唐田えりかはなぜ「匂わせ」たのか?自慢せずにはいられない人間の心理

日刊SPA!

2020/3/22 15:53

 今年の1月に、いわゆる「文春砲」にて不倫が発覚した東出昌大。

女優の杏さんとおしどり夫婦で通っていた上に、お相手は清純派女優の唐田えりかということで、バッシングの嵐を受け続けている。4社あったCMはすべて降板となり、違約金は5億円とも6億円ともいわれている。3月17日には不倫騒動以降初の公の場に登場したが、記者からの質問には「お答えできません」の返答ばかり。バッシングは止まりそうにもない。唐田のほうは日本よりも韓国で人気があって、CMやドラマにも出演するほどであったが、日本よりも不倫に厳しい儒教社会での活動再開は困難を極めるであろう。

◆匂わせすぎる男と女はウザい上に“害”となるので要注意!

唐田にとっては災難? いやいや、彼女が行っていた「匂わせ」が不倫疑惑に結びついたという話もあるのだ。

2人は’18年公開の映画『寝ても覚めても』の主役とヒロインという立場で出会った。仲の良い出演陣はクランクアップ後も食事会などで集まっていたそうだが、唐田が東出を「でっくん」と呼ぶなど、2人の仲が良すぎると怪しまれていたという。また、映画のインタビューにて「(撮影が休みの日があっても)東出さんが本読みしようっておっしゃってくださったので、ずっと一緒にいましたね」と述べていた。

◆人間は承認欲求という地獄にどこまで抗えるのか?

公の場で、男女の関係にあるかもしれないと思わせる、匂わせ。

加えてインスタではプライベートシーンを思わせる東出の写真を何枚も投稿したり。ワイングラスを傾けている写真の奥には男の手、日付を見ると東出とカンヌに行っていた日だったりと、SNSでの匂わせをしていたのである。

いわゆる「匂わせ女子」だ。ちなみに「食事の写真で男が写り込み」は典型的な匂わせパターン。例えば他には……。

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・誰かに撮られたふうの寝顔投稿。→「誰が撮ったの?」と聞かれたいとしか思えない!

・「ネイルサロンに行ってきた」という写真で薬指に指輪。→爪じゃなく指輪にピントが合っていたりして、結婚するって口で言えばいいのに!

・ツイッターで縦読みメッセージ。→簡単すぎる謎解きで、相手の奥さんに不倫関係であることを伝えたいとしか思えない!

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このような匂わせが大好きな女性はリスクが高すぎて付き合いたくないと思ってしまうのだが、彼女たちはなぜバレバレの匂わせをやってしまうのだろうか。『「自分のすごさ」を匂わせてくる人』(サンマーク出版)の著者で心理学博士の榎本博明氏に話を聞いた。

「匂わせというのは承認欲求が起こさせるものです。認められるために自慢したくて匂わせてしまう。それで他人より上に立ちたい。比較意識が強い人でもあるんですよ。日常会話でも他人と比べる話がよく出たり、テレビを見ながら女優やタレントの欠点をあげつらうような女性。『あの女優、顔はいいかもしれないけど、服のセンスはないよね!』とか、人をこきおろすようなことを感情的になって言う女性は危険です」

軽い匂わせでは認められずに上に立てないと感じたならば、こきおろして、引きずりおろしてでも上に立とうとする。それでもダメなら感情的になって過剰な匂わせをする。不倫関係であれば相手の奥さんにバレても構わない、いや、むしろバレるような匂わせで「私と一緒にいる時間のほうが長いから」とマウンティングしてくる。

そんな暴露上等の匂わせ女子とは関わりたくないものだ。

◆女は男女関係の匂わせ。男は仕事できる匂わせ

男の場合はどうであろうか? SNSなどで見られる典型的な匂わせとしては……。

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・さりげなく高級品が写り込み。→金持ちアピール。ウザい!

・国際線の写真を載せて「出張に行ってきます」。→海外出張するほど仕事ができるアピールするエアポートおじさん。ウザい!

・針が12時を指している時計の写真で「てっぺんまで仕事」。→仕事ができるからたくさん振られるアピール。ウザい!

・「俺も昔はワルだった」写真投稿。→昔から強いグループに属していた強い男アピール。ウザい!

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男の場合はウザいだけで害がないかというと、むしろ生活に関わる深刻な問題になる可能性がある。

「男の匂わせは仕事とか能力での攻防になるので、会社や上司の受け取り方によっては給料とか昇進に影響してきます。SNSで匂わせばかりするような男性は、会社でも仕事上のライバルとしての比較意識の強さからくる匂わせをしてきて、例えば仕事で成果を出した同僚や後輩に対しては『運が良かっただけ』などといったケチをつけてこきおろした上に、自分が過去に成果を出したときのほうがすごかったように見えるデータを並べて、自分の有能さを匂わせようとしたり。

『アイツはいつも自慢ばっかりしているんだよ』などといった嘘の情報を流すことで、ライバルの人間性を貶める匂わせをしたり。人は情報源の記憶は薄れちゃうのに対して、情報だけは印象深く残ってしまうので、悪いイメージだけ残ります」(榎本氏)

言った者勝ち、匂わせた者勝ちということ。何も悪いことをしていないのに会社や仲間内での評価を貶められてしまうことが、匂わせ男子と関わるとあり得るのだ。

そういった者と関わらないようにするにはどうしたらいいのか?

「優越するような態度を取らないでいるべきですが、例えば『課長に褒められた』くらいでも匂わせ男女は過敏に反応してくるので極力触れないのがベストです。でも、そうすると今度は自分がアピールできず、会社や上司から無能だと思われてしまいます。自分の評価を高めるには少なからず匂わせが必要なのですが、日本人は誠実で真面目を好むので言葉ではなく態度で示すべきです」(榎本氏)

無理に匂わさなくても態度で上司は“察する”のが日本文化である。

◎対処法:自慢げにせず、極力触れない

【榎本博明氏】

えのもとひろあき。心理学博士。東京大学教育学部教育心理学科卒業。大阪大学助教授などを経て、産業能率大学兼任講師。著書に『かかわると面倒くさい人』(日本経済新聞出版社)など

<取材・文/上野充昭>

―[女も男も匂わせが大好き!]―

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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