英国BBCの名作をリメイク! “衝撃”のミステリードラマ『ライフ・オン・マーズ』の魅力に迫る

クランクイン!

2019/12/4 18:00

 2006年に放送された、イギリス「BBC」のドラマ『LIFE ON MARS』をリメイクした『ライフ・オン・マーズ』は、2018年から1988年にタイムスリップした頭脳派刑事が、“当時の刑事”たちと共に事件を解決しながら、自分の過去に隠された真実に追っていくという、謎が謎を呼ぶタイプのミステリーだ。もちろん、見始めたら、続きが気になり、止めようと思っても止められない! そんな中毒性の高い本作の魅力を探っていきたい。

ベースとなったBBC版の作品は、第34回国際エミー賞でベストドラマ賞を受賞、脚本の面白さで知られる作品である。日本でも『時空刑事1973 LIFE ON MARS』のタイトルで2009年に放送されていたため、「あっ、あの作品!」と、思い当たる人も多いかもしれない。それと同時に、最終回の衝撃が蘇ってきたのではないだろうか。絶句、呆然。そのような2文字がしっくりくる。

そんな驚きの物語を韓国風にアレンジしたのが、巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務めた人気ドラマ『グッド・ワイフ 彼女の評決』のリメイクを担当したイ・ジョンヒョ。リメイクの巧さには定評がある人物だけに、本作でも、元々の作品の良さに、情やユーモアといった“韓国らしさ”を抜群のさじ加減で加え、オリジナリティー溢れる作品に仕上げている。

本作の最大の見どころは、2018年から1988年にタイムスリップし、時空を超えて同じ事件を追うというストーリーの面白さ。連続殺人魔を追っていた最中に事故に遭い、1988年で目が覚めたハン・テジュ刑事が、アナログな捜査に苦戦しながらも、未来の自分が追っていた犯人の痕跡を発見し、真実に近づいていくスリリングな展開は鳥肌が立つ。

タイムスリップした主人公、テジュ刑事を演じるのは、韓国で一大ブームを巻き起こした2004年のドラマ『ごめん、愛してる』への出演で注目を集めたチョン・ギョンホ。彼は、テジュを演じるに際し、多様な捜査劇を読みあさり、差別化されたキャラクターを作り上げることに成功。

また、テジュとは正反対の捜査方法で、犯人逮捕のためなら何だってやるベテラン刑事カン・ドンチョル役を、40歳になってから大ブレイクした遅咲きの演技派パク・ソンウンが、体重を10kgも増やして熱演。“六感派1988刑事”を完璧に演じている。他にも、オ・デファンとノ・ジョンヒョンという、韓国ドラマではお馴染みのイケメン2人が捜査チームに加わり、喧嘩や対立を繰り返しながらも、徐々に絆を深めていく4人の姿がユーモアと熱さたっぷりに描かれ、感動を誘う。

そして、忘れてはならないのが、物語の大きな鍵を握る1988年の世界だ。ソウルオリンピック開幕を控えてにぎわうソウルの街を始めとして、小物や衣装、セット、ロケーションなど、あらゆる角度から1988年を忠実に再現。

さらに、アナログな捜査方法だけでなく、人付き合いの仕方や相手の懐への入り方など、感性の部分までも1988年にタイムスリップ! なんと、当時の大人気刑事ドラマ『捜査班長』で国民的俳優となったチェ・ブラムが話しかけてくるシーンもありと、驚きの芸の細かさだ。

脚本、時代性、キャラクターと、全てが上手く噛み合ったからこそ、唯一無二の捜査ドラマとなった『ライフ・オン・マーズ』。たくさんの魅力を堪能するためにも、ぜひどっぷりハマってもらいたい。

ドラマ『ライフ・オン・マーズ』のDVD は、TSUTAYA先行レンタル中。DVD‐BOX1&2発売中。

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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