沢尻エリカの大河ドラマ代役は?本命4人をNHKドラマウオッチャーがズバリ

女子SPA!

2019/11/20 15:46

 女優の沢尻エリカ容疑者(33)が合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕されたことを受けて、出演予定である2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」が、代役を立てての撮り直しの可能性が高まっています。

NHKは現時点で正式発表はしていませんが、番組公式サイトから沢尻容疑者の出演発表会見を伝えるページを削除しており、近日中に代役を発表するものと報道されています。混乱を極める状況のなか、沢尻エリカ容疑者に代わって大役をつとめる女優は誰になるのでしょうか?

『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』などの著書があり、NHK大河ドラマ・朝ドラをもれなく見続けてきたライター・田幸和歌子さんに、代役について聞いてみました。(以下、田幸さんの寄稿)

◆尾野真千子が理想。だけど、できない理由が…

理想を言えば、尾野真千子ですね。

NHKは地域発ドラマや単発SPドラマ、深夜ドラマ、全5回の土曜ドラマ枠などで、脚本家・演出家・役者のお試しをして、そこから朝ドラ→大河ドラマへとつなげていくという流れが構築されています。

そのため、脚本家や演出家が信頼している役者を起用することが多いのです。

さらに、沢尻エリカが『麒麟がくる』の脚本を手掛ける池端俊策氏のTBS『悪女について』(2012年)『時計屋の娘』(2013年)に立て続けに主演していたことを思うと、過去に手掛けた作品の女優が抜擢される可能性は高いのではないかと思います。

近年のNHKドラマでいくと、池端脚本で目立っていたのは、2016年のNHK総合『夏目漱石の妻』でした。

そのときに漱石を演じたのが『麒麟がくる』主演の長谷川博己、そして妻が尾野真千子だったのです。このドラマが非常に素晴らしかった流れから、ハセヒロが2018年~2019年朝ドラ『まんぷく』の萬平さん役を演じることになったのではないかと思います。

尾野真千子はもちろん朝ドラ『カーネーション』ヒロインとして絶大な信頼を得ていますし、ハセヒロ×オノマチの共演となると、非常に盛り上がるはず。

また、尾野真千子は池端脚本のNHK『足尾から来た女』(2014年)でも主演しているほか、他局ですが、同じく池端脚本のテレビ朝日『松本清張~坂道の家』(2014年)にも主演するなど、信頼感抜群です。

ただ、残念ながら、尾野真千子の可能性はゼロ。

尾野真千子の『麒麟がくる』への出演はすでに8月に発表されており、旅芸人の女座長の娘・伊呂波太夫という架空のキャラを演じるそうです。架空のキャラをやるなら、濃姫をぜひ!と思ってしまいますが、すでに決まっているうえ、発表されてしまっています。仕方ないとはいえ、もったいない!

そんなわけで、考えられる線を挙げてみます。

◆満島ひかり 演技力と華やかさで大本命

大本命は、満島ひかりです。

数々の受賞経験もある演技力と、華やかさは申し分なし。年齢も33歳と、沢尻エリカと同い年です。

2018年にユマニテから独立、フリーランスになって仕事量が減っているため、スケジュールをまとめておさえやすいという大きな利点があります。

NHKでは朝ドラ『瞳』『おひさま』に出演しているほか、『トットてれび』で主演。2016年・2018年のシリーズ『江戸川乱歩短編集』も話題になりましたし、今年も『甲子園とオバーと爆弾なべ』に出演しているなど、数々の実績があります。

ちなみに池端脚本作品では、他局ですが、テレビ東京の開局記念日スペシャルドラマ『破獄』に出演しているという安心感も。

◆杏 育児中のママが抜擢なら話題性も好感度も一押し

杏も同じく33歳。

双子の育児で超多忙であるため、仕事を抑えている時期ではありますが、夏ドラマ『偽装不倫』で連ドラに復帰したばかりです。

また、出産したばかりの安藤サクラが昨年の朝ドラ『まんぷく』でヒロインをやってのけたこともありますし、イクメンの夫・東出昌大さんのバックアップもあり、大役で背中を押してくれそうな気もします。

双子の育児中のママが代理で大河ドラマの女性一番手に抜擢となれば、話題性も好感度も一押しでしょう。

NHKでは、朝ドラ『ごちそうさん』(2013年)ヒロインの実績がありますし、大河ドラマは『天地人』(2009年)『平清盛』(2012年)に出演経験あり。

しかも、『平清盛』で、『あまちゃん』などの磯智明氏とともに制作統括を務めていたのが『麒麟がくる』の制作統括・落合将氏だったというご縁もあります。

◆高畑充希 演技力・存在感ともに抜群

高畑充希はまだ27歳と、少々若いですが、演技力・存在感ともに抜群。朝ドラ『ごちそうさん』妹役から『とと姉ちゃん』(2016年)主役へとステップアップした実績もあります。

『とと姉ちゃん』の制作統括は、『麒麟がくる』の落合将氏。また、『麒麟がくる』脚本を池端氏とともに担当する前川洋一氏は大河『軍師官兵衛』の脚本を手掛けていて、高畑充希は岡田准一演じる黒田官兵衛の長男・長政(松坂桃李)の妻・糸を演じていたというご縁もありました。

ただし、高畑充希は5月~6月にミュージカル『ミス・サイゴン』にキム役として出演しますので、稽古期間を含めて殺人的スケジュールになり、かなり厳しい面はありますが、クワトロキャスト(キム役は4人いる)なので、万が一スケジュール繰りが可能であれば、あり得るかも!?

◆貫地谷しほり 演技派でNHKからの信頼が絶大

貫地谷しほりも沢尻エリカと同じく33歳で、演技派です。

NHKは朝ドラ『ちりとてちん』(2007年)主演に、今年の『なつぞら』出演、大河ドラマは『風林火山』(2007年)・『龍馬伝』(2010年)・『八重の桜』(2013年)・『おんな城主直虎』(2017年)に出演するなど、NHKからの信頼は絶大です。

<文/田幸和歌子>

【田幸和歌子】

ライター。特にドラマに詳しく、著書に『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』『Hey!Say!JUMP 9つのトビラが開くとき』など

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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