舞台『遙か3 再縁』吉川 友×鐘ヶ江 洸×中村誠治郎インタビュー

ウレぴあ総研

2020/3/26 12:00

2018年の初演から、一部キャストを変えて上演される舞台『遙かなる時空の中で3 再縁』。初演から引き続き、白龍の神子・春日望美を演じる吉川 友と平家の将・平 知盛を演じる中村誠治郎に加え、再演で地の青龍・源九郎義経を演じる鐘ヶ江 洸に、舞台への意気込みを聞いた。

公演は6月と少し先ではあるが、キャストの空気感や殺陣、リニューアル要素など、3人からは今から稽古を楽しみにしている様子が感じ取れた。

■中村&鐘ヶ江「舞台上で刀を交えることが今から楽しみ」

――吉川さん、中村さんは初演から引き続き、鐘ヶ江さんは今作で初参加となりますね。『再縁』のお話が来たときはどんなお気持ちでしたか?

吉川「初演から「遙か」ファンの方の声援をとてもたくさんいただいて、舞台が終わったあとも私個人の活動を応援してくださる「遙か」ファンの方がいるくらいなんです。多くの反響をいただいたこともあって、こうして再演ができるのは本当にうれしいです」

中村「反響は本当にすごかったよね。

僕は(2008年に上演された「遙か」舞台シリーズ第一弾の)舞台『遙かなる時空の中で』では森村天真を演じていて、10年経って舞台『遙か3』で平 知盛を演じると発表されたときはたくさんの「遙か」ファンの方に「おかえり」と言っていただきました。

今回は再演ということもあり、当たり前に初演を超えなきゃいけません。個人的にも、去年(事務所を離れて)フリーになったので、より気が引き締まっています」

鐘ヶ江「楽しみと同時に、とても人気のある作品なので緊張もあります。僕は初演で源九郎義経を演じていた早乙女友貴さんが大好きで、尊敬する役者さんなんです。早乙女さんが演じていた役を、僕が演じさせていただけることに縁を感じています」

――今回は、初演からガラリと役者さんも変わりましたね。

吉川「そうなんです。だから稽古場も前回とはまた違った雰囲気になると思います。初演のときは“己(おのれ)!”っていうタイプが多くて、稽古が終わったらそれぞれ帰る、みたいなさっぱりした空気感でしたよね」

中村「そうだね。決して仲が悪いわけではなくて、終わったら「お疲れ~!」みたいな、あとくされない気持ちのいい関係でしたね。

今回のキャストは、共演経験から見てもお酒が大好きな人が多いっていうイメージ(笑)。ただ、『遙か3』の稽古はやることがかなり多いので、お酒を飲んでいるヒマはないかもしれません」

鐘ヶ江「僕はそんなに知り合いは多くなくて、古賀 瑠(平 敦盛役)と野本ほたる(梶原 朔役)と誠治郎さんくらい。誠治郎さんとは共演経験はあるんですけど、刀を交えたことはなかったので、舞台上で戦えることにワクワクしています。

誠治郎さんが殺陣の振り付けとして入っている現場では、よく人に教える道具として使われていました(笑)」

吉川「そうなんですか!?(笑)」

中村「洸は殺陣が上手いので、つい(笑)。殺陣の振りを考えているときによく相手役になってもらっています。上手いほうが人に見せるときにもいい手本になりますしね」

鐘ヶ江「 「洸!」ってめっちゃ雑に呼ばれるので、(先輩についていく後輩のような感じで)「はいっ…はい!」って(笑)」

中村「そんな偉そうに言ってないでしょ!(笑) 僕自身も、洸と舞台上で戦えるのは念願叶ったことでもあるのですごく楽しみです。

役者として共演したことがあって、(鐘ヶ江さんが出演する作品に)殺陣の振り付けだけで入っていたこともあったけど、今回はお芝居もしながら殺陣もできるので不思議な感じでもありますね(笑)」

■全員が腕を磨き合えば、座組み全体で殺陣のレベルが上がる

――舞台「遙か」シリーズは殺陣も見どころのひとつですが、舞台『遙か3』に関してはとくに迫力あると言っても過言ではありません。おふたりのお話にもあったように、九郎と知盛が対峙するシーンは息をのむ迫力ですし、望美が勇ましく剣を振るう姿も圧巻です。

中村「知盛の2本の刀を使った殺陣は本当に難しかったですが、新しいことに挑戦する楽しさもありました。今回もろっぽん(六本木康弘)が殺陣をつけてくれるし、彼がつける“手”は好きなので、プレイヤーとして思い切り暴れたいですね」

鐘ヶ江「九郎は衣裳もとても綺麗で、結った髪が長いこともあって立ち回りでは“流れ”も意識してみたいなと思っています。ただ、(九郎と知盛が戦うシーンは)誠治郎さんのことなので、僕の都合のいいようには待ってくれないと思うので……」

中村「 (不敵な笑みを見せ)年長者として、若者をボッコボコにしたいと思います!」

鐘ヶ江「頑張ってついていきたいです(笑)」

吉川「私は、しばらく望美の剣を握っていないこともあって、どう振っていたっけなと、感覚がだいぶ薄れてきてしまって(苦笑)。殺陣が得意なおふたりもいるので、感覚を取り戻しつつ、前回よりもレベルの上がったものを見せたいです」

中村「みんなで競い合っていけば全体のレベルが底上げされるのは間違いないからね。そこは真剣に取り組んでいきたいですね」

――改めて、今回の『再縁』で楽しみにしていることを教えてください。

鐘ヶ江「殺陣含め、すべてが楽しみですね。キャストさんが変わることもあって気後れせずに、みなさんとお芝居を楽しめたらなと思っています」

中村「今回は物語に一部、リニューアルが加わるみたいなんですよ。僕はそれがどんなものなのか楽しみですね。

神子は八葉(※神子を守る8人の男性のこと)と恋愛をするけど、知盛が神子と恋愛をしたっていいんじゃないかな、みたいなことも思ったり。ここ数年、そういう恋愛っぽい役回りはないからこその憧れでもあるんだけど(笑)」

吉川「知盛との恋愛が入るかはわからないですけど(笑)、私もリニューアルは楽しみです。それに、キャストが変わってどう座組みの雰囲気が変わるのかも。

望美としては九郎との関係を大事にしていて、初演のときは稽古場でも友くん(早乙女友貴)と意識してコミュニケーションを取るようにしていました。だからこそ、今回は鐘ヶ江さんと、稽古場でも深くコミュニケーションを取っていきたいです」

鐘ヶ江 「(ふたりに)わからないこともあると思うので、いろいろ教えてください!」

中村 「「遙か」のことでわからないことがあったら胸を張って教えられます。「遙か」歴は長いですから!」

鐘ヶ江 「よろしくお願いします!」

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

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