「孤独のグルメ」「牛、鶏、豚…じゃあそれ全部」弥生土器風タイ鍋のスープを育てて麺、ライス投入6話

エキレビ!

2019/11/15 09:45

3年連続となる「孤独のグルメ」大晦日スペシャルの放送が決定。まだ詳細は発表されていないが、例年通り生放送でやるのだろうか? そして大晦日のテレ東の風物詩的な番組になっていくのだろうか? このドラマが、視聴者にもテレ東にも愛されているのを感じる。
テレビ東京系「孤独のグルメ Season8」第6話は、11月8日放送された。お馴染みの「腹が減った……」を、「腹が、突然、激減り……」と大幅にアレンジしてしまうほど五郎さん(松重豊)は、空腹だった。


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焦らされる五郎さん
意外にも初めての浅草で、イベント会社・鳴海社長(青空球児)との打ち合わせ。しかし、度重なる電話で鳴海社長は席を外し、なかなか話が進まず、五郎さんはちょっとイライラ。それにしても、青空球児の電話のセリフはアドリブなのだろうか? ネタだ、漫才だ、ゲロゲ~ロだ、イベント会社社長ではなく、完全に漫才師としての会話をしていた。

面倒な商談とたまたま見かけた焼肉横丁のせいで、五郎さんのお腹は、「腹が減った……」の原型が無くなりかける「腹が、突然、激減り……」状態に。焼肉、もんじゃ、どぜう、と浅草らしい店が並ぶ中、五郎さんはタイ料理屋の「イサーン」を発見。「この一軒だけ風景から浮いている」と「肉もある」という理由で、五郎さんは入店を決意した。激減り状態のクセに手堅い焼肉を捨てて馴染みの薄いタイ料理に走るなんて、なんとも五郎さんらしい。

ペンキでベッタリ塗った風のピンクの壁や、扇風機をテーブルの上に雑に置いた店内は、五郎さんいわく「ビンビンに異国」。仕事だがプライベートだかわからないほどリラックスした店主(村松利史)も、日本人ながらなんだか異国だ。

なかなか言えない「じゃあそれ全部」
「なんだ、あの弥生式土器は……」

他の客が食べていたメニューに載っていない謎の鍋を見た五郎さんは、さっそく店主に質問。イサーン地方のハーブの鍋「チュムチュム」だと聞くと、「イサーン地方のハーブの鍋……。言葉だけでブルっと来たよ」と想像力がたくましい。シーズン1の頃に比べて、"おひとりさま"に慣れてアグレッシブになってる気がする。

「チムチュム」は具材を選べる方式だった。魚か肉では、迷わず肉をチョイス。肉も「なんでもある」とのことだ。

「牛、鶏、豚……じゃあそれ全部」

「豚はどうする?肩ロースと豚トロあるけど」

「両方お願いします」

どれぐらいの量かもわからないクセに平気で全部を注文する五郎さん。食べきれないほどの肉が運ばれてきたらどうするつもりなのだろうか? 店内の様々な点をチェックし、他人のテーブルまでのぞき込み、店の特徴を考察する繊細さを持っているはずだが、腹が激減り状態だからかいつもより大胆になっている。それとも、鍋の形、店の雰囲気で量の予想をつけたのだろうか? どんどん"おひとりさま"がレベルアップしている。

「このままだと胃袋が切れる」

鍋が出来上がるまで30分。商談同様、ここでも焦らされた五郎さんは、ローストポークのサラダ「ナムトックム」をオーダー。爽やかなライムとスパイスの辛さ、そしてボリュームのある豚肉に、五郎さんはたまらず頼んでいたジャスミンライスを早めに持ってくるようお願いした。あくまで"つなぎ"なのに、定食のような量だ。ライスに豚を乗っけて、「いい。イサーンの豚丼」と言い出す始末。まるでラストスパートのような食べっぷり。激減りを宣言していただけあって、今日の五郎さんはすごい。

スープを育て、麺、ライスを投入
ようやく出来上がった「チュムチュム」は、牛、鶏、豚が集結し「肉の三社祭状態」だった。卵の黄身で肉を和えて、ハーブたっぷりの弥生土器風鍋に野菜と一緒にぶち込む。

「さわやか、この鍋さわやか美味い」

ハーブの香りで「普段と別の表情」になった肉を味わい、春雨をさっとくぐらせてすする。辛ダレやニンニクのようなものを取り皿に足して、スープを「育てて」いく。調味料やハーブで自分流にアレンジするのは、東南アジアの料理らしい食べ方だ。卓上に置かれた小皿や器の数が、あくせくと忙しそうに食べる五郎さんを演出している。

締めに米粉の麺をオーダーし、好き放題食べて終了。と思いきや、残しておいたジャスミンライスを鍋に投入し、オリジナルの雑炊を作り上げる。なべ底までキレイにおたまで掬い取って、すべてを食べつくした。

量も食べ方も自由奔放だった第6話。お会計も退店したあとの余韻も一切描かれず、テーブルの上で「ごちそうさまでした」で終了。いやー、最後まで本当に食べた食べた。
(沢野奈津夫)

・「孤独のグルメ Season8」
放送時間:金曜24時12分~
出演:松重豊、青空球児、村松利史
原作:原作/久住昌之・画/谷口ジロー
音楽:The Screen Tones
久住昌之、フクムラサトシ、Shake、河野文彦、栗木健
オープニングテーマ:「Goo,Goo,Goro!」
作曲:久住昌之
演奏:The Screen Tones
エンディングテーマ:「五郎の12PM」
作曲:久住昌之歌:伝美脚本:田口佳宏 児玉頼子演出:井川尊史 北畑龍一 北尾賢人

当記事はエキレビ!の提供記事です。

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