円)~3000ユーロ(約36万円)になった。コンテ首相は「規制に従えば、それだけ早く収束することができる」と述べており、国民に協力を呼びかけている。

画像は『KentOnline 2020年3月25日付「Coronavirus Kent: Pregnant mum diagnosed with coronavirus fights for unborn baby’s life」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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