一人のクリスマスに感じる“さみしい”の正体とは?女34歳の決断

女子SPA!

2019/12/13 08:47

【おおしまりえの幸せな人生の迷い方】

恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

クリスマスまで、あとちょっと。

今年は12月に天皇誕生日もないし、クリスマス当日はド平日なので、なんだかウキウキした気分にならない……って思っていたけれど、街中の赤や金の彩りを見かけると、妙に心がざわつく人はいませんか。

個人的な話ですが、今年の3月に、4年半付き合った男性と婚約破棄をしました(詳しくは過去の連載『目指せ!デキたら婚』参照)。その後も何人かとお付き合いしては別れ、すごく久々に、相手もいないし恋もしていない、完全に“独り”の状態になりました。

数えてみたら、なんと10年ぶりのお一人タイム。せっかくならこの時間をたっぷりしっかり味わってみることにしました。

すると感じたのが、先程書いた、クリスマス前の“さみしい”という感覚です。当日は仕事をしてクタクタになって帰って寝るだけなのが目に見えているのに、クリスマスまでの間で感じるこのザワッとする感覚は何なのでしょう。

◆“さみしい”という感覚はどこからくるのか

クリスマスらしい空気感を感じた時、ふと思ったのは「私はこのイベントを楽しむ理由がない」という感覚でした。

もちろん、一人でも楽しもうと思えば十分楽しめますが、私はそもそもクリスチャンでもないし、彼氏がいた頃だって、クリスマスらしいことをしていた訳ではありません。しかし、「楽しみたいと思ったら、誘う相手がいる安心感」が、当時はどうもあったようです。

そんな気まぐれで声をかけられたら、当時の彼氏もたまったもんじゃないとは思うのですが、こういう「いざとなれば」の相手がいることが、想像以上に私にとって心のセーフティネットになっていたことを痛感しました。

自分の気持を理解すると、意外と精神的に脆(もろ)いんだと感じます。私は恋愛ジャーナリストとして、恋愛に関係する心理学を学び、データを読み、分析し、恋愛のカラクリを普通の人以上に知っている人間です。でも、さみしいときはさみしいし、世間一般的な空気感に押しつぶされそうになることもある。

本質的には非常にもろくてさみしんぼ(なんて言うと可愛らし過ぎますけど)。30代になっても、そんな面倒臭い女性らしさが残っていることを、この冬の風から感じ取ることになりました。

◆さみしい…やることない…そこで思いついた自己投資

なんかイベントに乗り切れないな。そうじんわりと感じた私は、考えました。

そもそもこの時期は、おそらく年末直前でバタバタし、締め切りに追われ、合間に忘年会に顔を出し、たまにお手伝いしているスナックも忙しいであろう。

とはいえ、なんか特別なこともしたい……そう思ったら、1つ思いついたのです。

「そうだ!ほくろを取ろう」

いきなりですが、私の顔には1つ、目立つ泣きぼくろがあります。それは気に入っているのですが、その他の小さいプツプツとしたほくろが邪魔で、いつか取りたいと思っていました。

しかし、ほくろをレーザー除去すると、2週間ほどはテープを貼らないといけない。つまり、テーピングが気になる場合は、長期休みでないと施術が難しいのです。

「だったら、この年末シーズンに取ったらいいじゃん!」

一人がさみしいなら、次の出会いに備えて、うんと自己投資してやろう。さみしさをじっくり味わったら、変な前向きさが出てきて、やや自己満足感の高い、次の一歩を踏み出しました。

クリスマスにほくろを取る。34歳のクリスマス、さみしいと感じ、たださみしさに足をすくわれ続けて年末を迎えるのは、なんだか時間がもったいない。

この記事を読む、ちょっとだけクリスマスにさみしさを覚える独り身の男女たちが、ちょっとだけ笑ってクリスマスを過ごせることを祈りながら。私は今日も、ほくろ除去の日に胸を躍らせるのでした。

<文・イラスト/おおしまりえ>

【おおしまりえ】

水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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