台風19号で別荘の裏の小川が増水!被害の復旧に25万円かかった

日刊Sumai

2019/11/9 21:04

各地に大きな被害をもたらした台風19号。
世田谷で大家をしているアサクラさんの賃貸マンションは無事だったそう。でも、東京西部の山間部にある別荘では被害があったようです。
なんとかたどり着いた山小屋はまさかの漏電
台風19号のときには、ニュースで盛んに東京西部の山間部の道路崩落や土砂崩れが報じられました。僕が管理している別荘(山小屋)もけっこうな山奥にありますから、心配でいてもたってもいられずお向かいさんに電話してみました。
山小屋の周辺
幸い、近所では道路の崩落や通行止めはないそうですが、台風の当日は家の前の道路が雨水で川のようになっていたそうで、お向かいさんも大事を取って避難したそうです。
これは様子を見に行ったほうがいいということで、台風から1週間後の夜に別荘に向かいました。土砂崩れで通行止めになった道を迂回しつつ、夜中に山小屋についてみると母屋はまさかの停電。
でも、入居者さんに使ってもらっている小さな離れの玄関灯は点いています。
離れの玄関灯
懐中電灯で母屋のブレーカーまでたどりつくと、漏電ブレーカーが落ちていました。まさかの漏電!
後日、業者さんの調べで原因は床下にあることが判明。我が家では湿気対策に床下の空気を攪拌する換気扇を設置しているのですが、これが水没(!)して漏電したんだそうです。
離れの小屋は床下に換気扇がなかったので漏電しなかったというわけですね。にしても、水没って……。
裏の小川が増水して床下まで浸水?
昼間に山小屋の周辺を確認してみると、ひどい状態でした。
道路に石や枝
家の前の道路には、流れてきた石や木の枝がゴロゴロしています。お向かいさんから聞いたとおり、「雨水で川のようになっていた」のでしょう。
もっとビックリしたのが、山小屋の裏を流れる小川を見たとき。水量が倍増して川の幅が広がり、我が家に迫っていたのです。
裏口の階段
これは裏口の写真。以前は川まで1メートルくらいはあったのに、台風後には階段のいちばん下の段まで川が侵食しています。階段の下段の土は削り取られて土台が浮いた状態に。
足元が川!
階段にのって下を見ると、まるで足下を川が流れているかのよう。
配管も露わに
家の周辺もあちこちで土が削られ、配管もあらわになってしまいました。家の床下にも水が流れ込んだのはまちがいありません。
うちの基礎にはあちこちに換気口が設けられているのですが、
換気口が詰まった
こんな具合に草などで詰まってしまっていました。かなりの水が流れ込んだのがわかります。ふだんはサラサラと流れる小川がこんなことになるなんて、今回の台風の威力を実感しました。
床下の清掃と防カビ剤の散布で18万円の出費
業者さんに床下を確認してもらったところ、被害は換気扇の漏電だけではありませんでした。我が家では、床下に調湿材を敷き詰め防カビ剤を散布してもらっているのですが、それも台無しになりました。
設置直後はこんな感じだった床下が、
台風前の床下
今回の台風後にはこんな状態に。
台風後の床下
換気扇は泥まみれ、整然とならべられていた調湿材も土砂に埋まってしまいました。
土砂に埋まった調湿材
業者さん曰く「泥を清掃した上で調湿材を敷き直し、あらためて防カビ剤を散布する必要がある」ということ。
防カビ剤の保証期間は5年で、うちでは2016年に防カビ剤を散布しましたから、まだ3年ちょっと。今回の台風のせいであと2年持つはずの防カビ剤が台無しになってしまったのでした。トホホ……。
復旧の見積もりを出してもらうと18万円を超える金額が。
復旧費用の見積もり
なかなか痛い出費ですが、この山小屋を維持していくならば、支払わないわけにはいきません。不幸中の幸いか、調湿材は汚れを落として再利用できるということで、敷き詰め直してもらいました。
復旧後の床下
防カビ剤もあらためて散布してもらいました。
床下に防カビ剤の散布
換気扇も土砂の汚れを取ると問題なく使用できる状態になったそうですが、また床下に水が入って漏電が起こるかもと思うと気が気でありません。
今後は換気扇の使用は中止し、除湿乾燥機「カライエ」を室内に設置するつもりです。
裏の小川と竹林の整備にさらなる出費が
これでなんとかいつもどおり暮らせるようになったのですが、まだまだやることはあります。急務なのが、台風で増水したせいで母屋に迫ってきた川の流れを元に戻すこと。
変わった川の流れ
立っているところが、もともと川の流れていたところです。コツコツ石や岩を置き直して、少しずつ川の流れを元の方向に誘導していきます。
川の流れを戻す作業
数時間の作業の後、なんとか川の流れは元どおりになりました。
川の流れが戻った
作業前は階段の下が川だったことを考えると、ずいぶん改善されたと思います。問題は対岸の竹林。
竹林の根元も被害に
ごらんのとおり、台風の水流で根元の土が洗い流されてしまっています。実際に、土砂が崩れて竹が倒れてしまっているところも。
倒れた竹
これはまずいということで、業者さんに危なそうな竹を伐採してもらいました。
伐採された竹林
ひとまず目の前のリスクは取り除くことができましたが、業者さんの見立てでは、もっとしっかり竹林をメンテナンスしないと、今後も倒れてくる危険があるとのこと。今後も出費がかさみそうです……。
結局、竹林の伐採にかかった費用も合わせると、今回の台風被害の復旧にかかった金額は25万円に届くほどに。
うちの山小屋は維持費とは別に年間25万円(平均)の修繕費が出て行きます。今年も例に漏れず、それなりの修繕費が出て行くことになりました。
でも、今回の台風のすごさを考えると、家自体が無事だっただけでラッキーだったと思うべきかもしれません。

当記事は日刊Sumaiの提供記事です。

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