血圧って結構だいじ。イヤホンで正確に血圧測定、年内にも! #CES2020

200115valencell1
Photo: Victoria Song(Gizmodo US)

スマートイヤホンですね…。

ワイヤレスのイヤホンを使っている人、このところ一気に増えましたよね。もしかしたら、スマートウォッチよりも、ユーザー数は多いのでは? そんなイヤホンが、さらに今年は進化しそうですよ。

いまスマートウォッチを利用する目的に、ヘルスケア面でのメリットを挙げる人は少なくありません。心拍数の測定は当然のこと、SpO2センサで、睡眠時の酸素飽和度を測定しては、快眠やストレス度をチェックできる機能は、その代表的なものでしょう。でも、意外と難しいのは、正確にスマートウォッチで血圧を測定することなんですよね?
200115valencell2
Photo: Victoria Song(Gizmodo US)

このほどValencellは、CES 2020の会場にて、2009年から開発を続けてきた、PPGセンサによる正確な血圧測定技術が、いよいよ年内にも商品化される見込みを明らかにしました。すでに5,000人以上の被験者からデータ収集を行なった結果、ISOのスタンダードをもクリアできる、精度の高い血圧測定器の認証を取得すべく、着々と準備が進められているんだとか。

Valencellの技術の秘密は、腕に巻くスマートウォッチのスタイルではなく、イヤホンに測定器を組み込むことにあります。腕よりも、耳のほうが血流が多くて測定に適しており、心臓からの距離も固定されるため、実は血圧測定にはもってこいなんだそうですね。また、血圧測定時に、まず一般的には上腕カフスで加圧して腕を締めつけ、その後、減圧して測定値を補正していくキャリブレーションが求められるものですが、同社の技術では、これが不要に。代わりに測定値を、年齢や性別、身長、体重などのバイオメトリクスデータと照合していく、独自の方式が採用されており、30秒ほどで測定が完了すると説明されています。

いまスマートウォッチの血圧計としては、オムロンの「HeartGuide」がありますけど、FDA(米食品医薬品局)からの認可を得るのに2年を要し、とにかく高額なのがネックとされています。しかしながら、Valencellが目指しているのは、もちろん正確な測定値もさることながら、たとえ最初は医療機器としての認証は得られずとも、ユーザーが常に血圧を測定し続け、身体の異常にいち早く気づいて、病院へ行くのをサポートすることにあるそうです。イヤホンを耳にはめたまま、継続的に高血圧などの異常をウォッチし続けてくれ、必要ならば警告サインを出してくれる製品が、お手頃な価格で手に入れられるならば…これは新たなヘルスケア商品のブームにもつながっていくかもしれませんよね? AirPodsとかで出たら、もう最高です!

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ