山崎賢人、無観客の劇場に複雑な心境明かす「お客さんのいない劇場は本当に寂しい」

クランクイン!

2020/3/25 21:00

 俳優の山崎賢人が25日、都内で行われた映画『劇場』完成記念イベントに共演の松岡茉優、寛 一 郎、原作者の又吉直樹、行定勲監督とともに出席。キャスト陣は無観客の劇場に驚きの表情を浮かべ、山崎は「お客さんのいない劇場は本当に寂しい」と複雑な心境を語った。

同作は、お笑い芸人で芥川賞受賞作家・又吉による恋愛小説の実写化作品。劇作家を目指す主人公・永田(山崎)と、彼に恋をして必死に支えようとする沙希(松岡)の、生涯忘れることができない恋を描いた物語となっている。

本来、完成披露試写会を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、無観客で開催された同イベント。キャスト陣は約800席ある映画館の椅子に座りながらのトークとなった。山崎は「本当はお客さんに観ていただきたかったんですけど、このようなご時世で…初めての完成披露の感じになってる」とコメント。松岡も着席するなり「不思議な気分だわ~!」と驚いた表情を浮かべた。ステージ上にいる報道陣を座席からキャストが見ている体制になるため、又吉は「こういう演劇あったらおもしろそうですね」としみじみ会場を見渡していた。

山崎は、初めて原作を読んだときに「絶対に永田をやりたい」という強い思いを持っていたそうで「永田の人間としてのダメさ、弱さ、愚かさが魅力的で共感できるなと思って演じていました」と撮影を振り返った。続けて「映画として『劇場』が本当に良い作品になったと思っています」と自信を覗かせた。松岡は「今まで恋をしたことがある人、大事な人がいたことがある人、今まさにいる人。誰かを思ったことがある人には必ず響く作品になっていると思います」と作品をアピールした。

映画の内容にちなみ「生涯忘れられない〇〇」を聞かれると山崎は悩みつつ「昔、家族で大島に行って、釣りして、民宿のおじさんが焼いてくれた魚の味は忘れられないです」と思い出を回顧。自分で釣った魚はこんなにおいしいのか!と驚いたことを明かした。

最後に山崎は、同作を「観終わった後に大切な人を絶対に思い浮かべるような映画」と表現し「生きている中で、うまくいかないことってたくさんあると思うんですけど、そういうものも、自分が信じてやってきた中でうまくいかなかったことは最後には良い方向に向かっていくんじゃないかと思えるような作品だと思います」と熱く語った。さらに山崎は「お客さんのいない劇場は、本当に寂しいんだな、というか。お客さんに観てもらって作品は成立すると思いましたので、魅力を伝えていけるようにがんばります」と意気込んだ。

映画『劇場』は4月17日より全国公開。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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