バツイチの54歳会社員、住宅ローンの残金1000万円。どうすべき?

日刊SPA!

2020/3/25 15:51

 もはやキャリアもマネーもノープランで逃げられる時代は終わった。ただひたすら不安を唱えても、待っているのは破滅のみなのだ。そこでファイナンシャルプランナーの深野康彦氏に破滅寸前の実例から、そんな新しい時代を生き抜くための「知識」と「戦略」を身につけて、「明るい老後」を手に入れる方法を聞いた。

◆Q.離婚がきっかけで借金地獄に。定年までの返済は絶望的です

バツイチの54歳会社員です。6年前に離婚した際、自宅を任意売却したのですがローンが1000万円以上あり、現在も返済中です。独立した子供2人の学費も借金で、月の手取りの半分を返済に回しています。母の借家で同居してるので家賃がかからないのがせめてもの救い。定年までの5年で、借金完済は到底不可能で絶望しています。

【毎月の収入】

30万円(手取り)

――――――――――――

【毎月の支出】

住居費 ゼロ

食費 5万円

水道・光熱費 1万5000円

通信費 1万8000円

娯楽費 3万円

保険料 1万2000円

貯金 1万円

借金返済 16万5000円

総支出 30万円

――――――――――――

【預貯金総額】 20万円

◆A.一人で抱え込まず、家族総出で解決策を講じましょう(深野氏)

まずは高すぎる通信費の削減を。格安スマホへの乗り換えを推奨します。食費も2人暮らしにしては高い印象です。退職金がどれだけもらえるかも重要なので今すぐ確認を。相談者の老後の生活設計は、親の資産をどれだけ相続できるかで大きく変わります。親の資産状況も把握しましょう。もし資産に余裕があれば頭を下げてお金を借りて、借金を返済することもできます。

2人のお子さんはすでに独立しているとのことなので、ここは恥を忍んで今の経済状況を正直に打ち明けてみては。子供たちには「奨学金を借りたもの」として、学費相当額を援助してもらえばだいぶ楽になります。本来なら家族4人で取り組めた問題を、責任感からお一人で抱え込んでしまっているように見えます。家族会議を開くことをおすすめします。その上で司法書士と債務整理について話し合うのも手です。

【深野康彦氏】

ファイナンシャルプランナー。1962年生まれ。大学卒業後、クレジット会社を経て独立系FP会社に入社。その後、独立して現在のファイナンシャルリサーチを起業。FP業界31年目のベテラン

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[明るい老後]―

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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