前田敦子、映画愛を爆発「夢が詰まっている」 TAMA映画賞で最優秀女優賞受賞

クランクイン!

 女優の前田敦子が17日、都内で行われた第11回TAMA映画賞授賞式に出席し、最優秀女優賞受賞のスピーチで「映画の世界には夢が詰まっています」と映画愛を爆発させていた。

本授賞式は、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が、明日へ元気や夢をみさせてくれる<いきのいい>作品、監督、俳優を映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するもの。

前田は、黒澤清監督がメガホンをとった『旅のおわり世界のはじまり』で演じた女性像が「女優・前田敦子の資質・魅力と鮮やかにシンクロし、稀有な存在感を放った」という選考理由で受賞。ウズベキスタンでのロケを「あまり説明のないなか、毎日新鮮な感じで撮影ができました」と振り返ると「初めて受賞した映画賞がTAMA映画賞の最優秀新進女優賞でした。またこの場に戻ってこられてうれしいです」と笑顔を見せる。

また『町田くんの世界』では、当時27歳にして高校生役に挑み、制服を着たことでも話題になったが、石井裕也監督から「映画のなかで進行役をやってください。あなたの役は重要です」と言われたことが心に残っていたようで「制服うんぬんなんて言ってられないな」と邪念は取り除き、撮影にまい進したという。

前田は今年3月に第1子出産を報告したが、「2019年は映画に一番参加させていただけた年だったのかなと思います」と語ると「やっぱり映画の世界って夢が詰まっている。やればやるほど、なんてワクワクするんだろうと思える」と映画愛を吐露。さらに「これからどういうペースでやっていけるかはまだ考えている最中なのですが、また映画の世界にガッツリできるように、ひたむきに毎日を過ごしていきたいです」と仕事と子育ての両立に思いを馳せていた。

前田と同じく最優秀女優賞を受賞した蒼井は、『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』の3作で、まったく違う女性を演じたことが評価された。蒼井は、どの作品でも大きな気づきがあったことを語っていたが、なかでも『斬、』でタッグを組んだ塚本晋也監督の現場を挙げると「ものづくりの美しさを身体の底から体感することができた」と感慨深い表情で語る。

さらにその経験を踏まえて映画人として活動することを誓うと「新しい一歩を踏み出す時期に、こんな素敵な賞をいただけて光栄ですし、ある種の叱咤激励だと思って、これからも真面目に映画に取り組んでいきたい」と力強く語っていた。

受賞結果は以下の通り。

<最優秀作品賞>
『嵐電』(鈴木卓爾監督、及びスタッフ・キャスト一同)
『長いお別れ』(中野量太監督、及びスタッフ・キャスト一同)

<特別賞>
新海誠監督、及びスタッフ・キャスト一同(『天気の子』)
藤井道人監督、及びスタッフ・キャスト一同(『新聞記者』)

<最優秀男優賞>
山崎努(『長いお別れ』)
井浦新(『嵐電』『こはく』『赤い雪 Red Snow』『止められるか、俺たちを』『宮本から君へ』ほか)

<最優秀女優賞>
蒼井優(『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』『ある船頭の話』『海獣の子供』)
前田敦子(『旅のおわり世界のはじまり』『葬式の名人』『町田くんの世界』ほか)

<最優秀新進監督賞>
山戸結希監督(『ホットギミック ガールミーツボーイ』『21世紀の女の子』)
奥山大史監督(『僕はイエス様が嫌い』)

<最優秀新進男優賞>
成田凌(『愛がなんだ』『チワワちゃん』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』『翔んで埼玉』ほか)
清水尋也(『ホットギミック ガールミーツボーイ』『パラレルワールド・ラブストーリー』『貞子』)

<最優秀新進女優賞>
岸井ゆきの(『愛がなんだ』『ここは退屈迎えに来て』『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」Season風』)
シム・ウンギョン(『新聞記者』)

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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