『ドクターX』だけ独走、軒並み低視聴率の秋ドラマで面白いのは深夜!『寝ないの?小山内三兄弟』

wezzy

2019/10/20 08:00


 秋ドラマが続々スタートしていますが、視聴率はやや寂しい始まりとなっている作品が多数。突出して高いのは安定の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で、17日放送の初回視聴率はなんと20.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)! あとはやっぱり『相棒18』(同)が貫禄の15%以上を記録していて、結局、数字の面ではテレ朝一強状態が続いています。

いつも視聴者のドラマ離れを嘆いているアツですが、数字には直結しなくても良質なドラマを作るべく奮闘する制作陣の頑張りを間近で見ているからこそ、言いたいことはいろいろあるよう。中でも激推しなのは先週に引き続き深夜ドラマで……。

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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

「秋クールのドラマがイマイチでつまらない」との声が日増しに高まっている昨今。主婦のお友達に聞いても辛辣な感想しかなくて、耳が痛いことこの上なし。それに今は何と言っても『ラグビーワールドカップ2019日本大会』(日本テレビ系)が決勝トーナメントに突入したから大盛り上がりだしね。アツの周りもにわかラグビーファンが増えたんだけど「ちゃんと見てみると手に汗握るし本当に面白い。熱くなる!」って言うの。

他にも『FIVBワールドカップバレーボール2019』(フジテレビ系)や『2022FIFAワールドカップカタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選』等もあって「ドラマ以上のドラマがあるからスポーツって凄い。勝っても負けてもあの感動は何物にも代えがたいものね。

来年は『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会』があるし、もうテレビドラマなんて誰も見なくなるんじゃない?」って、みんなしごく冷静に言うの。まぁ確かにそんな予感はするし反論の余地は全くないんだけど、どんな辛口ジャッジにも負けず頑張っているキャストやスタッフのことを思うと心中複雑よ……。皆さんは秋ドラマ、何か気に入ったものはありました?

辛口ドラマ評で人気のスポーツ紙デスクは、秋ドラマをこう見ているそう。

「宣言通り『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)は令和になっても絶対に失敗しないし、まだ今期大本命の木村拓哉主演『グランメゾン東京』(TBS系)が始まってないから何とも言えないけど、全体的に視聴率も悪いし、来週も見たい! と思える作品がない。パッとしないの一言に尽きる」

ああ、バッサリ。口を挟むとアレコレ飛び火してきそうでとりあえず黙って聞いていたんだけど、お酒の量が深まるうち「何、その不服そうなノーリアクションは。アツだって大して見てないでしょうよ。必ず見てるドラマなんてあるの?  何か面白いのあった?」と詰め寄られてタジタジよ。

アツが「え~っと、毎日録画してでも見ているのは結局、クールに関係なく『連続テレビ小説「スカーレット」』(NHK)と『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日系)ですけど」と答えると、「ほらね」と言わんばかりの顔で「やっぱり秋クールのドラマはダメなんじゃん」と早々に言い渡されちゃったわ。あ~、言わなきゃよかったぁ。

だって、アツのイチオシドラマだった『4分間のマリーゴールド』(TBS系)は横浜流星くんがいい味を出していて、見たい気持ちは山ほど残っているんだけど、主演の福士蒼汰くんのあまり抑揚のない穏やかな声を聞いていると、疲れ切った金曜日の夜だし眠さが勝ってしまって『4分間の視聴時間』になっちゃったの。

でもね、ホントはお気に入りドラマは見つかったのよ。みんなの前であんまり堂々の報告は出来なかったんだけど、実は火曜の深夜ドラマ『寝ないの?小山内三兄弟』(日本テレビ系)には注目しているのよね。
今は深夜ドラマが何より熱い
 まぁ、タイトルを言ったらみんなにはポカンとされちゃったんだけど、簡単にご紹介しちゃいましょう。人気上昇中の2.5次元俳優の3人が出演するもので、カッコイイ長男・唯一役は黒羽麻璃央くん、個性的な次男の天授役は鳥越裕貴くん、可愛い三男・外役の眞嶋秀斗くんが仲良し三兄弟に扮し、長男の部屋で3人がパジャマのまま、あーだこーだ言い合うシソンヌのじろうさん脚本のワンシチュエーションコメディーなの。

すでに今年の1月からYouTube等で配信をスタートさせていて、三兄弟のゆる~いやりとりが面白いと240万回も再生されたんですって。放送前からTwitterのフォロワーが10000人突破という快挙も成し遂げたこの話題作がついに地上波に進出。スタッフから聞いていてアツは前々から楽しみにしていたんだけど、ゆるゆるで寝る前に見るにはちょうどいいの感じなの。

脚本のじろうさんは時々やってくる親戚のおじさん役で出演もしていて笑わせてくれるしね。「ひっそりやっていたのが地上波にまでたどり着くなんて。夜中にほっこりする三兄弟の会話を覗き見していただければ」と、じろうさんもビックリした様子。

長男役の黒羽くんもこの展開に「今年の頭からシーズン1、シーズン2、スピンオフやファンミーティングと次々と広がっていって、いざテレビへ。凄い作品だなと改めて思った」そう。

次男役の鳥越くんも「驚きしかないでしょう。周りの環境が変わり始めて何か変だなとは感じていたんですけど、こんな事になるとは」と地上波進出に驚いた様子。三男役の眞嶋くんは「おやすみ前にちょっとほっこりしていただければ。そして明日の活力をお届けできるよう頑張ります」と元気いっぱい。

立ち上げから関わっていた日テレの大倉寛子プロデューサーは、今までも話題作をたくさん作ってきた人。ちょっとくせのある作品作りが大好きなKプロデューサーの元で長年一緒にやってきただけあって「フツーのドラマ」は決して作らない敏腕女性プロデューサー。『妖怪人間ベム』や『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』他、シンドラ枠の『吾輩の部屋である』や『部活、好きじゃなきゃダメですか?』、現在放送中の『ブラック校則』も担当しているの。

いつもそんなに口数が多い感じではなく、一見「何を考えてるか分からないタイプ」なんだけど、時に唐突にボソッと面白いことを言うのがツボにハマりまくるのよね。だから今回も「また新しいことをやってくれたなぁ」と思って感心していたの。日テレもだけどテレ東はじめ各局、今は深夜ドラマが何より熱いから、業界では注目度がとっても高いしね。微力だけど応援したい気持ちなのよ。

と、ちょっと熱くなってうっかり話してみたものの、前出のスポーツ紙の辛口デスクはやっぱり辛辣。

「じゃ、ドラマは全部、深夜に放送すればいいんじゃないの? 一部の人間が楽しめればいいんだし。YouTubeとのコラボって新しいけどさ、地上波がYouTube頼みって情けない気もする。でもま、予算が少なくても企画がよければそれなりのものが作れるんだし、出演者もこれからもっと広がって人気者が出ていくだろうし。深夜ならではのイキった演出もできるだろうし、ゴールデンタイムのドラマは誰も見ないんだから、もういらないわね」

はぁ、ドラマの作り方として新しい道の一つが見つかったかなぁと思って言ってみたんだけど、なかなか業界内の賛同は得られず難しいものね。確かに前評判がよかったドラマも今のところ軒並み低視聴率だったし、輝く未来は見えないけど、一昔前にはいた"ドラマ大好きっ子"たちはどこへ?

数字的にちょっと寂しい幕開けになっちゃった秋ドラマだけど、まもなくスタートする木村さんの『グランメゾン東京』はとりあえず見てみなくちゃね。裏がラグビー戦だなんて木村さんも大ピンチだけど……さてさて辛口デスクはどんな反応をするかしら? 吉と出るか凶と出るか、ぜーんぜん見当がつかないけど。

当記事はwezzyの提供記事です。

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