「メンヘラ妻」を引き寄せる男性の特徴6つ。「理想の夫」ほど危険

日刊SPA!

2020/3/24 15:53

 離婚した一般男性に離婚の顛末を聞くルポ『ぼくたちの離婚』(「女子SPA!」で連載中/角川新書より書籍化)が、3月24日発売より漫画誌『グランドジャンプめちゃ 4月号』(集英社)で、恐怖マンガで知られる雨群さん(「雨がっぱ少女群」改め)によってコミカライズされます!

それを記念し、どこよりも早く、漫画化初回の試し読みを公開。初回で取り上げられるのは、東大のITベンチャーCEO(38歳)が2歳年下の妻から受けた壮絶なモラハラのエピソードです(詳しくは、女子SPA!の「『1晩で5回』妊活妻に地獄のノルマを課せられた夫の告白」を参照)。

『ぼくたちの離婚』の中でも、読者からもっとも反響の大きかったのが、妻からのモラハラ離婚に至ったケース。モラハラを行う妻、そしてその被害に遭いやすい夫には、ある傾向があると『ぼくたちの離婚』の著者である稲田豊史さんは言います。

※以下、稲田豊史さんによる寄稿。

◆モラハラを働くメンヘラ妻

モラハラを働く妻たちは、往々にして情緒が不安定で、普通の人よりも日常生活でストレスをためやすい傾向にある(それが病名のつく疾患なのかどうかは、ここでは問わない)。夫たちの言葉を借りるなら、彼女たちは「メンヘラ」だ。

特徴としては、ささいなことで傷つき、急に感情や意見が変化し、気分のアップダウンが激しいために周囲の人間を振り回す。自分で自分の機嫌を取ることができない。その結果、彼女たちの不機嫌はもっとも近い身内である夫にぶつけられる。

彼女たちにとって、あらゆる人生の不満は「夫のせい」。「自分のせい」にすると、逃げ道がなくってしまうからだ。それゆえ彼女たちは、夫に対して常にいらだっているにもかかわらず、決して自分からは離婚を切り出さない。自分の不機嫌の受け皿として、夫を“必要”としているからだ。

彼女たちのメンヘラ気質が先天的なものなのか、結婚したことによって後天的にメンヘラ度が加速したのかは、人によるだろう。ただ、メンヘラ気質の女性を“引き寄せてしまう男性”というものは確実に存在する。複数の“被害男性”への取材を通じて見えてきた6つの特徴が、以下だ。

◆1. 優しい

物腰が柔らかく、温厚で、相手に気を遣える。会話においても、一方的にまくしたてたり相手を威圧したりすることはなく、極めて聞き上手。女性からの愚痴や文句も一蹴しないで、辛抱強く聞いてくれる。女性からすれば、自分の情緒不安定を寛容に受け止めてくれる格好のターゲットだ。

◆2. 責任感が強い

愚痴や文句に辛抱強く付き合えるスキルは、責任感の強さに比例する。「こんなにも“生きづらい彼女”を僕が見放したら、彼女は路頭に迷ってしまう。僕が救わなければ」。そんな責任感でメンヘラ女性と付き合い続けてしまうケースは少なくない。結果、女性からの求婚に「責任感」で応じてしまい、結婚生活のほとんどが彼女のメンタルケアで埋め尽くされてしまう。

◆3. 生真面目

他人である妻の不機嫌にまで責任を取ろうとする夫たちは、とにかく生真面目だ。彼らはメンヘラ女性から理不尽になじられても、「彼女の機嫌が悪いのは、自分の言動が彼女を苛立たせたからだ」と真面目に反省し、心から謝罪してしまう。それがメンヘラ女性をさらに甘やかし、つけあがらせる。彼女たちが自分で自分の機嫌を取らなくても済む環境を、男の側から用意してしまうのだ。

◆4. 中二病を引きずっている

彼らの多くは、メンヘラ気質のある女性に出会った時、「エキセントリックで特別な存在」として、つい恋愛感情を抱いてしまう。そして「特別な存在と親密になれた特別な自分」に酔う。彼らは往々にして、成人するまで女性経験が皆無、もしくは少なかったために、「自分は普通の恋愛とは違う恋愛をする人間である」といった、イタい選民思想に染まりがち。かつ、一般的な男女交際の形を知らない(比較対象がない)ので、彼女からの理不尽な要求を突きつけられても「男女交際とはそういうものだ」として納得してしまう。

◆5. 今までの人生に失敗体験が少ない

「どんな困難も、頑張れば克服できる」という考え方は、彼らの今までの人生が順風満帆だったからこそ、培われた思想である。彼らは「努力した分だけ報われる」人生を送ってきて、大きな挫折を経験していない。世間知らずの高学歴男性がメンヘラ妻被害に遭うケースが少なくないのは、そういうわけだ。

◆6. 昭和的な男のプライドが刷り込まれている

地獄の夫婦生活でありながら、何年間ものあいだ親兄弟や友人に相談しなかった男性は意外に多い。ある40代半ば男性は、「家庭内の悩みを外に言うのは恥ずかしい、それくらい黙っててめえで解決するのが男だ」と言っていた。このように、団塊世代の両親から、家父長制的な家族観を刷り込まれて育った団塊ジュニア世代(40代中盤~後半)の男性のなかには、「男として、家長として」といった昭和的なプライドにとらわれている人が少なくない。

◆努力家で頑張り屋の夫は「利用」される

よくよく考えると、メンヘラ妻を引き寄せやすい男性の「優しい」「責任感が強い」「生真面目」といった資質は、多くの女性が「結婚相手に備わっていてほしい」と考える要素だ。しかも、彼らは度重なる言葉や態度の暴力に耐えうるだけの忍耐力を備えている。要は、そういう「できた相手」を探し出すのが、メンヘラ女性は抜群にうまい。

自分の夫やパートナーが(1)~(6)に当てはまると感じた女性は、夫が頑張りすぎていないか、我慢しすぎていないか、注意深く観察してほしい。夫が愚痴を言わないからと言って油断は禁物だ。彼らは静かに傷み、くたびれ、気づいた頃には心が死んでいる。

一方、自分はこれらに当てはまると感じた男性は、プライドを捨てて外部にSOSを出す勇気を持ってほしい。あなたはきっと努力家で頑張り屋だ。しかし、努力家で頑張り屋ほどブラック企業をなかなか辞められないこともまた、忘れてはならない。我慢した先には何もない。人生は有限なのだ。1秒でも早く人生の再スタートを切ってほしい。

<文/稲田豊史>

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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