カリフォルニア生まれの電動SUV「フィスカー オーシャン」の受注を開始

フィスカーがいよいよ復活する。といってもフィスカー(Fisker)は日本では無名に近いブランドだが、アメリカでは革新的な電気自動車専門メーカーとして知られた存在だ。そのフィスカーが2020年1月の「CES2020」で発表したSUV電気自動車「オーシャン」の受注が始まった。

■フィスカーの生い立ちフィスカーのリーダー、ヘンリック・フィスカーはデンマーク系アメリカ人で、元BMW、アストンマーティンでデザインを担当した経歴を持っている。そのフィスカーが2007年にカリフォルニアで電気自動車メーカーの「フィスカー・オートモーティブ」を起業した。

実はテスラのイーロン・マスクも2004年頃から資金の調達を開始し、2007年に自動車メーカーとしてスタートを切り、2008年に「ロードスター」を発表している。つまりフィスカーもほぼ同時の起業であり、政府の自動車製造先端技術促進のための低金利融資を得てスタートを切っている。

イーロン・マスクは純粋なビジネスマンだが、ヘンリック・フォスカーは自動車メーカーで十分な経験を積んでおり、同社初のシリーズ・ハイブリッドPHEV「カルマ」は、高級PHEVとして完成度が高いと評価を受け、2011年アメリカで、翌年にはヨーロッパで発売された。

*アメリカンEV「カルマ」の本気度:https://autoprove.net/others-import-news/118946/

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■「オーシャン」の概要ヘンリック・フィスカーは、失敗を教訓に新しいバッテリーの研究開発に携わるとともに新たな電気自動車の開発を目指して再起し、2016年にピュアEVを開発製造する新会社である「フィスカー・インク」を設立している。

その第1作が、CES2020にプロトタイプとして出展された「オーシャン」だ。全長4640mm、全幅1930mm、全高1615mmのDセグメント・サイズで、まさにテスラ・モデルYと競合する電動SUVだ。前後に各モーターを配置したAWDで、バッテリー容量は80kWh。航続距離は480km。モーター出力は300ps以上で、0-100km/h加速は3秒以下を目指している。

トランク容量は566L、リヤシートを倒すと1274Lまで拡大するなど高いユーティリティをも備えている。

「オーシャン」はサスティナビリティ、リサイクル性を重視したクルマで、インテリアには、廃棄された漁網からリサイクルされたカーペット、廃棄されたポリエステル繊維、ペットボトル、プラスチックなどをリサイクルしたフリースなどを積極的に採用。これらCO2排出量の少ない素材を多用している。

なおルーフは、オプションでソーラーパネル製を選択できる。ソーラー発電パネルにより年間1600km分の走行距離相当の電力が得られるという。

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装備では、一つのスイッチ操作で、全ウインドウ・ガラス、ガラスルーフなどがフルオープンになる「カリフォルニア・モード」、16インチサイズのセンター・タッチスクリーン、9.8インチのメータースクリーン、ヘッドアップ・ディスプレイを装備している。

エンターテイメントでは、歌詞がディスプレイ上に流れるカラオケ・モードなども採用。

■予約受注開始「オーシャン」のアメリカでのベース価格は410万円からとなる。WEBサイト、スマートフォン・アプリを使用して受注を開始しており、2022年に納車が開始されるとしている。

Apple Store:Fisker FlexeeGoogle Play:Fisker Flexee予約WEBサイト:https://flexee.fiskerinc.com/

なお、日本では輸入販売のデロリアン・モーター・カンパニーが受注を受け付けている。ベース車両価格840万円(プレミアオプション別、税諸費用別) 予約金:105万円(税込)。予約受付WEBサイト:http://www.delorean.co.jp/ocean/index.html

Twitter:https://twitter.com/autoprovenetfacebook:https://www.facebook.com/autoprovepage/Youtube:https://www.youtube.com/user/autoprove/

フィスカー 公式サイトデロリアン/モーター・カンパニー 公式サイト

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