退所会見の中居にジャニーズ事務所が”泣き”を入れている理由

※画像は、StreetVJ / Shutterstock.com より

 

やっぱり残留してほしい――

これは心からの本音なのかもしれない。3月末でジャニーズ事務所からの退所を発表した中居正広に”泣き”が入っているという。そのラブコールの送り主は何と藤島ジュリー景子新社長ら同事務所の幹部たちという。一体何が起こっているというのか。

 

完璧だった中居の退所会見

 

2月21日にテレビ朝日で退所会見を開いた中居は報道陣を自ら出迎えると冒頭から「”退所ロングインタビュー”を開催したいと思います。よろしくお願いします」と挨拶。完全な中居ペースで会見は終始進められ、百戦錬磨のベテラン記者でさえもすっかり手玉に取られたほどだった。あらためて中居の引き出しの多さに誰もが度肝を抜かれた格好だが、その中でもメディアの間で「さすがだった」と称されているのはやはり木村拓哉に関するコメントを述べたところであろう。

 

確執が生じていると噂され、犬猿の仲とまで言われている木村について中居は会見で動揺することなく淡々と次のように述べている。

 

「不仲でいいんじゃないですかね。別にいいんですよ。本人たちがわかっていれば。周りから言われたとしても、自分たちがわかっていればいいので」

 

この発言は「木村の存在に気配りを見せた中居の優しさ」としてメディアだけでなく、当然のようにファンからも大きな共感を呼んだ。業界内部でも「SMAPの元リーダーだからこそ『新しい地図』の3人(稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾)のみに終わらず、つま弾きにされて完全に浮いていたはずの木村とも実はきちんとホットラインが残っていると世の中に思わせることができた」などと絶賛のが巻き起こっており、中居の”懐の広さ”に脱帽している関係者は数多い。

 

中居の巧みな話術にジュリー新社長も脱帽!?

 

こうした展開をまったく予想していなかったのが、他ならぬジュリー新社長らジャニーズ事務所幹部だ。

 

「ジュリー社長ら幹部は正直、当初は中居の独立に関しては『やむなし』という姿勢だった。何より中居自身が残留に消極的で、事務所側が幹部候補生としている木村との距離感も縮まらないとあれば、もう引き留める理由はない。ジャニー(喜多川氏)さんの死去という出来事もあってずれ込んでいたが、ようやくこのタイミングで背中を押された。それでこの退所会見が実現したのだが、ジュリー社長側は前もって中居に『木村のことを悪く言うことだけはくれぐれもやめてほしい』と念押ししていたらしい。そうしたら中居は『そんなこと言うはずがないですよ』と即答したそうで、しかも実際に会見では木村をかばうかのような最高の”演出”まで用意していた。この会見を見たジュリー社長らは思わず涙を浮かべながら『中居の偉大な人間力というものをもしかしたら見誤っていたのかもしれない』とまで口走ったそうだ」(芸能評論家兼スポーツジャーナリスト・後藤茂喜氏)

 

それだけではない。退所会見で中居はSMAPの再結成について「1~99%の中にある。ゼロではないし、100%ないとは言えない。話を通すにしろ重ねていかないと。待っている人がいるからといっても期待にすべて応えられるわけではない。5人ですし、さまざまな環境がありますから、そことの兼ね合いというのを見計らいながら進めていかなければならないのではないか」とも発言。この言い回しにもジュリー新社長は「誰も傷つかないパーフェクトなコメント」と中居の巧みな話術に拍手を送ったという。

 

「新型コロナウイルスの感染拡大で日本中がパニックになっていることもあって、ジュリー社長は他の幹部らとともに『世の中がゴタゴタしていることで中居も急遽(退所を)据え置きし、残留へ変心するという流れにはならないだろうか』と実現するはずもないシナリオについて陰でグチり合っていると聞く。もちろん当の中居には急転残留の気持ちなど1ミリもないだろうが……」(前出の後藤氏)

 

中居は独立後、新事務所「のんびりな会」を立ち上げて活動する予定。何はともあれ、ジャニーズにとっては今さら中居の人間力を再評価したとしても”時すでに遅し”だったようだ。 

WRITER

  • 四海方正
  •        

  • 芸能、スポーツをメインに取材活動を続けているライター

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