第2回ノンフィクション本大賞、ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)が受賞

NeoL

2019/12/13 11:38



「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞」の第2回受賞作が、11月6日に発表された。ノミネート6作品の中から大賞に選ばれたのは、ブレイディみかこ氏の『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)。

「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞」は、Yahoo!ニュースと本屋大賞が連携して開催されるもの。2018年7月1日から2019年6月30日の間に、日本語で出版されたノンフィクション作品の中から、全国の書店で働く書店員の投票で受賞作が決まる。

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、イギリスに住む、中学生の息子と日本人の母親との日々を綴るノンフィクション。「元底辺中学校」へと進学した息子が直面する格差や差別などの問題を、親子二人三脚で乗り越える、落涙必至のエピソードが満載の作品。受賞に際し、著者のブレイディみかこ氏は、以下のようにコメントしている。

「この本は、事件の真相を暴いたり、危険な場所に潜入したりするノンフィクションではありません。海外生活エッセイ、育児エッセイとして手に取る方も多いでしょう。しかし、『いま世界に何が起きているか』ということは、地べたの風景にこそ浸み出しています。『ミクロな生活とマクロな政治は直結している。その回路を繋ぎ直せ』というわたしのテーマは、ストレートな政治・社会時評を書いていた頃から少しも変わるものではありません。本作では間口をオープンにし、中高生から中高年まで読んでいただけるよう執筆上の冒険をしてみました。本のプロである書店員さんたちに認めていただけたのは、何よりの光栄です。」

なお受賞作の他、今回ノミネートされたのは以下の5作品。

宮下洋一『安楽死を遂げた日本人』(小学館)近藤雄生『吃音 伝えられないもどかしさ』(新潮社)三浦英之『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』(小学館)内澤旬子『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文藝春秋)中村淳彦『東京貧困女子。 彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社)

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ新潮社1485円特設サイト

当記事はNeoLの提供記事です。

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