車に立てこもった容疑者を降伏させた“ヒーロー”警察犬(米)<動画あり>

先月、対IS作戦に貢献した軍用犬の“コナン”が、トランプ米大統領から称賛の言葉を受けて一躍有名になったが、そのコナンと同じ犬種である警察犬がアメリカでストーカー容疑の男の逮捕に大きく貢献した。車に立てこもる男に勇敢に立ち向かう姿を『The Sun』『TMZ』などが伝えている。

今月20日の早朝、米カリフォルニア州リバーサイド郡コロナでフリオ・バスケス(Julio Vasquez、31)が元妻に対してストーカー行為と危害を加えようとしたことで逮捕された。コロナ警察の警察官らは当時、同州の南部サンバーナーディーノ郡フォンタナから逃走するフリオを追跡していた。

警察官はフリオが運転するピックアップトラックに警察車両を当てて走行を妨げたが、フリオは停車した車内に立てこもってしまった。北米ではこのような状況において、容疑者が武器を持っている可能性も視野に入れ、警察官が発砲することも珍しくない。

そこで警察官はゴム弾を使って運転席側の窓を割ったが、それでもフリオは車内から出ようとしなかった。現場に緊張が走るなか、ここでヒーローが現れた。警察犬の“デューク”が大きくジャンプをして、ひび割れた運転席の窓を突き破って車内にいるフリオに飛びかかったのだ。

デュークはフリオに顔を殴られたものの、ひるむことなく勇敢に立ち向かっていった。観念したフリオは「犬を離してくれ! 俺の上からどけさせてくれ!」と叫んで懇願し、警察官が車のドアを開けるとフリオは地面に転がり落ちたが、デュークはなおも彼を離そうとしなかったそうだ。そしてそのまま警察官に取り押さえられて逮捕に至った。

今回のデュークの勇姿はメディアが動画で紹介しているが、視聴者から「スーパーヒーロードッグだ!」「犯人はデュークのおかげで警察に撃たれないで済み、感謝すべきだ」といった声があがっている。

デュークはIS作戦に貢献した軍用犬の“コナン”と同じ犬種「ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア」で、今年7歳になる雄の警察犬である。コロナ警察署のチャド・ファウンテン巡査部長(Chad Fountain)は「この犬種は最高」と述べたうえで、次のように語った。

「この種の犬は筋肉質でとても運動能力に優れています。彼らはたとえ疲れていても、ただ前に進むことだけを考えます。非常に仕事熱心で働くのが大好きなんです。」

なおデュークは、フリオに殴られても無傷で済んだという。一方のフリオはデュークに噛まれた傷の治療を受けたようだが、デュークのおかげで警察官に撃たれなかっただけでも幸いだと思うべきだろう。

画像は『The Sun 2019年12月21日付「CANINE OF DUTY Amazing moment hero police dog Duke leaps through truck window to snare fugitive driver」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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