2019年11月、『遊戯王 デュエルリンクス』に「カイトロイド」が登場しました。
今回はこちらのカードを入れたデッキの話です。
このページの目次
1 カイトロイド×ラヴァゴデッキ2 デッキレシピ3 キーカードと主な戦術3.1 溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム3.2 カイトロイド3.3 アマゾネスの剣士3.4 翻弄するエルフの剣士3.5 ホーリーライフバリアー4 戦術5 注意■カイトロイド×ラヴァゴデッキ
今回紹介するのは、「カイトロイド」を入れた「溶岩魔人ラヴァ・ゴーレム」デッキです。
相手のモンスターを除去しつつ、じわじわとダメージを蓄積させていく嫌がらせのようなデッキですね。
「トリックスター」が存在しないデュエルリンクスでは、ラヴァゴデッキは代表的なバーンデッキとされています。
■デッキレシピ
カイトロイド×ラヴァゴデッキのレシピはこちら。
▼メイン
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム×3
アマゾネスの剣士×2
翻弄するエルフの剣士×3
カイトロイド×2
クリボー×2
ドレインシールド×3
分断の壁×3
ホーリーライフバリアー×2
▼エクストラ
なし
キャラクターは「セラ」、スキルは「ディフェンス・チャージ」を使用。
ディフェンス・チャージ
自分フィールド上の表側表示モンスター1体の守備力を次のターン終了時まで今のターン数×200増やす。このスキルはデュエル中1度しか使用できない。
■キーカードと主な戦術
カイトロイド×ラヴァゴデッキのキーとなるカードは、以下の通り。
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムまずはラヴァゴ。欠かせないエースモンスターです。
攻撃力3000、守備力2500
レベル8
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
①自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
相手モンスターを2体リリースし、相手のフィールドに特殊召喚できるモンスターですね。「自分は1000ダメージ」とありますが、この自分とはラヴァゴをフィールドに送られた相手のことです。
メリットは
・破壊、除去耐性持ちを墓地に送れる
・毎ターン相手に1000のバーンダメージ
デメリットは
・そのターン自分は通常召喚できない
・攻撃力3000を相手に与えてしまう
といったところです。
カイトロイドこちらは、手札から使用するカードです。
いわゆる手札誘発ですね。
相手が直接攻撃をしてきた時、手札から捨てることでダメージを0にします。
さらに、墓地の「カイトロイド」を除外することで、もう一度ダメージを0にします。
つまり、
・ラヴァゴ特殊召喚ターンは通常召喚できないけど、「カイトロイド」が手札にあれば2回まで攻撃を防げる
・魔法罠と違いフィールドに伏せなくていいので、除去されにくい
というカードです。
アマゾネスの剣士
攻撃力1500 守備力1600
レベル4
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
守備表示の壁を殴ってよし、攻撃表示にしておいてラヴァゴに殴られても、相手がダメージを受けるのでよしのカード。
ラヴァゴの1000ダメージと組み合わせて使うと、かなりうざいカード。
翻弄するエルフの剣士
攻撃力1400 守備力1200
レベル4
このカードは攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘では破壊されない。
守備表示にしておけば、攻撃力3000のラヴァゴには破壊されないしダメージも受けない。
ラヴァゴデッキにおける壁エースです。
ただ、破壊・除去耐性はなく、守備力も1200しかないため、攻撃力1300~1800のモンスターには倒されてしまうので万能ではないですね。
1ターンだけなら、「ディフェンス・チャージ」で守備力を上げられます。
ホーリーライフバリアー
通常罠
手札を1枚捨てて発動できる。このターン、相手から受ける全てのダメージは0になり、自分のモンスターは相手モンスターとの戦闘では破壊されない。
手札1枚というコストはあるものの、そのターンは一切のダメージを防げる守りの切り札。
攻撃反応罠ではないので、仮に伏せているこのカードを破壊されそうになっても、発動してしまえばOK。
■戦術
カイトロイド×ラヴァゴデッキの戦術はとてもシンプル。
・相手がモンスター2体だしたら、ラヴァゴ出す
・あとはひたすら守りに入って、相手のライフを削り切る
これだけです。
デュエルが長引く上に、ひたすら攻撃を防いで効果ダメージで削るといううざすぎる戦法ですね。
「トリックスター」のような可愛さも皆無という。
けれど、弱点も多いです。
①ラヴァゴをリリースされる恐れがある
②デッキがばれたら、相手がモンスターを2体出してこないかも
③防御カードが尽きたり手札にこなかったりしたらやばい
攻撃力3000を相手に立たせるリスクと、ラヴァゴを対処されたらきついという大きな弱点。
そのための「アマゾネスの剣士」ですが、これだけでは心もとないですからね。
ただ、初見の相手にはそこそこの強さを発揮します。
■注意
そんなカイトロイド×ラヴァゴデッキですが、1つだけ注意。
一部のネットユーザーにはラヴァゴ主軸のデッキは「害悪」と呼ばれ、嫌われています。
リアルの友人とデュエル時は、あまり使わない方がいいかもです。
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