葬儀の事前検討派と事後検討派、葬儀費用はどのくらい差が出る?


よりそうはこのほど、「葬儀に関する実態調査」の結果を明らかにした。同調査は2019年7月、過去2年以内に葬儀に関する意思決定を行った全国50歳以上の男女625名を対象にインターネットで実施したもの。

同調査は「葬儀」について、事前検討をした層と事後検討した層に分けて実施した。最終的に依頼した葬儀社への総合満足度を「1=不満」から「5=満足」の5段階で評価してもらったところ、事前検討層は事後検討層(2.6)に比べ0.5ポイント高い3.1ポイントとなった。

葬儀社の他者への推奨度を「1=推奨しない」から「10=推奨したい」の10段階で評価してもらったところ、事前検討層は6.9ポイント、事後検討層は6.5ポイントで、0.4ポイントの差がついた。

葬儀にかかった平均費用について聞くと、事前検討層は約159.7万円、事後検討層は約171.4万円だった。事前検討層は事後検討層に比べ、費用が約12万円低くなっていることがわかった。

葬儀をあげる際に重視する項目について尋ねると、1位は事前検討層・事後検討層ともに「納得のいく価格である」(事前:76.2%、事後:66.1%)だった。5位までにランクインしている項目は、5項目中4項目が同じで、葬儀の重視項目は事前検討層・事後検討層に関わらず共通であることがわかった。

「亡くなる前に葬儀に関して準備したり決めていたこと」を複数選択で聞くと、事前検討層は「葬儀社の決定」「葬儀の種類の決定(一般葬や家族葬などの種類、宗教方式)」「斎場の決定」が上位を占めた。

健在時から葬儀後までの感情の移ろいを尋ねると、健在時は「平穏」(18.2%)だが、体調悪化時に「不安」(26.6%)「悲しい」(21.9%)と感情が不安定になっていくことがわかった。

事前検討層と事後検討層の行動と感情を時系列にまとめたところ、事前検討層は時間にとらわれず、冷静な状況で比較検討を行っていることがわかった。検討段階で葬儀社と会話を交わすため信頼関係を築きやすく、お別れに集中できるので、結果的に満足度が高くなっている。

事後検討層は、大切な人の逝去後という心理的に不安定な状況で、葬儀社・葬儀内容・価格などを限られた
時間の中で決定する必要がある。そのため、全事項について考えたり、比較検討をできない状態で葬儀を迎えることとなるため満足度は上がりにくいことがわかった。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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