南アフリカで1人目のコロナ感染者 イタリアから帰国の38歳男性

3月5日午後2時、南アフリカ国内で新型コロナウイルス(COVID-19)の1人目の感染者が確認されたという速報が報じられた。今まで対岸の火事と構えていたが、ここに来て一気に緊張が高まっている。『News24』など多くの南アフリカメディアが取り上げている。

南アフリカ保健省のズウェリ・ムクイゼ大臣(Dr Zweli Mkhize)の会見によると、感染者第1号はクワズール・ナタール州在住で38歳の南アフリカ人男性とのことだ。男性は妻を含む10名とイタリアを旅行し、3月1日にヨハネスブルグのO・R・タンボ国際空港を経由してダーバンに帰ってきた。その2日後、男性は発熱、頭痛、だるさ、喉の痛み、咳という症状があったため主治医に診てもらったところ、状況を察した医師がすぐに彼を隔離し、その後の検査で陽性と判明した。夫妻は帰国後、自ら人と会わないよう自宅で過ごしていたが、緊急管理センターは彼らの子供2人、医師などと面談を行い、感染者の行動を確認していくという。現在は子供らや医師も検疫を受けているとのことだ。

ムクイゼ大臣はまた、この男性とイタリアに行ったツアー客など接触した可能性のある人々を探し、検査を行う予定であると発表。現在までに疑いのある120名に関しては、検査済みだと述べた。現在の南アフリカでは新型コロナウイルスに関する渡航制限はしておらず、空港内で熱を測定する機械でチェックし、感染者の多い国から来た人に質問票を記載してもらうだけである。

その後、会見を開いたラマポーザ大統領は保健省がWHO(世界保健機関)に報告を随時行っていると述べ、「我々はすでにコロナウイルスが発生した場合の準備ができている。国民は決してパニックに陥らないこと、そして症状がある場合はすぐに病院へ行くように」と呼びかけている。

なお『eNCA』が速報をSNSに投稿すると、「(この国は)終わった」「なんでこの時期にイタリアに行ったんだ」「飛行機に乗っていた(感染者の)周りの人を探せ」などのコメントが寄せられた。

画像は『eNCA 2020年3月5日Twitter「The first case of #coronavirus in South Africa has been confirmed.」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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