アサガワさん(小木博明)が増えたらいいな…高杉真宙主演『前田建設ファンタジー営業部』舞台挨拶レポ!

実在する企業・前田建設工業株式会社が、”『マジンガーZ』の地下格納庫を本気で作ってみたらどうなるか”をWEB企画で取り組んだ実話を基に、今回映画化が実現! 1月31日(金)より映画『前田建設ファンタジー営業部』が公開される。そこで1月15日(水)に歓声披露上映会が催され、主演の高杉真宙さん、上地雄輔さん、岸井ゆきのさん、本多力さん、六角精児さん、小木博明(おぎやはぎ)さん、本作のメガホンをとった英勉監督が登壇し舞台挨拶が行われた。
▲左から、本多力さん、小木博明(おぎやはぎ)さん、岸井ゆきのさん、高杉真宙さん、上地雄輔さん、六角精児さん、英勉監督。

満席のお客さんの中、まず最初に冷静な若手社員ドイ役を演じる高杉真宙さんが「このメンバーでここで出られるって、何か、不思議というか。ちょっと緊張してるんですけど、皆さんと楽しくお話しできたらいいなと思っています」とご挨拶。

続いて優柔不断な先輩社員ベッショ役の上地雄輔さんが「足下の悪い中、ありがとうございます」と言うと小木さんから「足下悪くないよ」と突っ込まれ、「来たとき雨降ってたもん。マジで? 止んだ? じゃあ、足下が良いところ…」、さらに小木さんから「結婚式じゃないんだから」と突っ込まれつつ、「お越しいただきありがとうございます」と早速仲の良いやり取りが垣間見えた。

やる気のない同僚社員エモト役の岸井ゆきのさんは「今日は皆さんに完成した映画を観てもらえることが本当にうれしいです」とはにかみながらご挨拶。

アニメ好きな先輩社員・チカダ役の本多力さんは「今日はありがとうございます。よろしくお願いします」と言うも、小木さんから「拍手の量がちょっと少ない」と言われ「いや、そうなんですよ、そこ、気を使ってもいいとこですよね~」とお願いすると、会場から大きな拍手が送られた。

ダムオタクでフワ役の六角精児さんが紹介されると、すかさず小木さん「さすが、六角さん」と入ってくるも、「いやいやあのう、ボクですから」と遮る六角さん(笑)。上地さんいわく実は本日一番緊張しているらしい小木さんに「一回ちょっと落ち着いて」と言って止めてから改めて六角さん、「どうも、小木です。よろしくお願いします」と挨拶をして場内大爆笑に!

いよいよ熱血上司アサガワ役の小木博明さんの番が来ると「ありがとうございます。ちょっとボクもいいですか、ここまでやっと、たどり着きまして……本番まで2週間ということで、結構ボクも思うトコあるんですね。……ちょっと、時間、もらってもいいですか?」と皆に尋ねると、思わず全キャスト陣大笑い。たまらず上地さんが「大丈夫です、あなたの時間です」と促すも、「はい。えーと、あのう……ちょっと思うことが…」しどろもどろになり、上地さんから「ないの?(笑)」と言われ「すみません、ありませんでした。失礼します」と言ってお客さんも大爆笑!

本作の監督を務めた英勉さんの番になると、「一番活躍した方ですからね」入ってくる小木さん。そこで英勉監督、撮影当時を思い出したようで「悪夢というか……悪夢じゃないですけど、いつまで経ってもボクの話しを聞いてくれない人たちだったなぁっていうのが(笑)、いまぐわっと思い出された感じです」と言ってまたまた笑いで包まれた。

司会の方か今回の撮影現場での思い出を尋ねると、まず高杉さんが「毎朝、小木さんがセリフの練習をされてたんですよ。後半になるに連れて、それに合わせてドンドン皆でセリフ合わせをしていくようになったのを覚えてますね」と明かすと、「ちょっとオレ(笑)、出来ない子みたいな感じじゃない?」と言う小木さんにそういう意味ではないと高杉さん。最初はマネージャーさんとセリフ合わせをしていたところ、マネージャーさんがキャスト陣の、特に本多さんのモノマネをしながら練習していたので、「それやったらやりますよ」と言って本多さん達とセリフ合わせをするようになったそうだ。
もともと高杉さんの話だったところから脱線して小木さん中心の話になっていたことに気づいた上地さん、「いま、真宙(のターン)なのよ」と言うと「じゃあ、もう真宙しゃべって」と拗ねた言い方で大爆笑となり、高杉さんも笑いながら「こんな感じで現場も楽しく過ごしてましたっ!」と締め、撮影現場の様子が窺えた。

また長回しのセリフが多く大変だったのではと司会者が尋ねると、真っ先に小木さん「そう!」と相槌を打ち、「相槌がうるさいなぁ~!(笑)」と上地さん。それでも小木さんは「いや、オレも大変だったなぁと思って」言うと、高杉さんも「大変でしたね。でもそれぞれ一人一人長いセリフの日とかがあったんですよ」と話すも、上地さんがビシッと小木さんに「あなたは無いから!(笑)」。それでも「いや、オレはオレなりにあったのよぉ~、なんか一人一日あるんだよね」と話す小木さんに、本多さんも「(その話)先ほど高杉くんが言いました」と突っ込み、「じゃあ、もう、いいよ」と小木さん(笑)。


そんな楽しげな様子にも関わらず、最初の会議室のシーンでは4人が全然しゃべらなかったと明かす上地さん。小木さんも「酷かったもんですよ」と言うと、上地さんも「(高杉さん)ずっと下向いてるし、(岸井さん)ケータイ見ていじってるし、(小木さん)緊張しながらもぞもぞやってるし、(本多さん)一人でぶつぶつセリフの勉強してるので。こんなにしゃべるなんて、あの頃夢にも思わなかったくらい」と言うと、高杉さんも「全然しゃべんなかったですね」。そこで上地さんが皆の間に入って、ご飯を食べに行ったり、一番年上の小木さんに、こういうときは話しかけた方がいいですよとアドバイスしたりしたそうだ。

すると小木さん「上地くんが全部間に入ってくれたんです。ぜ~んぶこのおバカタレントが…」と言い、「上げて下げるの止めて下さい(笑)」と突っ込む上地さん。とにかく上地さんが全部教えてくれたと小木さんが感謝すると、撮影現場に途中から参加の六角さんは「そんなことしてたの(笑)?」と本気で驚く様子も。

次に振られた岸井さんが話そうとすると、やっぱり小木さんが「ボクが一番印象に残っているのは…」と言いかけ、「まだ私のターンです」としっかり止める岸井さん。「小木さん、撮影終了前に整体とか入れちゃうんですよ」とバラすと、英監督も「そうだそうだそうだそうだ(笑)」と激しく同意。「しかもこの人が何回もNG出して」と話す上地さんに、続けて岸井さんが「『今日、ボク、焼き肉行く約束しちゃった』とか撮影が終わる前に言い出して、『えっ、どうするんですか、小木さん、今日7時まで撮影ですよ』と言っても、『いや6時からもう取っちゃったからさ』とか言って。でもホントにその時間の前に絶対巻いて終わっちゃうんです」と。本多さんも「監督飛んできてね」。小木さん「それ、言わないで、監督の前でそういうの」と言うも、上地さん「(笑)監督の目の前で言ってたじゃん」、岸井さんにも「監督の前で自分で言ってました」と暴露され、小木さん無言に(笑)。

畳みかけるように上地さんが、長セリフが嫌だからと監督に言って上地さんの説明セリフが増えていったことを披露。「(さらに)自分の所でNG出すのに、撮影8時終わりの予定なのに6時に焼き肉予約してるんですよ」と話すと、六角さんも「ハハハハ(笑)、すごい」。

ここですごいのが小木さん「それは監督が優秀だから」と言うも、本多さんからは「終わる前に『もう入れちゃったから』って言ってましたよ、小木さん」、英監督からも「朝から『もう終わりますよね』とか言われるんですよ」と立て続けにバラされると、六角さんから「バラエティーじゃないんだよ、これは!」と突っ込まれると、会場からも大拍手&大爆笑が起こった。

「違うの! 結構皆が優秀で巻くんですよ。今まで巻く傾向があったんですよ。監督、すごい優秀なんで、毎回2時間3時間巻いてたし」と褒め称える小木さん。「まぁまぁ、それは」と六角さんも。「そういう意気込みでこっちもやったほうが…ね!」と言う小木さんにお客さん大爆笑! 「ケツがあったほうが皆やる気も出るじゃない。それは言った方が、皆も頑張るし。(皆の)タメを思って焼き肉、マッサージを入れてるんですよ」と言い切り、六角さん終始大笑い。

しかしここで本多さんからも小木さん情報が。「(キャストの皆さん)ご存じの通り小木さんがセリフを噛まれることが多々あって。セリフ噛んだらカット掛かってやり直すんですけど、途中から小木さんが自分でちょっと戻ってやり直すっていうワザをやりだされて。小木さん的には気持ちは戻ってますけど、こっちはまだ笑ってるときにもう始めるから……」と話すと、上地さんも「恐ろしいですよ」、高杉さんも「ビックリしましたよ」。
さらに上地さんからも「あと自分で決まったなって勝手に思うんでしょうね、セリフ言った後に、『よし!』とか言うんですよ」と披露するとまたまた大爆笑に。

また途中から参加した六角さんは撮影現場に入ったときの様子を披露し、「最初からものすごいガッシャガッシャしゃべってんだよ。もういろんな事しゃべって、冗談言いまくって、監督の言うこと全然聞いてないんだよ。オレはそれを見て、『あっ、この映画ダメだな』と思った。それで、本番行くじゃん、そうしたらあんた(小木さん)噛みまくってさ、で、それで皆さん笑いまくってさ、それでもう一回ダメだって思った。でもこの映画観たら、すっげー面白いんだよ!」と熱く語ると、会場内から拍手が沸き起こった。

六角さんが「これ、どういうことですか!」と監督に詰問すると、なぜか小木さんが「不思議ですよねぇ~。いや、オレもダメな映画だなぁと思ってたんですよ!」と言って場内大爆笑! それでも小木さんが「観たら面白くなってるんだよね!」と言うと、六角さんも「すごかったんだよ!」と。小木さん「すごいっすよね、編集が! スタッフがすごいんですよ!」、六角さん「あなた魔術師だよ~! これ! すごいよぉ~! ホントだよ~、あの前後はいったいどうなったんだ!? っていうさぁ! すごいいっぱいあって、ってな感じございますよ!」と本作の面白さを二人がものすごく熱く語ってくれ、観る前のお客さんたちも大喝采だった。


最後に監督と主演の高杉さんからメッセージ。

英監督は「皆さん、こんな風に仰ってますけど、ボク本当にこんな何もしなくて良かった……し、何も出来なかった映画はないと思うので(笑)、ぜひ楽しんで観て頂いて。原案はまだまだあるので、次もその次も作れるやつなんで、ぜひ…」と話すと、客席から大歓声が! しかし続けて「メンバーの再編はちょっと考えるので(笑)」と言うと、「え~~~~!」という声と共に笑いが起こり、「楽しかったらぜひ皆さん、お友だちとかに言っていただけたらうれしいです」と贈った。

高杉さんも「本日は皆さん、ありがとうございました。舞台挨拶を見ていただいたとおり、めちゃくちゃなメンバーというか(笑)、ホントに面白い皆さんが集まった映画で、メチャクチャ面白い映画になったと思います。あんまり自分が出てる作品で言うこと無いんですけど、ホント、メチャクチャ面白いなと思いながら映画、観てました、ボクは。監督とは何度かご一緒させていただいて…(背中を触っていると上地さんから突っ込まれ)めっちゃ緊張するんすよ(照笑)観てて思ったのは、大人になっちゃった人たち、大人になろうとしてる人たちに観て頂けたらうれしいなと思った作品です。何か仕事するときに楽しんでやる方法とか、何かロマンがあったりとか、子ども心がある人たちに付いていきたいなとボクは思うんです。アサガワさん(小木さんの役)とかっていうのはその象徴だと思っていて、この映画を観てアサガワさんみたいな人が増えたらいいなって、ちょっとボクは思ってます。この熱が伝染して、いろんな人に伝われば良いなと思っています」


<作品概要>
『前田建設ファンタジー営業部』
2020年1月31日(金) 新宿バルト9、イオンシネマほか全国公開

出演:高杉真宙 上地雄輔 岸井ゆきの 本多力 / 町田啓太 六角精児 / 小木博明(おぎやはぎ)
監督:英勉/脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)/原作:前田建設工業株式会社 『前田建設ファンタジー営業部1 「マジンガーZ」地下格納庫編』(幻冬舎文庫) 永井豪『マジンガーZ』
主題歌:氣志團「今日から俺たちは?」(影別苦須 虎津苦須)/配給:バンダイナムコアーツ 東京テアトル

★公式サイト:https://maeda-f-movie.com/

(C)前田建設/Team F
(C)ダイナミック企画・東映アニメーション

当記事はアニメージュプラスの提供記事です。

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