KERA、2020年に新作3本を含む舞台4作品の上演を発表!「KERA×古田新太」に新ユニット構想も

エンタステージ

2020/1/22 12:03


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精力的に新作を発表し続け、演劇界を牽引する劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、2020年に4本の舞台作品を手掛け、うち4本の新作とすることを発表した。1本目は、大竹しのぶ、宮沢りえ、井上芳雄、黒木華、杉咲花、生瀬勝久などの出演が発表されている『桜の園』を4月に上演。その後、年内に3本の新作公演が予定されており、いずれもKERA作・演出の書き下ろし作品となる予定だ。

チェーホフの4大戯曲をKERAの上演台本・演出で全作上演する企画「KERA meets CHEKHOV」の最終章となる『桜の園』について、KERAは「シス・カンパニーとのチェーホフシリーズもこれにて完結。ちょっとどうかと思うほどのオールスター・キャストが集結してくれてしまいましたが、チェーホフはあくまでチェーホフ。力まずにいきます」と語っている。

続く夏に控えるのは、古田新太が座長をつとめKERAが作・演出を担う“KERA×古田新太”企画。これまで、4、5年に一度のペースで上演し、2016年の『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』を含む“ナンセンスの極致”と言える3作品を発表してきた。本多劇場で行われるこの新作には、古田新太、小池栄子、秋山菜津子、大東駿介、大倉孝二、犬山イヌコ、山西惇などが参加。

KERAいわく「古田新太座長との“ナンセンス三部作”は2016年の『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』を以て素敵に完結したわけですが、チームは無くなったわけではありません。新たな参加者も加わり、今度は強烈な“ブラックコメディ”を作るつもり。昨今のひっどい世の中には真っ黒な喜劇で一石、いや、七、八石投じたい」とのこと。

さらに、秋には「新ユニット」の旗揚げ公演を予定しているという。今までも「オリガト・プラスティコ」や「KERA・MAP」など、自らの表現形態に合わせユニット公演を行ってきたKERAだが、2020年に新たなユニットを始動させる。KERAは「この期に及んで新ユニットを結成。すでに何公演分も構想あり。傑作の連打を約束します。まあ見てて」と活発な活動を予告している。春には詳細が発表される予定だ。

そして、冬には待望の「ナイロン100℃」第47回本公演の上演が控える。KERAは「劇団2年半ぶりの新作は、意外な劇場で上演。松永玲子と村岡希美を軸に、シンプルに、そしてシリアス目にいくはず、たぶん」と述べており、松永・村岡の二人を中心に据えた演目になることを明言している。

◆ケラリーノ ・サンドロヴィッチ
今年は舞台を4本やります。もはやこの歳になると、何を目指すとか、誰に負けないようにとか、まったくない。ただただ地道に、一つ一つの作品に打ち込み、やりたいことをやりたいようにやり通し、幕が開いた時にお客さんよりまずは自分が楽しめる舞台を作る。それも生半可じゃ駄目だ。心底楽しめる舞台を。そのためなら、たとえ執筆や稽古で相当苦しく辛い過程を経ても我慢できる。(いや、執筆はともかく、稽古は大抵楽しいのですが。)誤解されがちだが「やりたいことをやりたいようにやり通す」のは意外と大変なのだ。ほんの少し、やりたくないこともやる方がよっぽど楽だ。様々なことが円滑に進むし、将来的にもやり易くなる。だけど、多くのオトナたちが当たり前に目を瞑っているようにして目を瞑っている自分を想像するだけで死にたくなるのだ。あとから襲ってくる自己嫌悪が人一倍強い。これはもう病気かもしれない。なので今年もがんばって、意固地さをキープする所存であります。

※記事内のKERAコメントはすべて、KERA舞台作品2020年4公演解禁チラシより引用&抜粋

ケラリーノ・サンドロヴィッチ舞台作品2020年ラインアップは、以下のとおり。

<春>
シス・カンパニー公演 KERA meets CHEKHOV vol.4/4 『桜の園』
4月4日(土)~4月29日(水・祝) Bunkamura シアターコクーン

【作】アントン・チェーホフ
【上演台本・演出】KERA
【出演】大竹しのぶ、宮沢りえ、井上芳雄、黒木華、杉咲花、生瀬勝久、鈴木浩介、野間口徹、藤田秀世、西尾まり、半海一晃、山崎一、ほか

【詳細】シス・カンパニーHP http://www.siscompany.com

<夏>
“KERA × 古田新太”新企画 新作公演
6月~7月予定 本多劇場ほか、豊橋・兵庫にて公演予定あり

【作・演出】KERA
【出演】古田新太、小池栄子、秋山菜津子、大東駿介、近藤公園、尾上寛之、板垣雄亮、小柳心、福地桃子、大倉孝二、八十田勇一、入江雅人、犬山イヌコ、山西惇

<秋>
KERA 新ユニット第1回公演
【作・演出】KERA

<冬>
ナイロン100℃ 47 th SESSION 新作公演
【作・演出】KERA

【キューブ公式サイト】http://www.cubeinc.co.jp

当記事はエンタステージの提供記事です。

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