「絶対零度」第3話は本田翼回!沢村一樹とのイチャイチャ護身術教室が切ない

エキレビ!

2020/1/27 09:45

2018年に放送されたフジテレビ系「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の続編「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」第3話が1月20日に放送された。(参考/前シリーズ各話レビュー)

本作に登場するミハンシステムとは、あらゆるビッグデータから未然に犯罪を犯しそうな人物を特定するシステム。警察の秘密組織である「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)はこれをもとに事件を未然に防ごうと奮闘する。

また、一話完結の事件とは別に、ミハンチームの井沢(沢村一樹)が二か月後に起こす銃殺事件の謎が本筋として描かれる。

殺意を忘れた危険人物
第3話でミハンシステムが感知した危険人物は、日本バレエ界のホープ・八尋舞(山口まゆ)。1週間後にコンクールを控える舞だったが、資材落下事故を目撃してしまい、ショックから一部の記憶を失ってしまった。

難病でバレエ界を離れた親友の足達智花(古川琴音)や、ライバルの瀬川綾乃(我如古りな)、謎の自殺を遂げたトレーナーの堀脇亮(坂本和基)らの過去を捜査した
井沢らミハンチームは、舞が忘れてしまった殺意と、その対象人物に迫る。


本田翼回でした
相変わらず1話完結で濃い~事件を扱う「絶対零度」。今シリーズは、ミハンメンバーの過去とリンクするような事件性になっていて、メンバーが過去の自分と向き合うシーンが組み込まれている。

今話は、前シリーズから継続して描かれている、男性に襲われた小田切の過去に触れられた。ちなみに、今シリーズから観始めた人は、少し置いて行かれた気持ちになってしまうかもしれないが、そこは安心して欲しい。前シリーズを観ていても、"小田切は女子高生時代に襲われ、男性恐怖症になった"くらいしかみんな知らない。

親友の智花のこと、自分が犯した過ち、すべてを思い出した舞は、ビルから飛び降りようと試みる。それに気づいた小田切は屋上に向かうが、ギリギリのところで舞は、鍵を閉めてしまう。ドア越しに小田切は自分の過去を語り、舞を説得した。

「私を襲った男は、常習犯だったの。刑務所には入ったけど、たったの6年の刑だった」

「今でも怖くなる。街を歩いていても、男の人の顔があいつの顔に見える時もある」

「死にたいって思った過去があるから、今の自分がいる」

グループセラピーでも語ることができなかった過去。小田切は、他のミハンのメンバーが電話越しに聞いているのを知ったうえで、舞を救うために全てを打ち明けた。

そんな小田切に山内(横山裕)が一言。

「吉岡と加賀美さんが言ってたよ。『お前はすごい』って。俺もそう思う」

ミハンチームの絆が深まった瞬間だ。

井沢の殺しに小田切が関わっている?

本筋と単発の事件がリンクしてすっきり解決。見事なストーリー展開なのだが、今作はどうしてもハッピーエンドでは終われない構造になっている。

それは前述した2ヶ月後に井沢が起こす銃殺事件のせいだ。もちろん、まだ井沢が殺したとも限らないし、むしろそう見せかけたミスリード演出の可能性が高いが、この本筋がとにかく重い。

第3話のラスト1分、小田切は井沢の事件を受けて依願退職を出した。

井沢の殺しに小田切が関わっている? 井沢という心の支えがなくなったから? 井沢の過去を受け止められなくなった?

どういう経緯かはわからない。だが、過去を打ち明けてひとつ強くなった小田切の笑顔が、突然、依願退職をして茫然としてしまうのだからいたたまれない。ハッピーエンドの余韻はキレイさっぱり消え去ってしまう。

本筋の重さは、余韻どころか、物語途中の楽しいシーンにさえ影響を与えている。今話でも、井沢を実験台に小田切が舞に向けて護身術教室を開くほっこりシーンがあったのだが、「この後、井沢が事件起こすんだよな」と思い出すと一気に切ないシーンに早変わりだ。

どんなに素敵な話も、スカっとする勧善懲悪も、井沢の射殺事件のせいでモヤモヤとした後味に。前シリーズからそういう気はあったが、せっかくの濃厚な話の余韻を、別の事件でかき消すのはどうなんだろう。まぁ、ドラマってそういうもなのかもしれないとは思うけど。
(さわだ)

■「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」
出演:沢村一樹、横山裕、本田翼、森永悠希、高杉真宙、上杉柊平、マギー、粗品、水野美紀、柄本明
脚本:浜田秀哉
音楽:横山克
企画:稲葉直人
プロデュース:永井麗子、関本純一
演出:石川淳一、品田俊介、木村真人、小林義則
主題歌:家入レオ『未完成』

当記事はエキレビ!の提供記事です。

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