『モマの火星探検記』矢崎広&鈴木勝吾、打ち上げでキス!?2人の関係や舞台への想いに迫る

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2012年、2017年に上演された舞台『モマの火星探検記』が2020年1月より東京・愛知・大阪・福岡の4都市で上演される。この作品は宇宙飛行士の毛利衛氏が書いた児童文学『モマの火星探検記』を劇団「少年社中」を主宰する毛利亘宏が脚色・演出を務めた舞台。そして前回に引き続き、2人の主人公のモマを矢崎広、ユーリを生駒里奈が演じる。

舞台はモマとユーリの視点で始まり、人類史上初めて火星に到達した宇宙飛行士のモマと、仲間とロケット作りをする少女の物語が交錯していく。そのモマを演じた矢崎広と、彼の宇宙飛行士仲間であるロボット、テレスコープ役の鈴木勝吾に直撃。舞台への想いや2人の関係について話を聞いた。



――まずは再演の話を聞いたときは、いかがでしたでしょうか?

矢崎「またやれることがすごくうれしく思いましたし、こんなに早く再演が決まったんだって驚きました」

鈴木「僕は初演のとき、広くんがモマを演じるってことでぜひ参加したいって思いが強くて。今回も矢崎、生駒って僕の好きな2人の役者が出演するので、その中でまたやれるってことにとても感謝しています」

――お2人が演じられるのは矢崎さんがモマ、鈴木さんがテレスコープ。どんなキャラクターでしょうか。

矢崎「モマは宇宙飛行士として人類初の火星探検に行くんですけど、父親の言葉がずっと心に残っていて。おそらく父親が死んだことで何かを失ってしまったんでしょうね。父親の残した言葉に疑問を感じながらも、いろいろなことに全力で悩み、どんどん成長していく…そんな青年かなって思います。演じていて楽しいですし、勇気がもらえる役柄ですね」

鈴木「テレスコープはそれほどスペックが高くない旧式ロボット。どんなロボットかって言われると、ちょっと難しくて(笑)。前回の舞台では感情がなくてアナログで。でも、愉快で。人間同士の関わり合いをちょっと滑稽に見ている部分もありますね」



――テレスコープから見たモマは?

鈴木「モマのことはちょっと見下していますよね、前回の公演だと(笑)」

矢崎「うん(笑)」

鈴木「でも、2人は同じ宇宙船の仲間でもありますから」

矢崎「モマはテレスコープのことを重要なクルーの一員と見ていると思う。モマってロボットも人間と同じだと思っているし。ロボットに対しても全力で会話をしにいくヤツですからね(笑)。だからテレスコープとマイクロスコープ(田邉幸太郎)に対しても扱いにくいヤツらだなぁぐらいに思ってないんじゃないかな(笑)」



――矢崎さんと鈴木さんといえば、『モマの火星探検記』だけでなくミュージカル『薄桜鬼』など、いくつもの舞台で共演された仲。お2人は何て呼び合っているんですか?

鈴木「広くん」

矢崎「しょごたん。イメージは平仮名で(笑)」

鈴木「僕ら打ち上げでチュウした仲なんで(笑)」

矢崎「したっけ? 全然覚えてないや(笑)」

鈴木「『薄桜鬼』のときは僕、全員としてますもん(笑)」

矢崎「食事にもよく行くしね。たいていはしょごたんが誘ってくれて」

鈴木「僕が“行きますか?”っていうと“あぁ、行こうかって”。ほかにも何人かいるときは多いですけど。あ、河原でコーヒーを飲んだこともありました(笑)」

矢崎「そうね、あのときは2人だけだったね(笑)」

――プライベートでも仲の良いお2人ですが、改めて、お互いのことはどのように見ていらっしゃいますか?

鈴木「実は…っていうとアレですけど、広くんってアツいんですよ。モノ作りに関しては真剣だし、ストイックだし。広くんが外で見せるのは優しい“ピロシ”の顔。水曜の『あさステ!』(文化放送ほか)でマルチに何でもやっているお兄さんと違って、役者のときの顔はめちゃめちゃアツいですね。まぁ、広くんのファンの方は知っていると思うんですけど」

――「あさステ!」には鈴木さんもゲストで登場したことがあるんですよね?

矢崎「そう、来てくれたよね」

鈴木「もう楽し過ぎて、広くんの水曜日以外の『あさステ!』には出ないって名言しちゃいましたから(笑)」

矢崎「ありがとう!」

鈴木「また呼んでいただきたいなと」

矢崎「ぜひぜひ」

鈴木「あとは後輩から見て頼りになる先輩ですし、だからといってそれを自分からふかすわけでもないので、心の広い方だなって思います。現場でも僕らに気を使ってくれますし、僕ら後輩も忌憚なく何でも言うことが出来る先輩。ホントにお兄さんっていう感じです!」

矢崎「こんなふうに僕のことを良いように言ってくれる後輩ってあまりいないので、すごくうれしいです。勝吾くんの役者としてのストイックさは、みなさんご存じだと思うんですけど、すごく気を使ってくれる子でもあって。たぶん、寂しがり屋の一面もあるのかな。いろんな人と一緒にご飯を食べに行っているのも、距離感を縮めたいとか、探求心がめちゃめちゃあるとか、今できることを今やっていきたい…そういう気持ちの持ち主の子だからだと思うんですよね。そのハングリーさは僕から見てもうらやましいなって。僕にもそういう部分があったはずなんですけど、ちょっと大人になるとどうしても勝吾くんみたいなハングリーさを少し失って。あ、勝吾くんが大人じゃないって意味ではないよ(笑)」

鈴木「もちろん、分かっています」

矢崎「そこがいい意味で残っているから、こんなに無邪気なんだろうなって思います」

鈴木「ありがたいっす!」



――では、2019年も終わりということで2019年、2人にとっての重大ニュースというと?

鈴木「う~ん、オヤジが仕事を辞めました」

矢崎「マジ?」

鈴木「マジマジ。オヤジが仕事を辞めたので、僕も頑張らなきゃなって。2人兄弟なんですけど、何かあったら僕が家族を支えていくぐらいのつもりで」

矢崎「それ、言って大丈夫なの?」

鈴木「円満退社なので大丈夫です(笑)」

矢崎「俺、ニュース何かあったかなぁ?」

鈴木「そういえば、めっちゃしぼってましたよね?」

矢崎「あぁ、『いだてん』(大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」)でめっちゃ走ってたから(笑)。2019年はステップアップの準備の年ということで、トレーニングできるときはトレーニングをして。あとは『GOZEN』の映画(「GOZEN-純恋の剣-」)と舞台(「GOZEN-狂乱の剣-」)があったり。この作品は20代の自分の総決算って感じでした」

鈴木「いろいろな要素が詰まった作品でしたね」

矢崎「そう、『GOZEN』の舞台は特に脚本・演出を手掛けた毛利(亘宏)さんが20代のころの僕の良いところを詰め合わせて作ったと言っていただいた作品だったので。でも半端なくつらかった作品でもあります(笑)」

――何がつらかったんですか? 舞台での体のキレも半端なく、見応えもありましたが…。

矢崎「そういうときは爆発しちゃうんですよね(笑)。ドドーンといけちゃった後の反動がすごくて(笑)。なんだろ? スーパーサイヤ人の後みたいな(笑)。今、30代の自分がこれからどのような役者になっていけばいいかと考えさせられた舞台でもあります。逆にいえば、これから何が必要なのかっていうことを見つめた作品でもありました」

――鈴木さんも、2019年ならではのことがあったんじゃないですか?

鈴木「そうだ、僕も30歳で役者10周年目を迎えた年でもありました(笑)。振り返れば、これまでホントに好きな人としか仕事をしていなくて。すごく幸せな10周年を迎えることができました。バースデーイベントにもたくさんの方に来ていただいてうれしかったです」

――最後に『モマの火星探検記』をご覧になる方たちに向けてメッセージをお願いいたします。

矢崎「この作品はモマとユーリと、そして宇宙がテーマになっています。物語を見ると、人の心の中にあるモヤモヤや疑問に思っていることが、何かに繋がっていると感じられるんじゃないかなと。これからの人生を歩んでいくうえできっと何かしらのヒントや光になると信じています。そんな前向きになれる作品なので、たくさんの方に届けたいですね」

鈴木「僕の見どころはショートコント。そして再び、この作品の舞台に立つ生駒さんもきっと女優として成長しているはず。そんな彼女と広くんが交錯したとき、どのような舞台に変わるのかっていうのが僕自身も楽しみで。とても完成度の高い物語だと思いますので、初めて見る方もきっと楽しんでいただけると思います。ぜひ、いろんな方に観に来ていただきたいです。劇場でお待ちしております!」

当記事はdwango.jp newsの提供記事です。

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