さいたま市HPの軽量化が話題に 阿部寛のサイトと比較する声も

しらべぇ

2019/10/16 08:00

(提供:さいたま市広報課)
さいたま市のホームページが軽量化を行ったとして話題になっている。普段は写真など使われている市のホームページがテキストだけに変貌したのだ。

じつは、台風19号に伴ってサイトを軽くしており、その対応にネット上では称賛の声があがっている。

■阿部寛のサイトより軽い?

(画像はさいたま市ホームページのスクリーンショット)
簡易テキスト版(記事上部)と通常の市のホームページを見比べても一目瞭然。イベント写真がトップに使われるなど多くの情報が一度に見られる通常版と異なり、簡易テキスト版は限られた情報に絞っている。

サイトが軽量化されているため、アクセスも素早く必要最低限の情報がすぐにわかる。これがツイッターを中心に「ナイスな解決方法」として評判になった。中には軽いサイトの代表格である俳優の阿部寛の公式サイトと比較するユーザーまで現れた。

通常版が表示されていたときは繋がりにくかったが、簡易版になってからはすぐ見られたとの声もあり、閲覧者にとっては非常にありがたい仕様だったようだ。


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■2日間にわたって簡易テキスト版を表示


しらべぇ編集部は15日、さいたま市広報課の担当者に電話を通じて取材。簡易テキスト版のサイトについて話を聞いた。この状態になっていたのは12日9時から14日17時までと2日間だ。

こうした簡易テキスト版に切り替わる基準などがあるのかを聞くと、「担当者が判断している」とコメント。そして今回の経緯はこうだったという。

「12日の10時に市内に避難所を開設しまして、こちらを市内全域に防災無線で告知しました。そのときに詳しい情報はホームページにありますと誘導をし、アクセス数が増加するので簡易テキスト版に切り替えました」

■3.11の教訓で作られた


好評だった簡易テキスト版については東日本大震災の教訓もあったという。担当者はこう話している。

「3.11のときに全く繋がらなくなってしまった教訓です。この経験をもとに平成25年(2013年)のリニューアルの際に簡易テキスト版も作りました」


いざというときには使えるようにしていたという。このバージョンが作られてから6年が経ったが、実際に使われるのは今回が初めてだ。今後も有事の際は使われることがあるかもしれないという簡易テキスト版のサイト。

担当者は「使われる機会がないほうが良い」とコメントした。

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(文/しらべぇ編集部・大山 雄也

当記事はしらべぇの提供記事です。

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