品切れ続出!フィットネスゲーム『リングフィット アドベンチャー』がブレイク寸前

日刊SPA!

2019/11/10 08:31

―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

『リングフィット アドベンチャー』

Nintendo Switch/任天堂/7980円+税/発売中

10月18日に発売されたNintendo Switch向け(※Nintendo Switch Lite非対応)タイトル『リングフィット アドベンチャー』が話題になっています。「30分で効率よく運動できる」「太ももにめっちゃ効く」「ハマってヨガマットまで買ってしまった」など口コミで評判が広がり、家電量販店でも品切れになる店舗が続出しています。

『リングフィット アドベンチャー』は、体を動かして操作する任天堂のフィットネスゲーム。Nintendo Switchでの体感操作というと2017年発売の対戦格闘『ARMS』がありましたが、2007年に発売され2267万本を売り上げた『Wii Fit』のようなフィットネス系ゲームは、このところ任天堂からは発売されていませんでした。

『リングフィット アドベンチャー』には「リングコン」と「レッグバンド」という2つの周辺機器が同梱されています。これに1つずつJoy-Conをセットしてゲームスタート。

「リングコン」は両手で握って操作する、大きな輪っか状のコントローラ。バネのように元に戻る素材でできており、高精度の「力センサー」を内蔵。押し込む、引っ張るといった腕の動作を認識できるのが特徴です。一方、左足の太ももに装着する「レッグバンド」は足踏みや膝の屈伸などの下半身の動きをJoy-Conのセンサーで感知します。

この2つの周辺機器を用いて全身を動かしながら、さまざまなフィールドを冒険する「アドベンチャー」モードが『リングフィット アドベンチャー』のメイン。足踏みすると画面のなかの主人公が走り、敵と遭遇するとターン制のバトルに突入! 「スクワット」「グルグルアーム」「チョウツガイのポーズ」などの「フィットスキル」を選び、実際にメニューをこなすことでダメージを与えられます。RPG風のスタイルとフィットネスの融合が飽きずに遊べる理由です。マンション向けには足踏みの代わりに膝の屈伸で走る「サイレントモード」も搭載されています。

フィットネスゲームは『Wii Fit』の例を挙げるまでもなく、もともと高い需要のあるジャンルです。トレーナーの指示に従いエクササイズをこなす、昨年12月に発売されたNintendo Switchタイトル『フィット ボクシング』(イマジニア)も当初は知名度が低かったもののジワジワと人気に火がつき、世界累計出荷本数40万本を突破するスマッシュヒットとなっています。

レビューやSNSの書き込みを見ていると有酸素運動である『フィット ボクシング』ユーザーが、筋トレをプラスするため『リングフィット アドベンチャー』を購入するというケースが目立ちました。『ドラゴンクエストウォーク』『ポケモンGO』によってウォーキングの習慣が身についたというゲームファンも多いようで、今後ますますゲームと運動との連携はビジネスとして注目されそうです。

体だけでなく頭脳も鍛えたいという人向けには、12月27日に『脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』も発売されます。ニンテンドーDSで1901万本を売り上げた『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の最新作。今回も東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授が監修しています。

体も頭もなまってきたなと感じている30代以降のユーザーをターゲットにした実用系、自己鍛錬系のタイトルは、Nintendo Switchを支える柱になるかもしれません。

―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

【卯月鮎】

ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ウェブサイト「ディファレンス エンジン」

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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