爆笑問題・田中と巨人OBがトークショー! 川相氏がセ・リーグ5球団をデータ分析

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プロ野球開幕まで残り約1ヶ月――いよいよオープン戦が始まった2月22日(土)、東京・大手町にはジャイアンツファンが集結していた。

会場には多くのジャイアンツファンが駆けつけた
会場には多くのジャイアンツファンが駆けつけた

開演前にはスクリーンでオープン戦の中継を観戦
開演前にはスクリーンでオープン戦の中継を観戦

この日、よみうり大手町ホールで開催された『球春到来!!ジャイアンツ&プロ野球大予想スペシャル』には、爆笑問題の田中裕二、およびジャイアンツOBの川相昌弘氏、仁志敏久氏、清水隆行氏の4人が出演。東京ドーム スタジアムDJの髙橋大輔氏、構成作家の猿橋英之氏の2人がMCを務める中、さっそくトークショーが始まった。

トークを繰り広げる田中
トークを繰り広げる田中

まずは、名場面をまとめた映像とともに、2019年シーズンを振り返ることに。阿部慎之助捕手の通算400本塁打、原辰徳監督の通算1000勝、そして5年ぶり37度目のセ・リーグ優勝。2019年が記録尽くしの1年だったことを、再認識させられる。

モニターに昨シーズンの貯金の推移が映し出されると、様々な思い出話に花が咲いた。しかし、ポストシーズンのトーナメント表が映し出されると、一転して会場が一気に静まり返る。やはり日本シリーズでの福岡ソフトバンクホークス戦は、ファンに大きな心の傷として残っているようだ。

「2019年シーズンで特に印象に残った記録は?」という質問について、田中は阿部の通算400本塁打を選択。「新人の時、開幕戦で第1打席のツーベースから見てるので」と感慨深く語っていた。

話題がセ・リーグMVPに輝いた坂本勇人内野手に移ると、川相氏は今年2000本が視野に入っていることも合わせ、「素晴らしいというか、すごいですね。ジャイアンツだけでなく、球界で最高のショートになると思います」と大絶賛している。

ゲスト4人がそれぞれ考える2019シーズンの表と裏MVP
ゲスト4人がそれぞれ考える2019シーズンの表と裏MVP

その後、トークテーマはゲスト4人が選ぶ「2019年シーズンの表MVPと裏MVP」に。他の全員が選手の名前を挙げる中で、なぜか田中だけは裏MVPに元木大介コーチを選出していた。これについては、「ムードメーカーとしての役割が大きかった」とのこと。実は田中はコーチ就任が決まった直後、元木コーチと会っていたと話し、当時の様子についてこう振り返っている。

「(その時の元木コーチは)パンチ佐藤がオリックスに1位指名された時みたいだった。本当にびっくりしていて。『どうしようか。ドラフトで根尾がもし巨人に1位で当たっちゃったら、俺どう使ったらいいか分からなくて困っちゃう』というくらい、本当にビビってました」(田中)

トークショー中には、当日行われていたオープン戦(北海道日本ハムファイターズ戦)を観戦する一幕も。ちょうど映像が切り替わった瞬間、元ジャイアンツの宇佐見真吾捕手が打席に立ち、会場には「おー」という声が響き渡った。しかもスタメンには、ジャイアンツから移籍したビヤヌエバ内野手も名前も。まるでこのイベントを狙って組まれたかのような試合に、会場がどよめいた。

ゲスト4人が選ぶ今シーズンの注目選手
ゲスト4人が選ぶ今シーズンの注目選手

吉川尚輝選手について話す仁志氏(右端)
吉川尚輝選手について話す仁志氏(右端)

そしていよいよ話題は今シーズンの展望に。注目の選手については、ジャイアンツOBの3人が揃って吉川尚輝選手の名前を出した。特に、現役時代に同じポジションを守っていた仁志氏は、厳しくも温かい言葉で、吉川選手に大きな期待を寄せていた。

仁志氏がメジャーリーグの中継を務めていることもあり、川相氏から新加入のパーラ外野手について聞かれると、「バッティングに関してはそんなに穴がないですね」とコメント。

「4番手外野手という感じの選手なので、(そういう選手は)結構日本に来てるんですよ。クロマティとかシェーン・マックとか、僕らの時だとアレックス・オチョア(ドラゴンズ、カープに在籍)とか。そう言った感じなので、そこそこやると思います」(仁志氏)

田中は前日にジャイアンツのキャンプ地を訪問しており、そこで原監督から秘密兵器としてモタのことを聞いていたという。「元木コーチも言っていたんですけど、ハングリー精神があって、性格も良くて、貪欲でやる気があって伸びると言ってました」と期待値の高さをアピールした。

ちなみに、ジャイアンツのキャンプ名物となっている“原タワー”。プロ野球界のOBなどが原監督とマンツーマンで、一体どんな話を繰り広げているのか? 野球ファンであれば誰もが疑問に思うことだが、実際に座ったことがある田中は選手のことから世間話まで、様々な話をしていたと明かしている。今年は一体どんな話をしていたかというと……。

「張本さんと熱く話しているので、何を話題にしているんだろうと聞いていたら、サプリメントの話でした。練習を見ろと思いましたね(笑)。喝と言ってやりましたよ、心の中で」(田中)

セ・リーグ5球団を分析する川相氏
セ・リーグ5球団を分析する川相氏

さて、ここまでジャイアンツにフォーカスしてトークを展開してきたが、他球団の動向についても気になるところ。そこで川相氏の監修による、セ・リーグ5球団のデータ分析が会場で披露された。

川相氏による各球団の注意人物、および注目ポイントは以下の通り。

【中日ドラゴンズ】
注意選手:京田陽太内野手、吉見一起投手、山井大介投手

「ピッチャー陣は大野を始め枚数がいます。今年は与田監督が『ベテランに頑張って欲しい』と話しており、経験と技術のある彼らが加われば、もっと投手力が良くなると思います。去年、エラー数は中日が1番少なかったですし、ここ(守り)を中心にやりながら京田がどれくらいの活躍をするかによって、得点力がすごくアップする。しぶとい野球ができれば、BクラスからAクラスに行く気がします」

【東京ヤクルトスワローズ】
注意選手:奥川恭伸投手、嶋基宏捕手

「一番のポイントはバレンティンが抜けたところと、投手力をどうするか。奥川は1年目ですけど、もし出てくるとなると、そこそこ投げるのではないかなと期待を込めて。楽天では野村さんの下でやっていた嶋がセ・リーグに来て、リードやどんな力を発揮するのかという楽しみがあります」

【横浜DeNAベイスターズ】
注意選手:佐野恵太内野手、左の投手

「筒香が抜けた所を、佐野がキャプテンということでどれぐらいやるのか。ソト、ロペス、オースティンとの絡みがあると思いますが、佐野が頑張れば面白いと思います。あとは、ピッチャー陣。後ろは山﨑で決まっています。先発の坂本(ドラ2)という新人もいいピッチャーですし、濵口、石田といい左ピッチャーがいるので、どう機能するかと。櫻井というピッチャーもいいです。二軍も見ていくと、個々の能力は非常に良い選手が多いなという印象ですね」

【阪神タイガース】
注意選手:藤浪晋太郎投手、近本光司外野手

「藤浪がもし復活するようだと面白いなと。ピッチャーは後ろに藤川がいますし、外国人のピッチャーも良いです。野手では近本が1、2番を打ってスピードがありますし、外国人2人もパワーヒッターで、そこに福留と糸井と。そして何と言ってもキャッチャーの梅野がどっしりと座っているので、上手くマッチすると怖いと思います」

【広島東洋カープ】
注意選手:森下暢仁投手、長野久義外野手

「(キャンプで)高ヘッドコーチに聞いたら、『今年の長野は去年の今より調子が良い』と言っていて、本人も良いと言ってました。なので去年よりやると思います。森下(ドラ1)は即戦力としては、今年ナンバーワンだと思います。ブルペンで大瀬良、ジョンソンと投げているのを見てきたのですが、なかなか良いです。長身からのしなやかなフォームで、クイックもしっかりできますし」

開幕オーダーについて、熱いトークが繰り広がられた
開幕オーダーについて、熱いトークが繰り広がられた

最後はファンがまさに今気になっている開幕スタメン、そしてセ・リーグの順位予想で締めることに。

開幕スタメンについては、田中が予想したメンバーをボードに並べ、そこにジャイアンツOBが意見を交わすという形で進められた。1番セカンド・吉川尚輝選手、2番ショート・坂本勇人選手、3番センター・丸佳浩選手、4番サード・岡本和真選手の並びは、やはり不動だという考えで一致。5番以降については様々な意見が飛び交い、状況に応じて起用パターンが別れるという結論になった。

田中が2位に東京ヤクルトスワローズを選んだことに驚く巨人OB
田中が2位に東京ヤクルトスワローズを選んだことに驚く巨人OB

今シーズンの順位予想ではゲスト、そしてファンも含め満場一致で「1位は巨人」と予想していた。2位については仁志氏と清水氏がベイスターズ、川相氏はタイガースと予想。その中で田中が「意外なチームが入ってくる」と考え、東京ヤクルトスワローズの名前を挙げると、観客がどよめいた。理由について問われると「村上が50本、奥川は12勝する」と大胆予想。2018シーズン最下位だった阪神が昨シーズン3位で終えたように、何かが起こる可能性は十分にある。

最終的には会場の拍手の多さによって決まった、今シーズンの順位予想は以下の通り。

1位:読売ジャイアンツ
2位:横浜DeNAベイスターズ
3位:広島東洋カープ
4位:阪神タイガース
5位:東京ヤクルトスワローズ
6位:中日ドラゴンズ

シーズンの開幕まであとわずか。今回のイベントで名前が挙がった選手が活躍するのか? ジャイアンツは今年も優勝できるのか? 楽しみながら開幕戦を待ちたい。

最後は「レッツゴージャイアンツ」の掛け声て締めくくられた
最後は「レッツゴージャイアンツ」の掛け声て締めくくられた

今回のイベントを主催した「読売新聞オンライン」は、2月で1周年を迎えた。

同サイトではジャイアンツの情報はもちろん、注目動画やテーマ別にまとめた写真ニュースなど、豊富なニュース記事を展開している。DAZNのハイライト映像も視聴が可能。AKB48のチーム8による「月刊Team8」、毎月更新されるクーポンなどもあり、野球ファンならずとも興味深い情報が充実している。

当記事はSPICEの提供記事です。

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