『夜ふかし』で話題の嫁ニー TV未放送の『黒い濃い人』残酷エピソード吐露

しらべぇ

2020/2/13 17:40




「嫁を想い、自慰行為をする人」。

2018年秋、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)に酔っ払って出演し、つい性癖を暴露してしまったのが、平良(たいら)司さん。番組でのちに『嫁ニー』と名付けられた人物だ。現在にいたるまで、たびたび番組に出演し、話題を呼んでいる。

普段の顔は、那覇・国際通りに店を構える居酒屋『じなんぼう』の店長にして、海ぶどうの専門店『想いっきり海ぶどう』を経営。多彩な商才を持ち、人脈も広い。

番組では近頃、嫁ニー自ら発案したお菓子『黒い濃い人』を売り出そうと、同市内の土産店に営業を掛けた様子に密着。19年12月9日の放送では、「気持ち悪い」といった理由であえなく断られ続け、悔しさから頬に涙が伝う場面が映った。

だが2月上旬、店を訪れ直撃すると「2月14日頃から発売することが決まったんです」。笑顔を見せる嫁ニーの姿をキャッチした。

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■3年前からぼんやりと思い描き始める

(嫁ニーらしさあふれる手書き)
『黒い濃い人』の開発に動き出したのは、3年前にさかのぼるという。

当時、「お菓子をいつか作ってみたい」と考え始めていた折、「絶対売れると思う」と後押ししてくれた企画会社とタッグを組み、ともに企画を練るように。“沖縄らしいお菓子”と考えたとき、沖縄のひとつの特徴である『顔の濃さ』に着目したのだ。

「空想の中で、こういう人が『黒い濃い人』かなと想像して、友達・上司とかに何人かいる、濃いパーツを持つ人を思い浮かべて、パーツをつぎはぎした感じ(笑)」。

本格的に動き始めたのは1年前だが、厳しいスタートだった。

「製造工場とかに行っても、『居酒屋と海ぶどうやってる人なんでしょ?』といった理由で相手にしてもらえず…。見積もり送っても来なかったり…。ただ、『夜ふかし』に出るようになって、改めて『一度(番組の)映像見てくれ』と頼んだらトントン拍子で話が進みましたね(笑)」。


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■飛び込み営業を仕掛けるも…




こうしてまずは完成したサンプル。県内の土産店を中心に、多いときで1日30~40店舗、合わせて100店舗以上の店に飛び込み営業をおこなったが、再び壁にぶち当たる。

「(放送された番組の収録時には)OKもらえたところもありますよ。ただ、なかには『気持ち悪いね』『これあんたなの?』と言われたときは凹みました…。まったく知らない人のリアルな声を聞いてみたいと思っていたので、それは良かったんですけどね」


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■反響は大きく…




テレビの力には、感謝してもしきれない。放送後の反響は大きく、嫁ニーに順風が吹いたのだ。厳しい指摘を受け、パッケージや味の微修正に取り組んでいた折、「テレビ見ました! 置かせてください!」といった問い合わせが殺到。

2月14日から、県内30~50店舗に置けるようになった。



「『ダメ』と断られたところにも、新しいパッケージを持っていったらいいよ、と。『(嫁ニーが出演しているのが)こういう(人気)番組だと言ってくれよ』とも言われましたね(笑)」

3月には、東京・渋谷のドン・キホーテにも試験的に発売することが確定。「県外最初の発売になります」と胸を張る。
(嫁ニーに会いに来たファン)
幾多の困難を乗り越え、実現した『黒い濃い人』は、800円(税別)。久米島産のちゅら恋紅芋を使った、沖縄の味が詰まっている。

「そちらの編集部にも送りますよ!」。発売が決まり、沖縄の青空のように晴れ渡った爽やかな表情を浮かべ、嫁ニーは安堵していた。




たいら・つかさ

1983年8月20日生まれ 沖縄県南風原(はえばる)町出身

居酒屋『じなんぼう』、『思いっきり海ぶどう』店長

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(文/しらべぇ編集部・亀井 文輝 撮影/キモカメコ佐藤

当記事はしらべぇの提供記事です。

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