嵐 思い込め奉祝曲「Ray of Water」一世一代の熱唱、皇后さま涙ぐむ

 ◇天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」(2019年11月9日 皇居前広場)

 天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が9日、皇居前広場で催された。天皇、皇后両陛下が正門石橋の上に姿を見せられ、1億2000万人の国民を代表してらが奉祝曲を披露。えんび服姿の5人が歌い終えると、陛下はお言葉を述べ、国民の祝意に謝意を示した。2部構成の祭典には計6万人が押し寄せた。10日は即位を国民に披露する「祝賀御列の儀」が開かれる。

 天皇、皇后両陛下即位への思いを嵐が歌声に込めた。この日、お披露目された奉祝曲「Ray of Water」。えんび服姿の5人は、荘厳なオーケストラとピアニスト辻井伸行氏(31)の演奏に続き、第三楽章「Journey to Harmony」を情感込めて歌った。

 ♪君が 笑えば 世界は 輝く 誰かの 幸せが 時代(とき)を 照らす――。新時代の平和を思わせる歌詞。二宮和也(36)は9月のイベントで「新しい時代に僕らもいられることは光栄」と話した。その言葉を反映するような熱唱に、両陛下はにこやかに耳を傾け、拍手を送られた。皇后さまは歌唱の終盤に涙ぐみ、右手で目元を拭った。

 奉祝曲は、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」や「ひよっこ」の脚本家、岡田惠和氏が作詞し、作曲は東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を手がけた菅野よう子氏。嵐は「幅広い世代から支持を得ている国民的歌手である」と主催者側が評価し起用された。両陛下の長女愛子さまは嵐や、特にメンバーの相葉雅紀(36)を応援しているといわれ、両陛下にとってもなじみの深い存在といえる。

 数々の金字塔を打ち立てながらデビュー20周年を迎えた今年、惜しまれながら来年末での活動休止を発表した嵐。限られた時間を駆け抜けた今年は6月に発売したベストアルバムが9月にダブルミリオンを達成。今月3日にはツイッター、インスタグラムの全面解禁を宣言するなど、新たな試みも行っている。

 そんな嵐にとっても3万席のうち関係者席を除く1万席に47万4176人が応募した祝賀式典は特別な場。櫻井翔(37)は本番前にツイッターで「さあ、本日は嵐として一世一代の大仕事のリハーサルです。緊張します。行ってきます!」と意気込みを報告していた。多くの国民が耳を傾ける中、歌い終えた5人は達成感にあふれた安どの笑みを浮かべた。

 ◆過去の国民祭典

 ▽天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典 1999年11月12日開催。X JAPANのYOSHIKIが奉祝曲「Anniversary」をピアノで披露。上皇ご夫妻は立ったまま約7分間の演奏に聞き入られた。故森繁久弥さん、北島三郎、森進一らが出席。18年に芸能界を引退した安室奈美恵さんも名を連ねた。

 ▽天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典 2009年11月12日、皇居前広場で開催。当時の鳩山由紀夫首相が祝辞を述べた後、EXILEが奉祝曲の組曲「太陽の国」を歌とダンスで披露した。約13分間の組曲が終わると上皇ご夫妻から拍手が送られた。

当記事はスポニチアネックスの提供記事です。

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