【鯑】って読める?読めない!「読みたい漢字ファイル」vol.17

暮らしニスタ


その言葉を単独で差し出されたら読める人はほとんどいないかも?という、読めないけど読めたら自慢できそうな“難読漢字”をクイズ形式で紹介していきます。

今回は、難読漢字の宝庫、魚へんのこちらから。



皆さん、年越しの準備はバッチリですか? おせち料理も自宅で作る人は少数派かもしれませんが、節約モードの昨今とはいえ、やはりお正月の食卓の準備はウキウキしますよね。

というわけで「鯑」。いきなり大ヒントですが、おせち料理の定番です。
でも読み方的には、どう考えても漢字からはまったく想像できないもの。結構難読です。



とりあえず、定番おせちに入っているもので魚系には何があったか思い出してみましょうか。
豊作を願う田づくり(かたくちいわしの稚魚、ごまめと呼ぶ地域も)、腰が曲がるまで健康にと願うエビ、すり身ならかまぼこや伊達巻も…

おせちに入れられる祝い肴(さかな=お酒のつまみ)には、それぞれに意味があるんですよね。「鯑」は、子沢山を願う肴です。さあ、このヒントでもうおわかりですね。

正解は…

【鯑=かずのこ】です。



数の子と書かれることのほうが多いかもしれませんが、魚へんに希望の希と書く「鯑」のほうが、おめでたいおせち料理には合うのでは?

でも実はこの「希」、希望の希ではなく、乾燥させるという意味の「晞」という字から来たものだという説も。というのは、ニシンの卵を乾燥させたものが鯑だからだそうなのですが、この辺は諸説あるようです。

では二問目です。



難読漢字マニアの人ならきっと、「袋がついているし、点々と飛び跳ねることから… ''カンガルー’’じゃないか」とか「点数を入れる袋ということで、学校の備品の何かかもしれない」などと想像をたくましくされていることでしょう。


今回あたし関係ないのよ…

「点袋」も、一問目の「鯑」同様、お正月に関係あります。もう買ってありますか? 100均にもかわいいのがたくさんありますよね。そうです、お正月の、大人にとっては恐ろしい行事に使われる、あの袋です。

もうわかりましたね?

正解は…



【点袋=ぽちぶくろ】です。

「点」という漢字自体に「ぽち」という読み方があるわけではないのですが、意味としては漢字辞典にもちゃんと載っている「ぽち、小さなしるし」というものがあります。

ふだん使う言葉でも、「これっぽち(これっぽっち)」というものがありますよね。その「ぽち」だったんですね。



その昔、芸者さんへのチップや、演芸場などでご祝儀を配る際に使われた「これっぽっちですが」の意味合いを込めた袋。それが「点袋」として定着していったというわけです。

まあ最近のお年玉だと全然「これっぽっち」感はない額だったりしますが、子どもの側にしてみれば、年に一度のお小づかい祭り! できるだけかわいい点袋に入れて、盛り上げてあげたいですね。

それではまた次回をお楽しみに…

文/伊波裕子

こっちは読める?
https://kurashinista.jp/column/detail/5454
https://kurashinista.jp/column/detail/5424

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