病は気から。プラシーボ効果を使って「元気になる」方法4つ


風邪はウイルス性の感染症であり、これといった対策はありません。

よく言われるビタミンC、エッセンシャルオイル、エルダーベリーシロップなどは、風邪を直接やっつけるのではなく、気分をよくしてくれる方法にすぎません。

でも、その「気分」は大切です。なので、プラシーボ効果を得るために夜の9時にドラッグストアにかけこんでお金をかけずとも、同等の効果を得る方法をお伝えします。


プラシーボ効果って何?


その前に、プラシーボ効果について説明しておきます。

プラシーボとは、医薬品であるかのように処方されるが有効成分を含まない、治験で使われる偽薬(砂糖の錠剤が多い)を指します。

薬を飲んだと思うだけで気分がよくなる効果と、本当の薬の効果とを分離する目的があります。

プラシーボ効果の一部は、ポジティブシンキングが持つ力に由来します。この力を利用することで、心理学的トリックを引き出すことができます。

いっぽうで、プラシーボ効果は、気分がよくなるあれこれを、医学的なものからそうでないものも含めて、統計的に包括したものでもあります。ですから、これをうまく利用しない手はありません


その1:よくなることを期待する


風邪は短いと数日、長くても1~2週間で治ることがほとんどです。

辛い症状に耐え抜いて限界すれすれのときに、お茶を出されて「これを飲んだらすぐに治る」と言われたら、翌朝目覚めたときには少し気分がよくなっていることでしょう。たとえそのお茶に、何の効果もなかったとしても

いずれにしても、風邪はいつかはよくなる病気です。それに、言葉の定義上、最悪の日の翌日は、必ずそれよりよい日が待っています。

なので、風邪が治らずに気分が落ち込んでいるときは、「すぐによくなるはず」と自分に言い聞かせてください


その2:看病された記憶を思い出す


関連づけには大きな力があります。

子どもの頃、病気になるとお母さんが作ってくれたチキンスープ。今でもそのスープが好きなのは、味そのものだけでなく、母の温もりを連想させるからではないでしょうか

最悪の気分で仕事をこなして家へと向かう帰り道。家に着いたらあのスープが待っていると思ったら、元気が出てくるはず。そう、あなたは今、自分で自分のケアができているのです。

あるいは、さも自分が有意義なことをしているかのように思い込ませるための特定のプラシーボに慣れている人がいるかもしれません。

「味が好きだから」とか「購入ししたドラッグストアを思い出せるから」という理由で薬の錠剤を水に溶かす人はいなくても、「化学実験室のような場所で自分のための薬を調合している」と想像するのは効果があるかもしれません。

このような関連づけの力を利用しない手はありません。

なにも、特定の商品に関連付ける必要はありません。ハチミツと熱い紅茶を混ぜるとか、子どものころの別の記憶をよみがえらせてもいいのです。

子どものころリスト作りが好きだった人は、毛布にくるまって、これまでの人生で誰かに大事にされた経験をいくつも思い出すといいでしょう。


その3:嫌なことはしない


信頼できるけれど好きではないプラシーボがあるなら、それを利用するのはやめましょう。

ジンジャーエールが吐き気に聞くと言われても、嫌いなら飲まないほうがマシです。無理やり嫌なことをしたところで、気分はよくなりません(実際に何らかの理由で処方された本物の医薬品なら話は別ですが)。

むしろ、それに効果がない、あるいは有害であると確信している場合、気分が悪化することすら考えられます。これは、ノセボ効果と呼ばれています。

嫌いだけどなぜか続けている儀式がある人は、それを好きなことで置き換えてみてはいかがでしょうか

誰かから天然成分でできた咳シロップをもらっても、味が好きじゃないなら、その人が帰ったらすぐゴミ箱に捨ててしまいましょう。


その4:よく食べ、よく寝る


ものやおまじないよりも、自己管理のほうがよっぽど重要だと思いませんか?

あらゆるプラシーボを試すのであれば、ひと休みしたり、仕事を休んだり、水分をたくさん飲んだりするなど、民間療法よりもずっと信頼できそうな行動をしましょう。

つまり、やることはいたってシンプル。暖かくして寝る。それだけで十分です。

あわせて読みたい

Image: Shutterstock

Beth Skwarecki – Lifehacker US[原文

当記事はライフハッカー[日本版]の提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ