フランコドラオ×岸野央明が語るDRUM TAO「TAOの総力を結集したステージにしたい」 『ザ・ドラマーズ FINAL』の魅力とは

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和太鼓のパフォーマンス集団「DRUM TAO」が『ザ・ドラマーズ FINAL』と題して2020年1月22日(水)から24日(金)まで東京・Bunkamuraオーチャードホールにてライブを上演する。
圧倒的な音表現を持つ和太鼓を驚異のパフォーマンスで表現し、「新時代の日本エンターテインメント」として多くの観客を興奮の渦に巻き込んできたDRUM TAOの魅力は、世界観客動員数800万人超という数だけでもそのすごさが伝わるに違いない。そんなDRUM TAOは2019年は『ザ・ドラマーズ』というツアータイトルで駆け抜けてきた。このツアーのFINALを迎えるにあたり、どのような心境で今を生きているのか。演出を務めるフランコドラオとA組、K組、S組と3班に分かれるTAOのK組のリーダー、岸野央明に話を聴いた。


フランコは有楽町で常設上演されていた『万華響』を例に出しつつ「東京オリンピックで世界中からいらっしゃる外国人の方に日本の舞台、音楽、芸術とは? をちょっと見ていただきたいと思って10年以上前から計画をして、実現した。これは来年も続く事になります」と語り、「これをベースにしてA組ではよりTAOらしい作品を創ってきたが、来年の公演ではこの常設のK組と他の組を合体させてドラマーズの最もいいものを持ってきたい、とこれまでにないTAOの総力を結集したものにしたい」とコメント。


岸野は「これまで全国公演を重ね、ほぼ出来上がった状態の内容の中に初々しいメンバーが何人か飛び込んでいく。ここで化学反応が起きるのではと期待し、自分自身はそのワクワクを早く試してみたいという気持ちが溢れています」と興奮を口にし、まだ稽古前ではあるが「ドラマーズの中でも最高のものになると思います」と胸を張った。

このツアータイトル「ザ・ドラマーズ」について、フランコは「過去の作品で重視してきたストーリ―性を、一度取っ払ってオールスタンディングでも出来るショーをしたいという想いがあった。僕たちは太鼓打ちであり、その太鼓打ちが新しいリズムに挑戦する事になるのでそれならツアータイトルもザ・ドラマーズにしようと名付けたんです。リズムってグルーヴの源であり、何ともいえない揺さぶり感、高揚感があって聴いているうちにクセになる、そんな変化をTAOはよくつくるんです」と述べる。

TAOの特徴の一つに目から入ってくる美がある。オリジナリティ溢れる衣裳は、コシノジュンコが手掛けているが、初めてコラボしてから7年が経った今「遠慮なくものを言えるようになった。しまいには喧嘩をすることもあって(笑)」とフランコ。また舞台デザインには先日、紫綬褒章を受章した松井るみが参画しており「松井先生から見て“TAOがこんなカッコイイ舞台でやってみて欲しい”と思う舞台を作ってほしい」と依頼したそうで、その舞台デザインをジュンコ先生に見せて「テーマは一つ、全員が違うデザインの衣裳を」と依頼したと制作の舞台裏を語っていた。


「TAOの舞台ってオールジャパンの、最高で最強の舞台を作っているイメージがある。今回は制作陣それぞれが自身のベストを尽くしていただいた」と嬉しそうに話すフランコは、「ザ・ドラマーズという公演を200弱くらいやってくると、もっとああしたかった、こうしたかったという想いが沸いてくるんです。それをずっと貯めておいて一気に爆発させるのがこのFINAL。音楽も全部変えてしまうので、何回もザ・ドラマーズを観に来ていただいたお客様でもびっくりされるくらい変わったものをお見せできると思います」と語り、その言葉に岸野も大きくうなずいていたのが印象的だった。

取材・文・撮影=こむらさき

当記事はSPICEの提供記事です。

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