LINEでわかる危険な夫婦&「コミュニケーショントラブル」改善ポイント

ウレぴあ総研

2020/3/26 06:30



■ありがちな夫婦間LINEの例5つ!原因と対策は?

今回、夫婦間LINEコミュニケーションについてアドバイスしてくれるのは、婚活、職場、親子と幅広いコミュニケーションをアドバイスする、コミュニケーションカウンセラーの石岡真理子さん。

まずは、よくあるうまくいっていない夫婦間LINEの例5つに対して、原因と解決策を教えていただきました。

■1.夫がLINE上で「はい」しか発言しない。妻からの一方的な連絡のみ

石岡真理子さん(以下、石岡)「夫が『はい』しか発言しないのは、『はい』で完了できる質問か、もしくは返答するのが面倒くさいので、できるだけ短い文章で済ませたいから。

もし妻が『それでは悲しい』と感じるなら、質問の仕方を変えてみることです。つまり、言葉で返事をする必要性がある質問をしてみましょう。

妻が『今日の晩ご飯何にする?』と打つと、夫は『なんでもいい』と答える人が多いので、

妻:『今日の晩ご飯、お好み焼きか焼きそばどちらがいい?』

夫:『お好み焼き』

妻:『豚焼き? シーフード? モダン?』

夫:『モダン焼き』

妻:『返事ありがとう! おいしいビールとお好み焼きを用意してるね!』

と具体的な文字を入力させるようにクセづけます。

最後に『ありがとう』と感謝の気持ちと返事をしてよかったと思える一言を入れると、夫は、面倒くさかったけど、妻が喜んでくれている、と思います。

はじめは短い文章でも、慣れてくるとそこに、夫の意見は入ることもあります。少しずつ慣らしていくことも一つの方法です」

■2.「言葉足らず」による勘違い・すれ違い

石岡「もし、わかりにくい表現でLINEが届いたり、相手が勘違いしてるなと思う表現があったりした場合は、そこでやりとりをするより、直接、話を聴くことが一番です。

ただ、一度確認するのもOK。『○○って■■ってことかな?』いわゆる、受け手として、こう受け取りました。と具体的な行動レベルに落とし込むこと。

それでも、しっくりこない場合は『返事ありがとう。後で詳しく聞かせてね』と確認したいメッセージを。急ぎであれば『今、電話大丈夫?』と電話で確認してください。

そもそも、メッセージのやりとりは、小さな勘違いが大きな誤解をまねくことにもなりかねません。直接会話をすることが一番です」

■3.「既読スルー」で喧嘩になる

石岡「既読スルーされたら、不安ですね。つい被害者意識を持ち『なんで返事をくれないの?』と責めたくなりますが、そんなときにメッセージを送り続けても、状況は良くならないことのほうが多いのです。

既読スルーをされたから嫌われたということではありません。仕事で忙しかったのかもしれませんし、あとで返信しようと思っていたのかもしれません。単に忘れていただけかもしれません。理由はさまざま。

ただ、返信を催促したり、何度もメッセージを送り続けたりすれば、相手はうんざりです。

実際のところ、既読スルーは、基本、返さなくてもいいLINEだと思っているのか、興味がないかのどちらかです。

そんなときは “Iメッセージ”を活用し、夫に気持ちを伝えましょう。

喧嘩になりやすいのは“Youメッセージ”です。『なんで(あなたは)メールを無視するの?』『なんで(あなたは)いつも返事くれないの』という『あなた』が主語の言葉。

Youメッセージは、言われた相手は、まるで責められているように感じます。

一方、Iメッセージは『(わたしは)メールに返事がなくて、辛い』『(わたしは)メールを無視されて悲しい』と私の気持ちを主語として伝えるメッセージになり、責められている感じを相手に与えず、同じことを伝えていても相手への伝わり方は変わります。

既読スルーは、メッセージに対しての重要度や認識の差によって起こります。

相手は『返信するまでもないかな?』と思いながらも読んでいるのですから、あまり気にしないこと。読んでいるならそれでよかったと思うことがポイントです」

■4.夫が、誕生日に面と向かってではなくLINEで「おめでとう」のメッセージを送ってくる

石岡「これは、ぜひ喜んでください。無視するのではなく、ちゃんと覚えてくれているのですから。それを、なんでLINEなの?と責めたところで関係が良くなるわけではありません。

『ありがとう!!あなたからのメッセージが一番うれしい』と大げさに。ありがとうはいくら言いすぎても、相手は嫌な気分にはなりません。

逆にありがとうを省略すると、『感謝されていない』『せっかくお祝いしているのに、それが当たり前に思われている』と夫は思ってしまいます。

男性は単純で、プライドが高く、頼られたい、認められたいと強く思っています。妻、つまり好きな相手であればなおさらです。

また、相手から送ってきたメッセージには『さしすせそ』の言葉をつけると相手は喜びます。さ:『さすが!』、し:『知らなかった』、す:『すごい!』、せ:『センスある』、そ:『そうなんだ』。

相手を褒める、持ち上げる基本の言葉です。知っている人は多いものの、案外使っていないものです。ぜひLINEや普段の会話でも使ってみましょう」

■5.夫がスタンプでしか返さない

石岡「これは、夫がスタンプで通じると思っているのか、会話を打つのが面倒くさいかのどちらかです。

スタンプでも反応があるならOK。そこにイラ立ちを感じていてはダメ。スタンプ会話を楽しむ気持ちでいきましょう。

こちらも面白いスタンプを用意してみたり、スタンプで反応を返してみたりしてはいかがでしょうか?

会話にしたいなら、先にも紹介したように、言葉で返事をする必要性がある質問に変えてみましょう」

■夫婦間LINEのコミュニケーショントラブルを回避するポイント

夫婦間LINEは、一筋縄ではいかないコミュニケーション不和がありますが、そもそも、円満にLINEをするコツは? 石岡さんにアドバイスいただきました。

■1.読んで嬉しくなる言葉をかける

石岡「LINEにはルールがあります。

まず長文はNG。短文でわかりやすく、感情を伝える。要件を伝える。原則はそれでいいんです。

相手に長文を求めるより、読んで嬉しくなる言葉、気持ちが楽になる言葉、相手への気遣いの言葉を送ること。それが、夫の気持ちがいつまでも冷めない一つのテクニックです」

  • 妻は夫に労をねぎらう言葉をかける

    例「お疲れさま」「大変だったね」「頑張ってね」「応援している」など
  • 夫は妻に感謝や共感の言葉をかける

    例「いつもありがとう」「よかったね」「感謝している」など


■2.「心配メッセージ」を送る

石岡「『心配メッセージ』もポイントです。

夫が、体調がすぐれない、疲れているというときに『大丈夫?』『無理しないでね』『ごはんちゃんと食べた?』など、『一人ではないんだよ』という気持ちで気にかけてくれると相手は嬉しいものです」

■3.1日1回、褒め言葉を送る

石岡「お互いに温かい言葉をかけることで、気分が良くなるものです。

おすすめは、1日1回、褒め言葉を送ること。長く一緒にいると、お互いの良いところを伝える機会が少なくなります。改めて、相手がいることの感謝の気持ちを伝えたいものです。

スタンプなども効果的に気持ちを伝えるのには最適です。LINEを使うことで夫婦仲は改善できます。ぜひ一度見直ししてみてくださいね」

■4.LINEに頼りすぎない

石岡「とはいえ、LINEに頼りすぎると夫婦の会話がなくなります。あくまでもLINEは夫婦の会話を増やすための、話題づくりのきっかけにするといいでしょう」

夫婦間のLINEが、なんとなくうまくいかなくてイライラする、楽しくないという場合には、ぜひ一度見直して、自分のLINEメッセージから変えてみるのもよさそうです。

【取材協力】石岡 真理子さん

コミュニケーションカウンセラー。キャリアコンサルタント。

恋愛・仕事・親子関係のコミュニケーションをACS個性診断というアセスメントを利用しコミュニケーションの課題をズバリ診断。今まで全国1万人以上の診断実績あり。

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

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