車椅子を理由に賃貸拒否された女性 その経緯に考えさせられる…

しらべぇ

2020/1/15 09:00

(byakkaya/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
車椅子生活を送っているタレント・モデルの麻生真里が、「車椅子 賃貸物件拒否」と題しブログを更新。家探しの際、車椅子を理由に門前払いされた経験について綴った。

■不動産屋探しがまず難しい


12日に更新したブログで、「もうすぐ引越しシーズンですね」「私も家を探していて嫌な思いをしました」と切り出した麻生。

まず、不動産屋探しの段階で苦労の連続で、「フルバリアフリーの家じゃなくていい」「健常者の人が借りる普通の物件でなるべく段差がないところを探している」と伝えたにも関わらず、「車椅子の方が借りられる物件は扱ってない」「車椅子の方はちょっと扱ったことないのですみません」と門前払いされることも多かったという。


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■「会社の方針で断っている」


その後、親身になって探してくれる不動産屋を見つけたものの、良い物件を見つけて連絡しても、今度は物件の管理会社が「車椅子の方はすみません」と言ってくることに。

内見前に断られたことに、麻生は「車椅子の人もどこか障害がある人も、そうなりたくて選んだ訳ではないし、あなたたちと同じ人間なんですけど…私たちが何か悪いことしましたか?」と綴る。

なお、その不動産屋が、なぜ車椅子利用者が入居ができないのか尋ねたところ、「災害があった時1人で避難できないでしょ、なので、会社の方針で断ってる」と言われたそうだ。

■痛切なブログに反響


連絡した結果、門前払いされたことがショックだった様子の麻生。「だったら、表だけにいい顔せずに、ハッキリと賃貸物件の情報の備考欄に『車椅子の方、障害がある方は当社の方針によりお断りしています』と一言書いてほしいです」と綴る。本人としては、そのほうがアンマッチが起きないと考えたようだ。

今回の記事に対し、読者からはでは「凄く優しい方々もいますが、心無い方もいるんですよね」「私も今の住宅に入る前に理由は違うけど色々と物件探し不自由しました。見た目や片寄った情報で判断してほしくないです」などの声が寄せられている。

■3分の1が管理会社の対応に不満


ちなみに、しらべぇ編集部が過去に行なった調査では、「マンションやアパートの管理会社の対応に不満がある」と回答したのは全体で32.0%だった。

社会のバリアフリーが進んでも、人々の心のバリアフリーはなかなか進んでいないのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・宝田洸太

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年3月23日~2018年3月27日
対象:マンションやアパートに住む全国の20~60代の男女543名(有効回答数)

当記事はしらべぇの提供記事です。

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