代官山 AL にて2年ぶり、2回目となるベック・ヒョワンの個展『BAROQUE』開催

NeoL

2019/11/3 21:46



展示タイトルである「baroque (バロック)」は、「歪んだ真珠」を意味するbarrocoというポルトガル語が語源となっている。「人間という矛盾した存在を絵で描きたい」と語るベックは、今展に向けて、マイノリティや様々な境遇をもつ人物をモチーフに絵画を制作してきた。

ベックの絵画作品は、その褪せていながらも豊かな色彩によって成り立っている。中間色の繊細な色味による筆触は自然の音やアンビエントミュージックのように独特の浮遊感があり、それらは展示空間の中で静かに反響することとなるだろう。同時に、意図して絵画の中に残された余白からは、鑑賞者の想像力が入り込む余地が与えられ、どこまでも広がっていくような空間性を感じる。人物や背景を緩やかに形作りながらその空白の中を動き回る自由な線によって、彼女の絵画には揺らめきと移ろいが生まれるのだ。

人間の矛盾という重厚なテーマを持ちながら優しい色合いに満ちた彼女の絵画は、彼女が人や世界に向ける眼差しそのもの。一貫して人物というモチーフに向き合い作品制作を続けてきたベックの新作をぜひご覧あれ。

ベック・ヒョワン個展『BAROQUE』

2019年11月29日(金)~12月8日(日)開場時間 12:00~19:00 ※11/29(金)のみ18:00閉廊入場無料・会期中無休会場:AL www.al-tokyo.jp 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F

PROFILE|Baek HyoWeon(ベック・ヒョワン)1991年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。ホリプロ所属。東京を拠点にベック名義でタレントとして活動中。アーティストとしては絵画を中心に制作。

当記事はNeoLの提供記事です。

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