ホームレス男性を襲撃した動画を拡散 警察も「野蛮な犯行」と怒り

しらべぇ

2019/11/10 10:00

(demaerre/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
ソーシャルメディアで動画を公開したい。人を驚かせたい。そんな思いにかられ、とんでもない動画を撮影し公開する非常識な人間が増えている。このたび問題の動画を撮影したのは若い男二名。被害を受けたホームレス男性が頭部に負った怪我はひどかったという。

■ホームレス男性を襲撃


今年9月のこと、英国ブラックプールにて19歳と22歳の男ふたりがホームレス男性を見かけた。

物乞いすることもなく店先に横たわっていた男性は、ふたり組には「動画ネタ」にしか見えなかったもよう。さっそく22歳の男が男性に襲いかかり、その様子を19歳の男が撮影し笑い声をあげた。


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■下された実刑判決


このとき、暴行を担当した男は飛び上がるようにして勢いをつけては男性の頭部を繰り返し踏みつけ、これにより大怪我を負った男性は病院に搬送された。

加害者らは暴行動画をSNSにて公開し逮捕され、22歳の男には半年の実刑判決が言い渡された。動画を撮影した19歳の男にも同じく半年の刑が言い渡されたが、こちらは若い犯罪者用の施設に送られたという。

また双方ともに、日本円にして約1万6千円の付加罰金の支払いが命じられた。

■あきれかえった当局


この一件につき、警察は「野蛮な犯行であり、罪のない男性に怪我を負わせるという悪質なもの」と痛烈に批判。

さらに実刑判決については「満足です」「釈放されるまで、自分たちの行いがどのような結果をもたらしたのか、じっくり考えるよう願います」というコメントを発表している。

■動物虐待動画も


いっぽうアジア(シンガポール)でも弱いものを狙い残虐な行為を加える悪質動画がSNSにアップされ、批判の声が噴出したばかりだ。

こちらは男が犬にライターを近づけ何度も火をつけるという残酷なもので、さらにはヘルメットをふりあげ犬を殴ろうとする男の姿も映っていたことから、現地の動物愛護団体が通報にいたった。

反撃できない人や動物を狙いむごい行為で痛めつけ、それを隠すどころかSNSで公開し拡散する。そのような愚かな犯罪を思いとどまる人が増えるよう願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

当記事はしらべぇの提供記事です。

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