「スーパー戦隊」の高取ヒデアキと「ポケモン」の松本梨香が大人のクリスマスライブ!? タイトル「Symbiosis」に込められた意味

SPICE

2019/12/9 19:00

先日デビュー25周年ライブを大盛況で終えた高取ヒデアキと、新作ソフトの発売で新たな盛り上がりを見せている『ポケットモンスター』の声優&主題歌シンガーとしておなじみの松本梨香。『スーパー戦隊』『仮面ライダー』『ポケモン』などでパワフルな楽曲や歌声を響かせている二人が、パワフルさよりもハーモニー&ジャージーさを前面に出した大人なクリスマスライブを開催するとのニュースが。いったいどんなご縁で今回のライブに至ったのか? そしてライブタイトル「Symbiosis」に込められた意味とは? そんな気になる疑問の数々を、会場となる渋谷・eplus LIVING ROOM CAFE&DININGでお二人にとことん語っていただいた。


――例年開催されていた「Halloween Party LIVE!」などでも共演されているお二人ですが、どんなきっかけで一緒にライブなどをやるようになったんでしょうか?

松本梨香(以下「松本」):スーパー戦隊や仮面ライダーなどのヒーローイベントで、一緒にお仕事する機会があった時ですね。

高取ヒデアキ(以下「高取」):2002年の『忍風戦隊ハリケンジャー』で僕が、『仮面ライダー龍騎』で梨香ちゃんがお互いに主題歌唄っていて、初めてイベントで一緒になったんだよね。その時意気投合したんだけど、それから色々すれ違いが多くて、イベントとかに誘ってもらってもスケジュールが合わなかったりで、なかなか会う機会が無くて。それで10年近く経ってから名古屋のイベントで久しぶりに会ってたんだよね

松本:お互いの活動をリスペクトしあった(笑)。でも何でその後、すごく仲良くなったんだっけ?

高取:名古屋で再会した後に、僕が『ポケモンガオーレ』(『ポケットモンスター』のアーケードゲーム)の歌を唄うことになって、サトシ役で「めざせポケモンマスター」も唄っている梨香ちゃんと一緒にステージをやったりイベントに出ることも増えたんだよね? それで「Halloween Party LIVE!」とかもやるようになったんですよ。

松本:『ポケモンガオーレ』の後に「Halloween Party LIVE!」だから、もう四、五年は一緒にステージをふんでる。

高取:最初にあってからブランクあったけど、再会してからは一緒に仕事やイベントやることが多くなったね。

松本:高トン(高取ヒデアキ)の噂とか色々な話は仲間内で飛んでたんですけどね。

高取:悪い噂?

松本:あはは、いつも彼の話は聞いていたから、そんなに長く会っていないイメージは無かったんです。世代的にも一緒だったんで、『ポケモンガオーレ』で一緒に仕事することが増えて、その打ち上げて「一緒にライブやろうよ」って話になった時もすぐに意気投合できましたね。それでライブやイベントやって、色々な所で遊んだり呑んだり食べたりしたので、なんか昔から知ってる仲間のように今、感じています。

高取:私もですよ、Mee Too(笑)。


ライブのテーマは「共生」……パワフルな二人が聴かせる大人のハーモニーに注目


――今年は「Halloween Party LIVE!」はやられませんでしたが、その代わりが今回のクリスマスライブ「Symbiosis」ということになるんでしょうか?

高取:今年は11月にやらせてもらった僕の25周年ライブとかぶっちゃってたんで、今回はちょっとお休みさせてもらいました。だけど12月23日にこの会場(インタビューもeplus LIVING ROOM CAFE&DININGで実施)が空いていたんで「いい日が空いてるな」とクリスマスライブを決めたら、今年は祭日じゃなかったと(笑)。

松本:令和になったから祭日じゃなくなっちゃったんだね(※)。「こんなはずじゃ」っていう(笑)。
※今上天皇の即位に伴い、祭日の天皇誕生日が12月23日から2月23日となった。

高取:でもぼくらの中では祭日なんで!

松本:はい、祭りの日でございます!マツリカ日(笑)。

――ライブではクリスマスソングにこだわったりするんでしょうか?

高取:クリスマスの曲もちょっとやるんですけど、それよりも会場が凄く良い場所ですし、ミリオンシンガーの梨香ちゃんも一緒なんで、今回は二人でガチでしっとりとした歌も一緒に唄ってみたいなと。Z旗でもバラード系のナンバーとかはやっているんで、そういう落ち着きのある良い歌をいいミュージシャン達に奏でてもらって、二人でいいハーモニーを作れたら面白いなと思ってるんで。「Halloween Party LIVE!」はすごく楽しいパーティーだけど、今回のライブは呑んだり食事しながらリラックスして聴いていただけるライブにできればいいなと。

松本:ハートフルな歌声をお届けしたい。さっきも言いましたが、高トンとは同世代なので共鳴するところも多いし、ライブタイトルの「Symbiosis」には「共生」……一緒に生きるって意味があるように、この時代にちょっとずれていたら出会えなかったであろう人と、同じようなところで歌をお届けする。やっぱり魂こめて常に唄っているので、みんなの心に届くような歌ができるんじゃないかなって自負していますけど。お客さんの間近で喋るように言葉をメロディに乗せて伝えられたらいいなあって。高トンは歌に説得力のある人なので、お互いの良い感じで二人の化学反応をおこせればと。

高取:今回のタイトル、僕としては彼女とのユニット名的なつもりなんですよ。今回のライブが楽しかったら次もあるよという感じで、「一緒にやろう」「共に生きよう」みたいなコンセプトで今後もユニットっぽくやれたら良いよねと。


――意外ですが二人で唄われるのは初めてなんですか?

松本:二人だけでというのは、今まで無かったんですよ。不思議ですけど…(笑)。

高取:他にも参加者がいて一緒にというのはあったけど、二人だけっていうのは無かったね。

松本:唄うナンバーもみんなが馴染みの深い定番曲から、生涯唄っていきたい、残していきたい名曲なんかを二人でやれたら良いなって思ってます。

高取:このライブのために作ったオリジナル曲もいくかもしれませんね!

松本:二人でやる今回のライブは、私達にとっても、来て下さる人達にとっても良い思い出に……お土産として持って帰ってもらえるようなものにしたいんです。それで高トンが「ちょっと新曲を」って言ってたら、それは素晴らしいお土産になるんじゃないかなって。私はCDを出す時もオマケでステッカー付けたら良いなとか。どうしてもバラエティに富んだのが良いなって思いがちなんですよ。だから今回も、みんなにケーキとかお土産に持って帰ってもらえたらいいかなとか言ってたんです。でも、私も高トンもずっと音楽をやっているので、彼が「新曲を作ろう」って言った時は「あ、やっぱそっちだよねー」って私もすごくスッと受け入れられて。みんなで手作りのアットホームな感じのライブをお届けできる機会ってあんまりないと思うから、ぜひ私達と一緒になってその時間を楽しんでほしい。2019年のクリスマスライブはこの一度きりだから。

――参加されるバンドメンバーも豪華だと聞きましたが。

高取:ミュージシャンも渡部チェルくんが参加してくれます。彼は作曲家としても有名だけど、梨香ちゃんの「めざせポケモンマスター」の最初のレコーディングにも参加してるんです。『仮面ライダー龍騎』でも劇伴を作曲してますし、僕の曲も彼に作曲してもらってまして(『ソニックX』主題歌「SONIC DRIVE」)。

松本:縁が深いんだよね。

高取:そんなチェルくんともこういう形でガッツリやるのは初めてなので楽しみですね。あとうちのZETKIのGuiter川瀬 智くんや、若手のDrum生田目有司くん、Sax渡辺定路くん岩切信一郎くんとかウッドベースもやってくれるということで、参加ミュージシャンもすごく豪華になったんで、本当にいいステージになると思います。

松本:めっちゃ楽しいと思うよ? だからクリスマスイブイブを一人で過ごすとか、ちょっと時間がある方は絶対楽しめるから来てほしいね。

高取:そうですね、初めての人にもぜひ。遠慮無く一人でも座ってゆっくり聴けますので。

松本:さみしい思いはさせないよ!

高取:それだ!


お話しするみたいに歌を紡ぎたい、二人が贈る歌のクリスマスプレゼント


――高取さんから見た松本梨香さんのシンガーとしての魅力は?

高取:僕も間近で彼女のポケモンの歌を聴いてますけど、始まった途端にお客さんが彼女の歌にガーッと入り込むのを何度も見てるから、とにかくパワーが凄いんですよね。

松本:「梨香さんが唄った後は唄いたくない」ってみんな言うもんね(笑)。

高取:もうある意味、梨香ちゃんが唄った後は会場が焼け野原になってますから(笑)。もうぶん殴られるような感じのパワフルさなんだけど、その凄さと共に繊細な部分もあるので、ウィスパーな歌い方だって彼女だったら絶対できるんじゃないかなと。今回のライブでは、そんな皆さんの知らない松本梨香を引き出してみたいなと。もちろんパワーボーカリストとしての梨香ちゃんも見せていきますけど。

松本:仮面ライダーやスーパー戦隊のイベントなどで、地方に行ってライブをすることも多いんですよ。なので、そういうパワフルな時の梨香を高トンとかはいっぱい見てるんでしょうけど、喋るように歌を唄ってみんなに聴いてほしい、伝えたいっていうそういう気持ちが大きい。だから歌詞もすごく大事だし。究極的には何もしないんだけど、喋るだけでそこにメロディが乗っていくようなのが良いなって。聴く人と会話するように唄える、ナチュラルな感じで伝えられたらなと。今回のライブはまさに「今やりたいところ」を見せられるかなと。

高取:今回は二人で息を合わせてハーモニーを作れたらいいなと。それができたら新しいものが生まれるんじゃないかって期待はありますね。

――ライブではお二人のパワフルな掛け合いトークも楽しめますね。

高取:しゃべりだしたらお互い止まらなくなるので、何とか切っていきながら歌を中心に行きたいと思ってますけどね(笑)。

松本:この会場はお客さんとの距離がすごく近いから、息づかいとかもわかる。そこがすごく好きですね。何万人っていうホールも良いけど、そことは違った魅力があって。

高取:間近で息づかいからピッチがちょっと悪くなったりするところまで楽しんでもらえれば(笑)。

松本:ピッチが悪いじゃなく~それは味だから!

――それでは最後に来ていただく方や、ライブに興味を持たれた方へのメッセージを。

高取:僕のライブってだいたいスタンディングでガーッとやることが多いんですけど、今回みたいな座ってゆっくりお酒や食事も楽しみながら聴いていただくっていうのも、とてもやりたかったことなんです。それを梨香ちゃんと二人で素晴らしいメンバーと一緒にやれるっていうのが僕の中では新しい試みなんで、本当に初めての方も気兼ねなく来ていただきたいなと。おなじみの定番曲もやれると思いますので、スーパー戦隊やアニソンが好きな方でも「どんな歌を唄うんだろう?」ぐらいな感じで楽しみに来ていただければと。

松本:代表曲はみんなが聴きたい曲だもんね。今回はバンドのメンバーが違うので、ジャージー風にアレンジしたりとかも楽しいですね。馴染みのある聴き慣れた曲がアレンジでこんなに変わるんだとか、そういうのも楽しんでいただければと思います。来てくれれば絶対「ああ、この時代に生まれて良かったな」「足を運んで良かったな」「明日からまたがんばろう」と思ってもらえるライブにします!

高取:とにかく梨香ちゃんはパワーがある人なんで、聴いてもらえれば絶対活力はいっぱいもらえると思います。

松本:高トンもね、あ、またリスペクトしあってる(笑)。

聞き手・文:斉藤直樹 写真:安西美樹

当記事はSPICEの提供記事です。

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