意外とアレを忘れてる!…「別れやすいカップル」のよくある特徴

ananweb

2020/3/26 20:00

現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼氏持ちながら、仕事に注力したい27歳女子。連絡がないことに不安を覚える彼氏をうざいと煙たがる彼女に、三松先生が警鐘を鳴らします!
文:三松真由美 イラスト:犬養ヒロ

【レスなひとびと】vol. 70

■ みな美(27歳)卓也(27歳)信頼心レスで恋が終わろうとしている

みな美は、昨日から胃腸炎で寝込んでいた。そして気分は超ブルーでダーク。ここ最近は仕事にものすごく集中して高みをめざしていたのだ。憧れの第一志望の出版社に新卒採用で落ちてから5年間、中途採用の募集を出さないか、その企業の採用ページを毎日チェックしてきた。それが半年前に若干名の募集が出され、念願の内定をゲット! ついに憧れの会社で働き始めたところ。

と言っても27歳。超新人というほどではない。

「即戦力として雇っているから」

と誰も何も教えてくれないシビアな環境。

嫌われないようにと人間関係にも神経をすり減らす日々。「絶対にここで結果を出す」と朝7時には出社し、家に帰ってからも情報収集と勉強に励む毎日を送ってきた。

そのハツラツぶりが自分にとって負担になっていたのか? 朝の通勤電車の中で、急に熱っぽさと吐き気が。

「もしかしてインフルかも……?」

なんでこのタイミングで。こんなに頑張ってるのに。上司に相談するか一瞬悩んだが、結局電話で伝えた。「出社はせず、家で休んでください」との指示を受けた。

ふらふらと家に着き、荷物を置いた瞬間、涙がドワー。転職してきたばっかりで、休むなんて。自己管理が足りないと思われたに違いない。次に出勤したら今よりもっと居場所がなくなってるかもな。消化器クリニックで、実は先日食べた生焼けの焼鳥レバーが原因で起きている胃腸炎と自覚。薬を待つあいだ、LINEチェック。

「なんで返事くれないの?」

彼氏の卓也からじゃん。その文面をウザッたく感じる。こっちはこんなに忙しくて大変なのに。連絡がなければまずは心配するべきだろ。イライラして、また既読スルー。

一方、卓也もモヤモヤしていた。転職してから忙しいのはわかるが、「疲れてるから」と言われ、しばらくエッチもピシャリと禁止に。

「仕事と僕とどっちが大事なんだよ…」

イライラとモヤモヤのぶつかり合い。LINEも既読スルー。FBも更新ストップ。新しい会社でイケメンと出会ったか? と不安になる。自分が逆なら心配させないように、今まで以上にこまめに連絡をすると思う。ハアー。深いため息。

みな美と卓也、思いやりが足りないのはどっちだ?!

はたして二人の恋は終わるのか。
【三松さんからのコメント】

さて、みな美さんと卓也くん、どちらの思いやりが足りないか問題。そんなこと考える間もなく、察するのが思いやりだ! ふたりとも思いやりマイナス10点。今回は両者が恋愛下手。

恋愛ですから、何が正解で何が不正解かは、誰もわからない。想定外のアクションが新鮮でますます好き! なんてことあるでしょう。恋愛だけでなく、セックスも。

今回の問題は、二人とも自分の想いのみを優先して相手の立場に立っていないこと。「好きな相手にはこうするのが筋だろ」という思い込みにとらわれている。

みな美さんは言葉や行動で、自分の状況を伝える努力が足りていないように思います。頑張り時だから、仕事に集中するのはOK。だからといって、愛するひとをないがしろにするのは、ただの甘えと怠慢。

「なんで返事くれないの?」と理由を聞かれているなら、「新しい環境に慣れなくて心の余裕がなくてごめんね。来週末、相談に乗ってくれない? 卓也に会うと、気持ちがなごむから」とかわいく返せば良いだけのこと。

卓也くんも、今どき男子ですね。仕事と自分を比較されてると考えたり、くだらない妄想で不安になったり。もっとドッシリ構えようぜ。まずは信頼です。信頼関係を積み重ねるような恋をしましょう。

みな美さんは「疲れてるから」と意思表示をしています。これはウソではない。言葉ではなく、行動で判断する男性は多いので、「エッチを断られた」や「返事が来ない」という事態にしか目が行ってないのでしょう。

パ―トナーの環境変化は、カップルにとっては試練にもなります。デートやエッチの回数が減ったりしてもオロオロしない。ここで信じ合って乗り越えれば、強い絆を育めるチャンスにもなります。愛とエッチは蘇る。

「おたがいの頑張り時を察しましょう。ほんとに疲れてるならセックスレスでもやむをえない。信頼し合えば必ずセックスは復活するからね」

三松 真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。日本性科学会会員。ED診療ガイドライン作成委員。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。

当記事はananwebの提供記事です。

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