深夜なのに昼ドラ!! 最恐だった『オトナの土ドラ「リカ」』を振り返る

wezzy

2019/12/7 18:05


 年の瀬も押し迫り、秋に始まったドラマが早くもラストスパートのこの時期。ひと足お先に終わってしまった『オトナの土ドラ「リカ」』(フジテレビ系)を、アツは惜しんでいるようです。ドロドロ昼ドラで多くのファンを魅了した東海テレビによる「リカ」の果てしない魅力とは?

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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

あ~、師走を待たずして『オトナの土ドラ「リカ」』(フジテレビ系)が早くも終わってしまい、心にポッカリおおきな穴が空いてしまったわ。どなたか"リカロス"になられた方はいらっしゃいませんか?

まぁね、真裏ではこれまたアツのイチオシドラマ『おっさんずラブーin the skyー』(テレビ朝日系)が放送中だから、まだ何とか楽しめるんだけど。今クールのドラマは季節同様、各局ちょっと冷え込みが厳しいのよね。

ともに『テレビ朝日開局60周年記念』と謳われた米倉涼子さん主演の『ドクターX~外科医・大門未知子』や水谷豊さん主演の『相棒 season18』、沢口靖子さん主演の『科捜研の女』等など安定路線のものが多く「うん、やってるね」ぐらいで、日々の会話の中でそんなに話題になる作品はなし。鳴り物入りで始まった木村拓哉さん主演の『日曜劇場「グランメゾン東京」』(TBS系)も、辛口ドラマ評論家のU女史に言わせると「結末が見えてるから最初と最後だけ見れば十分よ」だって。ごめんなさいね。

そんな中、"いつメン"たちとのランチ会や飲み会でも、毎度おなじみ先輩美人記者のMさんとも、アツは『リカ』話でめちゃくちゃ盛り上がっていたのよね。話題になったのは何と言っても『ターミネーターリカ走り』よ。愛する隆雄さん(大谷亮平)がタクシーに乗って逃げて行っちゃって、それを猛然と走って追うリカの走りがまるで『ターミネーター』ばりに早くてしつこくて、しまいにはタクシーに追いついて窓をガンガン叩いて「隆雄さん、開けて」と叫ぶサイコサスペンスなのに、大笑いしちゃってね。翌日から窓ガラスを見ると手をついて「隆雄さん、リカはストーカーじゃないの」とやってしまうリアル『リカごっこ』をしていたバカなアツをお許しください。毎回お付き合いしてくださったのはもちろん美人先輩記者のMさんだけだったけど、うっかりリカが取り憑いてしまい、周囲の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたこと、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

……って、『リカ』を見ていなかった方にはちんぷんかんぷんだったかしら?  今頃だけどちょっとご説明を。高岡早紀さん演じる雨宮リカは運命の人に一目散に突撃していく純愛モンスターなの。母親から虐待を受けて育ったこともあり愛に飢えていて、最大の夢は好きな人と結婚して幸せな家庭を築き家族を作ること。でも愛が強すぎて恋路の邪魔をする人間は全てが敵。常軌を逸した行動で愛を貫こうとする姿は狂気そのものなんだけど、まさに「怖いもの見たさ」で、一度見たら辞められなくなる「中毒性を持ったドラマ」だったの。

原作は「第2回ホラーサスペンス大賞」を受賞した五十嵐貴久さんの『リカ』シリーズで、今回は『リハーサル』、『リカ』の2冊からチョイス。2部構成でドラマ化されたのよ。

第1部の運命の人は小池徹平くん演じる外科医で、ラストは徹平くんはじめ邪魔者は全て消し去っていくという血で血を洗う戦慄のストーリーだったの。数々の殺人を犯しながらもリカはするりと姿を消し、さて第2部へ。

次なるターゲットは大谷さん演じる映画プロデューサーの隆雄さんで、恐怖感は倍増されていたんだけど、件の「ターミネーターリカ走り」には大爆笑しちゃったし、決まり文句の「雨宮リカ、28歳です!」にもクスッとしちゃったし、ツッコミどころ満載で目が離せなくなっちゃって。倖田來未さんが歌う主題歌もドラマを大いに盛り上げてくれて、聴き応えがあったしね。

周りでも「怖くて面白くて"コワオモ"だね。ジワジワくる~」と評判で、みんな最終回が気になって台本に手をかけたんだけど「やっぱり辞めとく。オンエアまで待つわ」と、いつメンたちも珍しくじっと我慢してラストを迎えたわけ。で、待ちに待ったラストシーン。逮捕されてもしれっと逃走して、愛する隆雄さんの元に無垢な笑顔でひょっこり舞い戻ったリカを見て「出たぁ」、「キャー、怖すぎる~」と大興奮。終了直後から「続編、希望!」の声が高まりに高まって、夜中なのに「リカごっこ」でまたまた大騒ぎよ。

辛口ドラマ評論家のU女史も「企画制作が東海テレビと、元フジテレビで現在は共同テレビの栗原美和子氏でしょ。その名前を見ただけで冷気が襲ってきたもん。やる気だろうね。東海テレビも本気出すと強いし、底力を見た」と絶賛。

かつて一世を風靡した東海テレビ制作の昼ドラを覚えていらっしゃる人も多いと思うけど『嵐シリーズ』と呼ばれた『愛の嵐』や『華の嵐』、話題を呼んだドロドロ愛憎三部作の『真珠夫人』、『牡丹と薔薇』、『冬の輪舞』が有名で、特に『ボタバラ旋風』を巻き起こした『牡丹と薔薇』では、愛する男の不倫を疑った女性が、彼の牛革財布をこんがり焼きあげた「財布ステーキ」が登場してお茶の間の度肝を抜いたしね。ドロドロなのにちょっと笑えるところがいいのよ。

『オトナの土ドラ』も東海テレビ制作が多くて、業界内では随分前から注目されてたの。だって「やる時はやるのが東海テレビ」さんなんだもの。ましてや業界では、昔風に言うなら「ブイブイ言わせて」未だに恐れられている栗原女史との"最恐タッグ"だし「リカは止まらない&止められない。それにあのエンディングじゃモヤモヤするし、リカが第3ターゲットに『待っててね』って言ってる気がする。恐怖は続くよ」とみんな予想しているの。辛口のU女史でさえ「コンプライアンスなんて関係ない久々にぶっ飛んだ深夜ならではのドラマだし、純愛モンスターのリカの暴れっぷりはクセになる。演じる高岡早紀も凄くいい!」といつになく褒めてるし。確かに早紀さんの白熱の快演技にグイグイ引き込まれたし、12月3日に47歳になられたばかりの早紀さんが「28歳です」と言い切るとちょっとした違和感はあるものの、お肌もツルスベで美しくて「参りましたぁ」って感じだものね。たまらないわ!
高岡早紀は「恐れ多くて絶対、口説けない」
 かつて保阪尚希さんと結婚直前の早紀さんにお会いした時は「もしや洗脳でもされてるの?」と少し心配しちゃったぐらい従順で、でも保阪さんの隣で何があってもニコニコ笑っていた早紀さんの姿が(今思うと、リカの純新無垢な微笑みを彷彿とさせるわ)印象的だったけど、離婚されて女優として活動を続けて行く中で何度かインタビューをさせていただいて印象が変わったの。

お話してみると「明るくてピュアで正直で一生懸命に生きている女優さん」って感じで、いつお目にかかっても優しくて態度の変わらない人でビックリしちゃった。そろそろ成人を迎える息子さんもいるのに、いつまでもお若くて。

共演者の男性陣に聞いてみても「不思議なんだけど高岡早紀がいる現場は、なぜか男性スタッフの数が多くなるんだよな」って笑いながら言ってたし、ジャニーズ事務所のアイドルくんたちもよく共演してるけど、「気遣いがハンパないよ」と教えてくれたりね。早紀さんより少し年下のアイドルさんも「たまに無性に会いたくなる女性。飲みの席でも会話は弾むし人一倍、仕事熱心だし。みんなが言うように妖艶だけど、実際は少女みたいな部分もあって可愛いし。だけど恐れ多くて絶対、口説けないよ。意外と男っぽいところもあるから、結論としては"姉御肌の相談相手"って感じだな」って熱弁してたけど、ホントかしら?

でもま、あの"戦慄のリカ"を一途に完璧に「愛を持って演じた」と話していた早紀さんだからこそだものね。切実に「カンバック、リカ」を願う毎日よ。皆さん、どう思います?  ご一緒に声を上げませんか?

とはいえ、12月6日からは要潤さん主演の法廷ミステリー『オトナの土ドラ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」』が始まって、こちらもまずは見てみないと始まらないんだけど、正直アツの「リカロス」は埋められず。誰か何とかして~。師走だし「リカ走り」もやむなしと言うことで、周囲の皆様、もうしばし「リカごっこ」をするアツを大目に見てね。リカがいつも食べているミートソースを食べながら、じっと静かに続編をお待ちしますわ。リカ、早く帰って来て~!

当記事はwezzyの提供記事です。

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